カメ

ペットで人気の亀を紹介!おすすめの種類や飼育方法、値段、寿命のまとめ

2019年6月17日

小学生の頃、亀をペットとして飼育した経験がある人もいるのではないでしょうか。金魚やメダカに並ぶメジャーな生き物として知られています。

そんな亀ですが、一般的なミドリガメ以外にも外国産のユニークな種類がいたり、ペットとしての奥深さもしっかりとあります。

今回は亀の生態や特徴、人気の種類、値段、寿命など飼育方法について詳しく紹介していきます。

亀ってどんな生き物なの?

亀の飼育

亀は爬虫綱カメ目に分類される爬虫類の仲間です。胴体は硬い甲羅で覆われており、天敵が近づいてきた時は、殻に閉じこもって身を守ります。

生態系はさまざまで、水中に生息する亀、水中と陸地を行き来する亀、陸地だけで生活する亀などがいます。日本では池や川、湖など水の流れがゆっくりな場所で見かけることができます。

見た目の首が長かったり、手足がなくてヒレになっていたり、体がギザギザしていたり、甲羅がぺったんこだったり、いろんな種類がいます。

非常に長生きをする生き物としても有名で、短くても20年、長寿の種類だと100年以上生きることができます。長生きできる理由は新陳代謝がゆっくりとしているので、成長スピードが遅く、老化もゆっくりとしていくからです。

亀の性格

亀の飼育

亀は臆病な性格をしている種類が多く、自分よりも大きな生き物が近づいてくると水の奥深くに逃げてしまったり、逃げられない時は殻にこもります。

しかし、餌を見つけた時や縄張り争いのときには非常に攻撃的で、噛み付こうとして、しつこく相手を追いかけ回します。

飼育を始めたばかりの時は飼い主さんが顔を近づけただけで首を引っ込めたりして、なかなか動いている姿を観察することはできません。

しかし、怖いもの知らずの性格もしており、飼い主さんが安全な存在と認識すると、どうどうと目の前で動き回ったり、餌をくれと催促するようになりますよ。

なれるまで時間がかかりますので、焦らずにゆっくりと向き合っていってあげましょう。

ペットで人気の亀の種類と特徴、値段は?

亀の生態は大きく分けて3種類に分かれます。陸地と水中を行き来する半水棲亀、常に水の中にいる完全水棲亀、陸地だけで生息している陸亀になります。

今回は水中に生息する亀について、ペットとして人気の種類とそれぞれの特徴を紹介をしていきます。リクガメについてはペットで人気のリクガメを紹介!おすすめの種類や飼育方法、値段、寿命のまとめで詳しく紹介しているので、ご参考ください。

紹介する半水棲亀の種類

  • クサガメ
  • ミドリガメ
  • ミシシッピニオイガメ
  • ニホンイシガメ
  • キボシイシガメ
  • スッポン

紹介する完全水棲亀の種類

  • カブトニオイガメ
  • ジーベンロックナガクビガメ
  • マタマタ
  • スッポンモドキ

クサガメ

クサガメ

分布 朝鮮半島、中国
体長 20cm~30cm
寿命 20年
販売価格 1000円
飼育難易度 容易

クサガメは日本に帰化している外来種です。危険を感じると肛門近くの臭線からくさいに匂いを出しますが、飼育下でだすことはほとんどありません。

小さい子供はゼニガメの愛称で親しまれています。

クサガメについてはクサガメ(ゼニガメ)ってどんな亀?その生態と特徴、飼育方法について紹介します!で詳しく紹介していますよ。

ミドリガメ(ミシシッピアカミミガメ)

ミドリガメ

分布 メキシコ
体長 25cm
寿命 30年
販売価格 500円
飼育難易度 容易

正式名称はミシシッピアカミミガメで耳元が赤色になっています。また、甲羅が緑色になることからミドリガメの愛称でも親しまれています。ペットとして飼育されている亀の中ではもっともメジャーで入手も簡単です。

