カエル

カエルの飼育方法を紹介!ペットとして飼育しやすい種類や飼育の注意点は?

2019年8月24日

カエルはペットショップであまり見かけることはありませんが、海外には体色が美しかったり魅力的な体型をしている種類がおり、熱狂的なファンも少なくない生き物です。

特にとぼけたようなかわいい顔つきや、餌を見つけると飛びついて食べようとする必死さなど魅力的なところはたくさんあります。

今回はそんなカエルのペットとして人気の種類やおすすめの餌、レイアウトなど飼育方法を詳しく紹介していきます。

カエルの生態と特徴

カエルの飼育

カエルは両生網無尾類に分類されている生き物です。

世界には6000種類以上のカエルがおり、水中で生活している種類、木の上で生活している種類、地表で歩き回る種類など様々です。

総じて水辺近くの湿気ている環境を好んでいます。口からは水を飲むことはなく、皮膚から水分を吸収したり、おたまじゃくしの頃は水中での生活が必須だからです。

おたまじゃくしのころは水草から魚の死骸まで何でも食べる雑食性ですが、カエルに変態すると生きている生き物しか食べない肉食性になります。

オスは繁殖期になると、縄張り争いやメスを呼ぶために、喉の下や頬を膨らませて鳴き声を出し始めます。

ペットとして飼育しやすいカエルの種類

それでは、ペットとして飼育しやすく、人気があるカエルの種類について紹介していきます。

体色から飼育スタイルまで非常に様々な種類がいますので、好みの見た目とレイアウトを探していきましょう。

紹介する種類

  • ベルツノガエル
  • クランウェルツノガエル
  • アカメアマガエル
  • イエアメガエル
  • ソバージュネコメガエル
  • バジェットガエル
  • アフリカウシガエル
  • トノサマガエル

ベルツノガエル

ベルツノガエル

生息地 中南米
体長 10cm~14cm
活動域 地表棲
値段 3,000円~5,000円
飼育難易度 容易

ベルツノガエルはペットとして最も人気があるカエルで、大きな体とかわいい顔つきが人気です。

体は丈夫で飼育しやすく、大きな口で餌を豪快に食べる様子を楽しむことが出来ます。土に浅い穴を掘って、獲物が通るのを待つスタイルなので、ほとんど動くことがありません。

ベルツノガエルについてはベルツノガエルの生態や特徴、飼育方法を紹介!値段や販売場所、おすすめの餌は?で詳しく紹介しているので、ご参考ください。

クランウェルツノガエル

クランウェルツノガエル

生息地 南米
体長 8cm~12cm
活動域 地表棲
値段 3,000円~5,000円
飼育難易度 容易

クランウェルツノガエルはベルツノガエルにそっくりなカエルです。

よく見比べてみると、体色が茶色っぽかったり、目の上のツノがとがっていたり、口先がシャープになっています。体も一回り小さいので、もうちょっと小さいツノガエルが・・・という方におすすめです。

