メダカの飼い方

初めてのメダカの飼い方!飼育に必要なもの、繁殖方法について紹介!

2018-03-29

メダカは小さくて可愛く、丈夫で飼いやすい魚です。多くの日本人から愛されており、学校ではみんなで飼育をしたり、おじいちゃんが屋外で世話をしていたり、それぞれの生活に合わせて楽しむことができる魚です。

今回はそんなメダカについて、初心者向けに詳しく飼育方法を紹介していきます。

メダカの特徴

メダカの飼い方

メダカはもともと海に生息しており、そこから淡水である小川や水田に移動してきた魚です。

口は上向きについており、水面に落ちた昆虫や微生物を食べて生活しています。

体が小さく、天敵に襲われないように群れで生活をしています。そこにリーダーはいませんが、先頭を泳ぐメダカが向きを変えると、全員が同じ方向に向いて泳ぎ始めます。仲良く泳いでいる姿はとてもかわいいですね。

安全な環境だとなかなか群れを見ることができませんが、緊張感を与える「何か」を入れると群れで行動しはじめてくれますよ。

寿命の長さ

メダカの寿命は1年~1年半です。大きな水槽で飼育したり、水換えをすることで長生きをさせても2年ほどしか生きることが出来ません。

メダカの寿命で紹介しているので、ご参考ください。

メダカの種類

メダカは日本だけでなくインドやタイ、中国など東南アジアに生息しており、その数は34種類もいます。改良品種のさかんで、メタリックブルーなど色あざやかなメダカもいるんですよ。ここではお店でよく販売されている代表的な日本メダカを紹介しますね。

クロメダカ

クロメダカ

クロメダカは自然の川に生息しているメダカで、体色は黒っぽい灰色や透明に近い色をしています。野生でみかけるメダカは全てこのクロメダカで、オレンジ色のヒメダカは野生にはいません。メダカの原点ともいえる種類なのですが、地味な体色からは想像もつかないですね。

自然の川に生息していることから、メダカのビオトープにぴったりの種類です。

ヒメダカ

ヒメダカ

メダカと言えばヒメダカを思い浮かべるくらい一般的なメダカです。クロメダカの突然変異で、黒色の色素をもっていないため綺麗なオレンジ色の体色をしています。

肉食魚の餌用メダカとして100匹単位で販売されているのも、このヒメダカです。

観賞魚用に改良品種されているメダカなので、野生にはおらず、放流するのはやめておきましょう。

ヒメダカの特徴と飼育方法で紹介しているので、ご参考ください。

シロメダカ

シロメダカ

ヒメダカの次に有名なメダカで、真っ白な体色をしています。綺麗な色合いから人気も高いですが、値段が50円前後とヒメダカよりも少し高くなります。

メダカの飼育に必要なもの

メダカの飼育容器

メダカは小さくて飼いやすい魚なので特別な飼育設備は必要ありません。水をいれる容器さえあれば飼育することができます。ここではよりよい環境でメダカを飼育するために必要なものを紹介します。