こちらもクサガメと同様に、日本に帰化している外来種です。見た目が似ているので、間違われることが良くあります。耳元の赤色で見分けると簡単ですよ。

ミドリガメについてはミドリガメ(ミシシッピアカミミガメ)とは?生態と特徴、飼育方法を紹介します!越冬や飼育規制についてで詳しく紹介していますよ。

ミシシッピニオイガメ

ミシシッピニオイガメ

分布 北米
体長 12cm
寿命 15年
販売価格 3千円〜5千円
飼育難易度 容易

ミシシッピニオイガメは体が小さくて、甲羅は丸みを帯びているので、小型のかわいい亀として人気を集めています。最低でも45cm水槽、60cm水槽を用意すれば元気に泳ぎ回る姿を観察できますよ。

ニオイガメといって臭腺から強烈な匂いを出しますが、飼育化ではださないので、心配ありません。

ミシシッピニオイガメについては小さくてかわいい亀!ミシシッピニオイガメとは?生態や特徴、飼育方法について紹介します!で詳しく紹介していますよ。

ニホンイシガメ

ニホンイシガメ

分布 日本
体長 15cm~20cm
寿命 20年
販売価格 3,000円~5,000円
飼育難易度 容易

ニホンイシガメは日本の固有種ですが、クサガメやミドリガメなどの外来種におされて準絶滅危惧種になるまで数が減ってきています。日本の固有種が良い!という方から人気があります。

甲羅は石のように固く、明るい茶褐色をしています。

ニホンイシガメについてはニホンイシガメの生態と特徴、飼育方法を紹介!絶滅の危機に追い込まれている原因は?で詳しく紹介していますよ。

キボシイシガメ

キボシイシガメ

分布 北米
体長 13cm
寿命 20年
販売価格 1万5千円~5万円
飼育難易度 普通

キボシイシガメは黒色をベースに黄色のスポット模様が美しく、鑑賞で楽しめる亀です。他の亀に比べても体が小さいので、大きな水槽を用意できない人におすすめです。

子供の頃は高温を維持したり、バランスよく餌を与えないとすぐに調子を崩してしまうので、初心者の方はなるべく大きな個体を購入することをおすすめます。

繁殖が難しいため、販売量が少なく高価です。入手も難しいので、こまめにショップに通いましょう。

キボシイシガメについてはキボシイシガメとは?生態と特徴、飼育方法を紹介します!販売価格や寿命はどのくらい?で詳しく紹介していますよ。

カブトニオイガメ

カブトニオイガメ

分布 北米
体長 15cm
寿命 20年
販売価格 5,000~8,000円
飼育難易度 容易

カブトニオイガメは甲羅がカブトのように山なりにとがっている亀です。鼻先には穴が綺麗に2つならんでおり、とってもかわいいです。外国の一風変わった亀が欲しい!という方におすすめです。