クランウェルツノガエルについてはクランウェルツノガエルの種類と飼育方法を紹介!寿命や値段の相場はどのくらい?で詳しく紹介しているので、ご参考ください。

アカメアマガエル

アカメアマガエル

生息地 中南米
体長 5cm~7cm
活動域 樹上棲
値段 8,000円~15,000円
飼育難易度 普通

アカメアマガエルは目が赤色で、腹部には青色と黄色の模様がある大変美しいカエルです。

派手な外国産のカエルを求めている方におすすめです。

アカメアマガエルについてはアカメアマガエルの生態と特徴、飼育方法について紹介します!値段や餌、寿命はどのくらい?で詳しく紹介しているので、ご参考ください。

イエアメガエル

イエアメガエル

生息地 ニューギニア、オーストラリア
体長 7cm~11cm
活動域 樹上棲
値段 3,000円
飼育難易度 容易

イエアメガエルは成長するにつれて脂肪をためた皮膚が垂れ下がって、妖怪のような雰囲気をだしはじめるカエルです。

キモカワイイと言われることもあり、マニア向けと言えるでしょう。

イエアメガエルについてはイエアメガエルの生態や特徴、飼育方法を紹介!おすすめの餌や寿命、販売場所は?で詳しく紹介しているので、ご参考ください。

ソバージュネコメガエル

ソバージュネコメガエル

生息地 南米
体長 6cm~8cm
活動域 樹上棲
値段 1万円~3万円
飼育難易度 普通

ソバージュネコメガエルは名前の通り、猫のように鋭い目つきをしているカエルです。

皮膚からは依存性がある薬物を分泌しているため、素手で触らないようにしてください。

ソバージュネコメガルについては毒をもつ?ソバージュネコメガエルの生態と飼育方法を紹介!入荷時期や価格、寿命はどのくらい?で詳しく紹介しているので、ご参考ください

バジェットガエル

バジェットガエル

生息地 南米
体長 12cm
活動域 水中棲
値段 5,000円~7,000円
飼育難易度 容易

バジェットガエルは小型のケージと水があれば飼育できるので、初心者にも非常に飼育しやすい種類です。

なつくことはなく、攻撃的な性格をしており、怒ったときはお腹を膨らませて「ギエエエエエエエ」という鳴き声とともに噛みついてきます。その激しい姿に愛着を持つ方も少なくありません。