飼育容器

メダカの飼育容器

メダカの飼育容器は虫かごや発泡スチロール、熱帯魚用の水槽、金魚鉢などいろいろな物がありますので、好みに合わせて選んでください。

飼育数は飼育容器に入る水量によって決めます。目安は水1リットルに対して1匹です。

飼育容器の種類別の特徴や選び方についてはメダカの水槽の選び方で詳しく紹介しているので、ご参考ください。

ろ過フィルターとエアレーション

ろ過フィルターは酸素を供給したり、水を綺麗にする役割があります。

エアレーションはぶくぶくと言われて、酸素供給だけできます。1つの水槽でたくさんのメダカを飼育するときは水が汚れやすいため、ろ過フィルターが必要です。

ろ過フィルターは次の4つが主流です。見た目を気にしなければ安価で使いやすい投げ込み式フィルターがおすすめです。

チェックポイント

おすすめの水草

アナカリス

水草はメダカの水槽を華やかにするだけではなく、水質悪化を遅くしたり、酸素を供給する役割があります。特にエアレーションなしでメダカを飼育するときは水草が必須です。

しかし、水草の飼育はメダカ以上に難しいものです。

そこで、丈夫で飼育しやすいアナカリスやマツモなどの水中植物、ホテイアオイなどの浮き草、ウィローモスなどの活着系の水草がおすすめです。

屋内飼育なら低日光に強いアナカリス、屋外飼育なら温度上昇を防止できるホテイアオイがいいでしょう。

メダカの水草で詳しく紹介しているので、ご参考ください。

底砂の選び方

メダカの底砂はなんでもよく、敷かなくても問題ありません。

レイアウトにこだわるのであれば、河川をイメージした大磯砂(おおいそすな)を敷いてみましょう。屋外飼育はフィルターを設置できないので、バクテリアが繁殖しやすい園芸用の赤玉土がおすすめです。

石はとがっていないものを

メダカは体が小さいため少しの傷で大きな病気になることがあります。

びっくりしてぶつからないように、石は角が取れた丸いものを選んで組んであげましょう。

流木はしっかりアク抜きしてからいれる

自然で拾ってきた流木はアク抜きがされておらず、そのままいれると水が茶色く濁って水が悪くなってしまいます。また寄生虫の心配もあります。

アクを抜くは水を使うと1〜2ヶ月はかかるため、お湯を使うのがおすすめです。鍋に入れて煮沸するか、発泡スチロールにお湯を入れて蓋をしましょう。

水槽を置く場所

メダカの水槽を置く場所は静かで土台が安定している場所を選びましょう。水槽は重くなるので不安定な場所は危険です。

水槽にはたくさんの水が入っているので、家電製品の近くは避けましょう。また、直射日光があたるとコケが発生する原因になるので避けたほうがいいですね。

メダカの入手方法

メダカ

メダカの入手方法や野生で捕まえてくる方法と購入する方法の2つがあります。

野生で採集する

メダカは池や用水路で捕まえることが出来ます。春になると活発になるので、気温が暖かくなる4月頃から探してみましょう。

お店で購入する

餌用メダカ

メダカはホームセンターや熱帯魚専門店で購入することが出来ます。熱帯魚の販売に力を入れているお店だと、餌用でまとめ売りされているので、川魚をメインに扱っているお店を探すと良いでしょう。

メダカの値段は20円~100円ほどで販売されています。

購入するときは水槽で泳いでいるメダカがみんな元気で、弱っている個体がいないか確認してください。弱っている個体がいると病気のリスクがあるので、避けておいたほうがいいですよ。

メダカの飼育方法

メダカ

飼育に適している水温

メダカに適している水温は18度〜30度です。この水温になる春か夏に飼育を始めると水温調整を気にしなくても良いので、簡単です。

低い水温にも強く、水全体が凍らなければ越冬することができます。冬も鑑賞したい時は水槽用のヒーターを入れて25度前後に設定しておきましょう。

夏や冬の水温対策についてはメダカの水温で紹介しているので、ご参考ください。

餌の種類と与え方

メダカは餌の好き嫌いが少なく、どんな餌でもよく食べてくれます。

100均一などで販売されている餌は栄養価が低いので、ホームセンターできちんとしたメダカ専用の人工飼料を購入しておきましょう。

餌の頻度は1日1回、1〜2分で食べきれる量を与えます。与えすぎると肥満になってしまうので、注意してください。

メダカにおすすめの餌で詳しく紹介しているので、ご参考ください。

ビオトープで屋外飼育する方法

メダカのビオトープ

メダカは屋内飼育よりも、ビオトープで屋外飼育をしたほうが、飼育も繁殖も簡単な生き物です。

ビオトープとは水草やメダカなどの生き物、底砂などそれぞれがそれぞれの役割を果たして、人の手を使わずに生きていける環境のことです。自然に近い環境なので、メダカはより野性味があふれて、元気になってくれます。