泳ぐのが上手なので、水深を深くすることで、立体的に泳いでいる姿を楽しむことが出来ます。少しなら陸地を歩くことも出来ますよ。

カブトニオイガメについてはカブトニオイガメの生態と飼育方法!必要になる水槽の大きさや水深の深さ、おすすめの餌は何?で詳しく紹介していますよ。

ジーベンロックナガクビガメ

ジーベンロックナガクビガメ

分布 インドネシア、オーストラリア
体長 30cm
寿命 20年
販売価格 1万円
飼育難易度 普通

ジーベンロックナガクビガメは名前の通り、首が長い亀で、甲羅の中に首をしまうことができないので、横におさまる形になります。

完全な水中棲で水槽内を元気に泳ぎ回ります。長い首を使って、小魚やエビなどを追いかけ、素早く噛みつく姿が魅力的です。捕食の様子が好きな方にはたまらない種類ですよ。

ジーベンロックナガクビガメについてはジーベンロックナガクビガメとは?生態と特徴、飼育方法について紹介します!で詳しく紹介していますよ。

マタマタ

マタマタ

分布 南米
体長 40cm
寿命 10年
販売価格 2万円~3万円
飼育難易度 普通

マタマタは平らな体をしているため、石の隙間に上手に隠れることが出来ます。上から見ると茶色で落ち葉のようにギザギザしているので、擬態も上手です。

ヘビクビガメ科の仲間ですので、こちらも首を甲羅にしまうことが出来ず、横におさめる形になります。

肉食性で、小魚に獰猛に食らいつきますが、目はとても小さく黒目でつぶらな瞳がかわいいです。

水中でじっとしていることが多いので、動いている姿を観察することはほとんどなく、捕食や体の形を見て楽しむ亀です。体が大きいので、中級者向けです。

マタマタについてはマタマタってどんな亀?生態と特徴、飼育方法を紹介します!最大の大きさや餌は?で詳しく紹介していますよ。

スッポンモドキ

スッポンモドキ

分布 インドネシア、オーストラリア
体長 45cm
寿命 20年
販売価格 1万5千円
飼育難易度 普通

スッポンモドキはスッポンに似ていますが、甲羅が固かったり、ヒレが発達していたりとスッポンではありません。鼻先は豚のようになっており、器用に地面を掘って餌を捕食します。

完全な水中棲で自由に水中を泳ぎ回るため、横幅は最低でも120cmの水槽が必要です。

スッポンモドキについてはスッポンモドキとは?生態と特徴、飼育方法を紹介!水槽の大きさや値段はどのくらい?で詳しく紹介していますよ。

スッポン

スッポン

分布 日本、東南アジア、アメリカ
体長 25cm
寿命 25年
販売価格 3千円~6千円
飼育難易度 普通

スッポンは攻撃性が強く、一度噛みついたら離さない亀として有名です。他の亀に比べたら取り扱うときに革手袋を使ったり、飼育には注意が必要です。

鼻先は伸びており、甲羅はぷにぷにと柔らかくなっています。

スッポンについてはスッポンの特徴と飼育方法を紹介!おすすめの餌や寿命、水槽のレイアウトは?で詳しく紹介していますよ。

亀の飼育に必要な設備

亀の飼育

亀の飼育に必要なものは以下の5つになります。亀飼育セットや金魚飼育セットなど、すべてのものがまとまっている商品もありますよ。

必要なもの

  • 水槽
  • ろ過フィルター
  • ライト
  • 底砂
  • ヒーター

水槽

亀を飼育するための容器は熱帯魚で使われる水槽を使います。特に甲羅で擦り傷が出来やすいため、傷がつきにくいガラス水槽がおすすめです。

水槽の大きさは水棲亀と半水棲亀に関わらず、横幅で体長の5倍、奥行きで3倍は必要です。甲羅が固い分、狭い環境では動きにくく、水槽は可能な限り大きな物を用意してください。

暖かい時期であれば、屋外で飼育することも可能です。そのときは水槽の蓋に金網を使って、天敵となる鳥や猫の侵入を防ぐようにしてください。半水棲亀であれば、屋外だとホームセンターで販売されているプラ舟を使うことで、広々と飼育することができますよ。