バジェットガエルについてはバジェットガエルの飼育方法を紹介!怒る理由や鳴き声、飼育に必要なものは?で詳しく紹介しているので、ご参考ください。

アフリカウシガエル

アフリカウシガエル

生息地 アフリカ
体長 14cm~20cm
活動域 地表棲
値段 5,000円~7,000円
飼育難易度 容易

アフリカウシガエルは日本の帰化しているウシガエルとは別の種類です。食欲旺盛でどんな餌にもバクッと食らいつく豪快な食いっぷりが人気です。

アフリカウシガエルについてはアフリカウシガエルの生態と飼育方法を紹介!性格や鳴き声、ペットで飼育するときの環境は?で詳しく紹介しているので、ご参考ください。

トノサマガエル

トノサマガエル

生息地 日本、朝鮮半島、ロシア
体長 5cm~10cm
活動域 地表棲
値段 500円~1,000円
飼育難易度 容易

トノサマガエルは日本の田んぼでもよく見かけるカエルです。

ジャンプ力があり、泳ぐのも上手で運動量が多いため、飼育には大きな水槽が必要になってきます。

手軽に入手できますが、餌は活きた昆虫を与えなければならないので、飼育は気軽にはできません。

トノサマガエルについてはトノサマガエルの生態と飼育方法を紹介!捕まえ方や鳴き声は?で詳しく紹介しているので、ご参考ください。

活動域別のカエルの飼育に必要なものと環境

カエルの飼育環境は活動域に合わせて変えなければいけません。

3タイプありますので、それぞれ紹介していきます。

紹介する飼育タイプ

  • 水中棲カエルの飼育
  • 樹上棲カエルの飼育
  • 地表棲カエルの飼育

水中棲カエルの飼育

水中に生息しているカエルは熱帯魚の飼育で使うガラス水槽を使います。

横幅で体長の3倍ほどの大きさを用意して、外部式フィルターか上部式フィルターで酸素供給とろ過をします。

床材はあってもなくても飼育に支障はありません。水槽の蓋をしっかりとしておき、飛び出さないようにしておきます。

必要なもの

  • 水槽
  • ろ過フィルター
  • 水槽の蓋
  • 水中用ヒーター

樹上棲カエルの飼育

カエルの飼育

樹上棲のカエルは木の上に登っていることが多いので、高さのある爬虫類用ケージを使います。

ケージの高さはだいたいのカエルで45cmもあれば十分です。

止まり木として、しっかりと固定した枝を用意しておきます。日陰を好んでいるため、葉の大きな観葉植物をいれておくと喜んでくれますよ。

床材にはヤシガラマットや腐葉土など保湿性が高いものを敷いておきましょう。

水の吸収は皮膚から行うので、全身が浸かる大きさの水容器を準備しておきましょう。

必要なもの

  • 爬虫類用ケージ
  • 止まり木
  • 水容器
  • 床材
  • 側面に貼り付ける爬虫類用ヒーター

地表棲カエルの飼育

カエルの飼育

地表棲カエルの飼育では水槽と爬虫類用ケージ、プラケースなど好みに合わせて使うことが出来ます。

ケージの横幅の大きさは、ツノガエルなどほとんど動かない種類だと体長の2倍、トノサマガエルなど動き回る種類だと4倍は必要です。

床材には保湿性が高い腐葉土やヤシガラマット、水苔を敷いておきましょう。隠れ家になるシェルターや落ち葉を入れておくと、落ち着いてくれますよ。

水の吸収は皮膚から行うので、全身が浸かる大きさの水容器を準備しておきましょう。

必要なもの

  • 爬虫類用ケージ、水槽、プラケース
  • シェルター
  • 水容器
  • 床材
  • ケージ下に敷く爬虫類用ヒーター

カエルの飼育に必要な日々のお世話

カエルの飼育

カエルの飼育はケージやレイアウトなどの環境を整えたら、あとは日々のお世話として次の3つをしておけば大丈夫です。

湿度や好物となる餌は個体によって変わってくるので、飼育しているカエルの様子を見ながら調整していくことが大切です。

紹介する日々のお世話

  • 餌やり
  • 温度と湿度管理
  • 水換え

餌やり

コオロギ

カエルは肉食性でバッタやガ、クモなど口に入る大きさの生き物であればなんでも食べようとするほど、食欲旺盛です。

飼育下では爬虫類専門店で販売されている、コオロギやデュビア(ゴキブリ)などの生きた昆虫が主食になります。

種類によってはカエル用の人口餌を食べてくれますが、動いている物しか食べようとしないので、先が丸いピンセットで餌をつかんで目の前で揺すります。

ゴキブリなどでも床材との誤飲を避けるために、ピンセットでつかんで与えるのが一般的です。

餌の量はカエルの頭部の2倍が目安になります。

カエルの餌についてはペットで飼育するカエルにおすすめの餌を紹介!エサの種類や与え方は?で詳しく紹介しているので、ご参考ください。

温度と湿度管理

多くのカエルに適している温度は22度~28度です。

冬には温度をあげるためのヒーターが必須となります。夏は30度を超える日が続くようでしたら、冷房をつけて温度を下げるようにしてください。

湿度調整のために床材が乾燥してきたら、霧吹きをするということを習慣にしておきます。目安として1日2回、朝と夜に霧吹きするようにしてください。

ケージ内の蒸れには弱いので、風通しが良い環境を用意しつつ、湿度を維持することが大切です。

水換え

カエルは体の皮膚から水を吸収します。その水を水換えせずに水質悪化していても、そのまま吸収してしまうため、体を壊してしまいます。

水浴びするための水は毎日交換する必要があるので、カルキを抜いた水道水を用意しておき、新鮮な状態を維持してください。水中で生息するカエルだと週に1回は1/3ほど水を交換してください。

カルキについてはカルキ抜きとは?水槽飼育に必要な水道水のカルキ(塩素)抜きの方法を紹介!かかる時間は?で詳しく紹介しているので、ご参考ください。

カエルの飼育方法についてまとめ

カエルの飼育

今回はカエルの飼育方法について紹介していきましたが、いかがでしたでしょうか。

カエルの飼育には生きた昆虫が必要なことであったり、湿度管理の手間さのイメージから敬遠されがちです。

しかし、飼育しやすい種類もたくさんいたり、見た目や動きがとってもかわいくて、ペットとして十分に楽しむことが出来る生き物です。

興味を持たれた方はぜひ飼育に挑戦してみてくださいね。

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