半水棲カメ

セマルハコガメの生態と特徴を紹介!天然記念物に登録されているけど飼育していいの?

2019年6月20日

セマルハコガメは沖縄に生息する日本の固有種で天然記念物に登録されています。そのため、本種は飼育できませんが、海外にも生息しているので、そちらの種類であれば飼育を楽しむことが出来ます。

今回はそんなセマルハコガメの生態や特徴、レイアウト、おすすめのエサなど飼育方法について紹介していきます。

セマルハコガメの特徴

セマルハコガメの飼育

セマルハコガメはイシガメ科に分類されるカメの仲間です。

日本や台湾、中国などの東南アジアに分布しており、湿気が多い山や森林地帯に生息しています。陸地と水中の両方で生活していますが、陸地にいる時間の方が長く、泳ぎは苦手です。

名前の通り背中の甲羅はドーム状のように丸みを帯びており、高さがあります。腹部側の甲羅は開閉するようになっており、首を甲羅にしまうと蓋をするように閉まります。

色は黒色をベースにオレンジの斑点模様が入っています。オレンジ色が濃かったり、赤色になっている個体は美個体として高値で取引されています。

昼行性ですが、涼しい環境を好んでおり、気温が上がる夏の昼間は暑くてじっとしていることが多いです。冬は落ち葉の下や土の中で冬眠をすることで、越冬することが出来ますよ。

体の大きさは18cm前後の小型の亀です。寿命は平均して20年近く生きることが出来ますよ。

セマルハコガメは飼育してもいいの?

セマルハコガメには大きく分けて3種類おり、日本の固有種で沖縄に棲息しているヤエヤマセマルハコガメと、外国に生息するチュウゴクセマルハコガメやタイワンセマルハコガメなどになります。

日本のヤエヤマセマルハコガメは乱獲によって生息数が減少しており、天然記念物に登録されています。研究などを目的にした飼育許可が必要ですので、一般家庭で飼育することができません。そのせいで密漁が行われており、さらに数が減少する悪循環に陥っています。

野生種を触ることすら禁止されているので、注意してくださいね。

飼育をしたいときは天然記念物に登録されていない、外国のセマルハコガメを入手すれば良いですよ。

セマルハコガメの飼育方法について

セマルハコガメは他の水亀と同様に体が丈夫なので、比較的簡単に飼育することができます。

ほとんど泳ぐことはなく、陸地がメインの飼育になるので、レイアウトは少しだけ異なります。暖かい時期であれば屋外で飼育することもできますよ。

飼育に必要な物

セマルハコガメは熱帯魚と同じように水槽で飼育することができます。

必要なもの

  • 水槽
  • ろ過フィルター
  • ライト
  • 床材

必要な水槽の大きさは60cm(横幅)×30cm(奥行き)×30cm(高さ)が目安です。元気に動き回る姿を観察したいなら、ワンランク上の60cm水槽を用意してください。

ろ過フィルターはなくても飼育できますが、水が汚れやすいので、メンテナンスを楽にするためにいれておくといいですよ。

日光浴を頻繁にするので、バスキングライトと紫外線を含んだUVライトが必要になります。不足すると甲羅の成長に悪影響があるので、必ず入れてあげましょう。

価格と販売場所

セマルハコガメは8cm前後のベビーが1万5千円~3万円ほどの値段で販売されています。

入荷数が多くはないので、見つけるのに苦労します。多くの亀を取り扱っている爬虫類専門店を探すか、ネットで検索してお店に購入しに行きましょう。

水槽のレイアウト

セマルハコガメは陸地メインと水場メインのどちらでも飼育することができます。

陸地がメインの時は床材を保湿性が高いヤシガラマットやミズゴケにして、タッパに水を張っておきます。

水場がメインの時は、水槽に顔を楽に出せるくらい浅く水を張って、2/3は陸地になるように登りやすい底砂やレンガ石を入れます。たくさん糞をするため、水が汚れやすく、臭いが強くなるので、週に1回は水を半分ほど交換するようにしてください。

屋外で飼育するときは湿度調整が難しいので、トロ舟という大きな容器を使って、水場をメインに作っておきます。

適している温度

セマルハコガメに適している温度は25度~28度です。冬眠することが出来ますが、鑑賞するのであれば、ヒーターを入れてケージを温めてあげてください。

ヒーターはケージ全体を暖める必要があるので、遠赤外線ヒーターで上部から暖めてくださいね。

おすすめのエサと給餌方法

レプトミン

セマルハコガメは動物の死骸や甲殻類、昆虫、植物などなんでも食べる雑食性です。

飼育下では栄養バランスがいい水亀専用のレプトミンなどの人工飼料を主食に与えましょう。これひとつで最後まで飼育することができますよ。

昆虫が大好きなので、拒食をしたときやおやつとして、餌用のミルワームやゴキブリを与えると良いですよ。野菜を食べてくれるので、たまにあげてみてください。

餌の頻度は2日に1回、腹八分を目安に与えてくださいね。

セマルハコガメについてまとめ

今回は背中の甲羅が丸っこくてかわいらしいセマルハコガメについて紹介していきましたが、いかがでしたでしょうか。

日本のヤエヤマセマルハコガメは天然記念物で飼育することができませんが、外国の種類であれば、入荷量が少なくて入手は難しいですが、飼育することができます。

飼育難易度は高くないので、見た目が気に入れば、ぜひ飼育に挑戦してみてくださいね。

甲羅は平べったいですが、黒色の体色に黄色の斑点模様が美しいキボシイシガメという水亀がいます。キボシイシガメとは?生態と特徴、飼育方法を紹介します!販売価格や寿命はどのくらい?で詳しく紹介しているので、よければご参考ください。

関連記事
ペットで人気の亀を紹介!おすすめの種類や飼育方法、値段、寿命のまとめ

小学生の頃、亀をペットとして飼育した経験がある人もいるのではないでしょうか。金魚やメダカに並ぶメジャーな生き物として知られています。 そんな亀ですが、一般的なミドリガメ以外にも外国産のユニークな種類が ...

-半水棲カメ

Copyright© Woriver , 2019 All Rights Reserved Powered by AFFINGER5.