ろ過フィルター

亀はろ過フィルターは必須ではありませんが、たくさんフンをするので、水が汚れやすく、水質を維持するためにも入れておいた方が良いです。

45cm以下の小型水槽には投げ込み式フィルターか外部式フィルターを、60cm以上の水槽だと物理ろ過に優れている上部式フィルターを使います。

どちらにせよ水は汚れてしまうため、週に1回以上は1/3ほどの水換えが必要です。水交換用のホースとバケツを用意しておきましょう。

ライト

亀は頻繁に日光浴をする生き物で、日光浴が出来ずに紫外線が不足すると甲羅の成長がうまくいかず、綺麗に育たなくなってしまいます。

そのため、水中に生息する亀でも紫外線を含んだUVライトは必要です。特に成長期のベビーの頃には欠かすことが出来ません。防水機能がついたUVライトを設置しましょう。

他にも観賞用に熱帯魚用の蛍光灯を入れておくと良いですよ。

底砂

最初は日々の水換えを簡単にするために砂を入れないベアタンク方式で飼育することが多いです。

しかし、何も入れないと見た目にも綺麗ではないですし、砂がないことでストレスを感じる個体も結構います。泳ぐスペースを確保するために流木や石など入れにくい環境だと思うので、出来れば底砂くらいは入れてあげてもいいと思います。

ヒーター

亀は冬眠することが出来ますが、鑑賞するのであれば、ヒーターを入れることをおすすめします。また、室内での水槽を置いていると、温度差が激しくて冬眠が安定しないのでおすすめできません。

空気中のヒーターは必要なく、熱帯魚用の水中ヒーターをいれて水の温度を上げます。だいたい25度くらいに設定しておけば良いですよ。

亀の飼育方法について

亀の飼育

亀は体が丈夫で静かなので、アパートでの一人暮らしや家にいる時間が少なくて、お世話をしずらい環境でも飼育しやすい生き物です。

室内飼育だけではなく、ベランダや庭などで屋外飼育をすることもでき、飼育の幅を広く楽しめます。

飼育の注意点としては、水が汚れやすいので、水換えだけはしっかりとしておけば大丈夫です。

水槽のレイアウト

亀の飼育

亀の飼育で最も大切なのは水深を考えることです。

水中に生息するタイプであれば、呼吸をするために5cmほどあけて水を入れておけば問題ありません。泳ぎながら呼吸をするのは体力を消耗するので、流木や石を組み合わせて直立したときにギリギリ口が水面に届くといいですね。

半水棲亀は泳ぐのが得意ではありませんが、水深を深くしておくことで上下に立体的に泳ぐ姿を観察できるので、なるべく深い方が良いです。具体的には体長の1.5倍ほどの水深があればベストです。

また日光浴や休憩をするために陸地が必須なので、レンガやカメ用の浮島を購入して、安定して乗れる土台を用意しておきましょう。

掃除しやすいように流木や石などはいれないほうことをおすすめします。

販売場所

亀はホームセンターの熱帯魚コーナーや熱帯魚専門店で購入することが出来ます。しかし、魚などに比べると人気がある生き物ではないので、販売量は少なく、販売店を見つけるのは少々苦労します。

4月頃から入荷数が増えてきますので、その頃になったら大型のホームセンターで探してみましょう。

おすすめの餌と給餌方法

メダカ

野生の亀は雑食性でなんでもよく食べます。飼育下でも好き嫌いが少なく、たくさんの餌を食べてくれるので、餌やりのトラブルが少ないです。

ミドリガメやニホンイシガメなどの雑食性が強い亀には亀専用の人口飼料を与え、マタマタやジーベンロックナガクビガメなどの肉食性が強い亀にはメダカや金魚、エビなどの活き餌を与えます。

餌は与えるだけ食べてしまうので、量には注意が必要です。栄養がたくさん必要な子供の頃は毎日食べられるだけ食べさせ、大人になると肥満予防のために2日に1回まで減らします。

亀の餌については亀の飼育に大切な餌について紹介!あげてもいいエサの種類や与え方は?で詳しく紹介しているので、ご参考ください。

亀についてまとめ

亀の飼育

今回はペットとして人気の亀の種類と飼育方法について紹介していきましたが、いかがでしたでしょうか。

亀は小学生の頃に飼育する初心者向けの生き物でありながら、マニア向けの本格的な亀であったり、体色が美しい種類であったりとさまざまな亀がいます。

興味を持たれた方はぜひお気に入りの亀を探して、飼育に挑戦してみてくださいね。

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