メダカのビオトープの作り方で紹介しているので、機会があればぜひ挑戦してください。

おすすめの混泳相手

ミナミヌマエビ

メダカは大人しい性格をしているので、混泳向きの生き物です。

おすすめの混泳相手は同じ日本の生き物であるどじょうミナミヌマエビ、石巻貝などです。特にミナミヌマエビは水槽に生えてくる苔対策として活躍してくれます。

メダカにおすすめの混泳相手で紹介しているので、ご参考ください。

かかりやすい病気と治療方法

メダカは丈夫な魚なので、あまり病気にかかりません。しかし、大きな水温の変化や水質悪化で体力が落ちて病気にかかることがあります。

最もかかりやすい病気が白点病です。白点病は全身が白い点々に覆われる病気で、感染力が強く、あっというまに水槽中の生き物に感染してしまいます。

病気にかかっているメダカを見つけたらすぐに別の水槽に移動させ、水1リットルにたいして5gの塩をいれた水で1週間ほど治療してください。自然と治っていきますよ。

他の病気についてはメダカの病気で詳しく紹介しているので、ご参考ください。

メダカの繁殖方法

メダカの抱卵

メダカの繁殖は初心者でも簡単にすることができます。

水草が入っている水槽にオスとメスを揃えておき、水温が18度を超えると自然と繁殖していきます。オスとメスは背びれの切れ込みがあるほうがオスなので、簡単に見分けられますよ。詳しくはメダカのオスとメスの見分け方で紹介しています。

なかなか産卵しないときは日照不足か水温不足が考えられます。メダカの繁殖方法で紹介しているので、ご参考ください。

稚魚の育て方

メダカの稚魚

メダカの稚魚は親と同じ環境で、同じ餌を与えていれば元気に成長してくれます。しかし、大人と違って体が小さいので、少しの水温変化や餌不足で死ぬことがあります。

あまりに死ぬようでしたら、生存率を上げる方法をメダカの稚魚の育て方で詳しく紹介しているので、ご参考ください。

季節ごとのメダカの様子

メダカ

屋外で飼育をしていると季節の影響は受けるため、野生のメダカがどのように生きているのか紹介していきます。特に餌の与え方には注意が必要です。

春になると泳ぎ始める

水温が10度を超えるとメダカが活動を始めます。餌を求めて水田に移動しはじめます。冬の間は餌を全く食べていないので、急に多くの餌を食べることはできません。最初は少し餌をあげて、温度が上昇するにつれて量を増やしていってくださいね。

夏は一番元気

メダカがもっとも活発になる時期です。繁殖も行われ稚魚もどんどん成長していきます。よく食べるからといって餌のあげすぎには気をつけてくださいね。温度が30度を超えると元気がなくなるので、日陰に移動させてあげてくださいね。

秋になると動く量が減る

水温の低下とともに餌を食べる量が減ってきます。10度近くになるとほとんど餌を食べなくなりますが、自然な状態なので心配しなくても大丈夫です。

冬は水底でじっとしている

メダカは冬になると田んぼに近くにある水路に移動して越冬の準備に入ります。一箇所に数百匹のメダカが集まることもあるんですよ。飼育環境では10度を下回ると餌をあげるのを完全にやめましょう。次に餌をあげるのは春になります。この時期はじっとしていて動かないので心配になりますが、春には元気な姿を見せてくれるので、あまり刺激をしてしまわないように注意してあげてくださいね。

メダカについてまとめ

メダカ

メダカは小学生でも手軽に飼育できる生き物でありながら、繁殖やビオトープなど日本の季節に合わせてがっつりと楽しむことが出来るので、大人にも人気の生き物です。

改良品種も盛んで、値段は高くなりますが、ヒレが長いメダカや丸々したメダカなど見たこともないような珍しいメダカが専門店では販売されています。

とても奥深い生き物ですので、工夫を凝らして、自分なりの楽しみ方をみつけてみてくださいね。

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