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小さくてかわいい亀!ミシシッピニオイガメとは?生態や特徴、飼育方法について紹介します!

2019年4月4日

ミシシッピニオイガメは小さい亀で、亀特有のこんなにも大きくなる?と思うこともなく、初心者でもそのかわいさを全力で楽しむことができる亀です。

今回はそんなミシシッピニオイガメの生態や特徴、水槽の臭い、性格、混泳相性、水換え、紫外線ライトなど飼育方法について紹介していきます。

ミシシッピニオイガメとは?

ミシシッピニオイガメの飼育

ミシシッピニオイガメはドロガメ科ニオイガメ属に分類される亀です。

ニオイガメというは危険を感じると腹部にある臭腺から強い匂いをだす亀の仲間で、北米のミシシッピ川に生息していることから名付けられました。日本に帰化しているミシシッピアカミミガメとは同じ生息地で見た目もそっくりですが、アカミミガメには臭腺がなく、ミミの近くが赤くなっているため、簡単に見分けることができます。

基本的には甲羅は黒褐色で模様がありませんが、個体差が激しく、はっきりと模様がある個体もいます。甲羅は綺麗なドーム状で丸みを帯びています。頭部も黒褐色をベースに薄い黄色の模様がランダムに入っています。

ミシシッピアカミミガメについてはミドリガメ(ミシシッピアカミミガメ)とは?生態と特徴、飼育方法を紹介します!越冬や飼育規制についてで詳しく紹介しているでのご参考ください。

寿命

ミシシッピニオイガメの寿命は平均で15年、最長だと25年は生きることができます。かなり長寿ですが、日本の生き物ではないので、絶対に放流はしないでください。

ミシシッピニオイガメの生態と習性

ミシシッピニオイガメの飼育

ミシシッピニオイガメは完全に水中に生息するカメなので、陸地に上がることはなく、泳ぎが得意で手の水かきが発達しています。水深が60cm以下の浅くて、水流が穏やかで少し暗がりの河川を好んで生息しています。

夜行性のカメで、昼間は水中の泥や落ち葉の中に隠れており、夜になると泳ぎ始めます。肉食性が強く、寝静まった小魚やエビなどの甲殻類、タニシなどの貝類を捕食します。

体が小さいので天敵が多く、カラスなどの鳥類からイタチなどの哺乳類、ヘビなど様々です。

冬眠の方法

ミシシッピニオイガメは変温動物のため、水温が15度を下回ると冬眠の準備を行います。冬眠は水の流れが穏やかな落ち葉や泥の中で行い、一旦仮死状態になるので、まったく動きません。そして再び水温が15度を超える春頃になると冬眠から目覚めます。

飼育下での冬眠は難しいため、ヒーターで温度調節しておきましょう。

脱皮

ミシシッピニオイガメも他の爬虫類と同様に体が大きくなったら脱皮を行います。ヘビのようにスルっと古い皮膚を脱ぎ捨てるのではなく、ぺりぺりと小さな塊で剥がれていきます。だいたい2ヶ月に1回のペースで脱皮しますよ。

ミシシッピニオイガメの魅力

ミシシッピニオイガメの飼育

ミシシッピニオイガメは水棲の亀の中で人気が高く、その最たる理由は体が小さいことです。観賞用の亀はだいたい25cm前後になる個体が多い中、ミシシッピニオイガメは最大でも12cmにしかならないので、水槽も大きくなく、飼育のハードルが下がります。人の手のひらにすっぽりおさまるのもかわいいポイントです。

次に人気の理由が温和な性格で人になついてくれることです。なんども餌をあげて慣れ始めたら、飼育者の顔を見つけると餌のクレクレダンスを踊るようになりますよ。

また、水中内の酸素を取るために大きく口をあげるのですが、その仕草があくびにみえたりと、とてもキュートな一面も見せてくれますよ。

ミシシッピニオイガメの飼育に必要なケージと器具

水槽

ミシシッピニオイガメは熱帯魚の水槽と同じ環境で飼育することができます。初期費用では4万円ほどみておくといいですよ。

水槽

水槽は透明度が高く、傷がつきにくい熱帯魚用のガラス水槽がおすすめです。

かなり泳ぎ回るため、水槽の横幅は体長の5倍以上、奥行きは3倍以上と広めのものが必要です。体長が12cmのミシシッピニオイガメだと60cm(横幅)×36cm(奥行き)が目安で、水深は30cmあれば十分です。

脱走をしないように隙間なく蓋をしておいてください。また力が強いのでしっかりと固定するのを忘れないでくださいね。

ライト

ミシシッピニオイガメは体を温めるためのバスキングライトと甲羅を育てるために紫外線ライトが必要です。水槽の上部に設置するタイプのライトがあるのでそれを使いましょう。

甲羅の成長がほとんどない大人は紫外線なしだと元気が少し無くなるくらいですが、子供の成長には必須で不足すると甲羅の形がおかしくなったりします。

亀のライトについては亀の飼育にライトは必要?紫外線ライトやバスキングライトの役割とおすすめ商品を紹介!で詳しく紹介しているので、ご参考ください。

フィルター

ミシシッピニオイガメは肺呼吸を行うため、酸素供給という意味でエアレーションは必要ありませんが、フンの量が多いので、ろ過するためにフィルターを設置することをおすすめします。

60cm水槽であればろ過エリアの掃除が簡単な上部式フィルター、お金に余裕がある時はろ過能力が高い外部式フィルターがおすすめです。強い水流は苦手なので、ガラス面に向けるなど、弱めるための工夫をしてください。

レイアウトの方法

ミシシッピニオイガメは完全に水中で生活するカメなので陸地は必要ありません。それでも空気呼吸のために水面に顔を出すので、前足をひっかけるための浮島をおいてあげると使ってくれます。

流木や石組など入り組んだレイアウトにするとひっかかって溺れることがあるので、なるべくシンプルなものにしてください。水草は食べてしまうので、入れないでおきましょう。

水換えや清掃がしやすいように、底砂や流木など何も入れないベアタンク方式での飼育が人気です。どうしても味気ないと思う時は、誤食しないように粒の大きい砂利だけをいれることがあります。

ミシシッピニオイガメの飼育方法について

ミシシッピニオイガメの飼育

ミシシッピニオイガメはとても丈夫な亀なので、飼育は簡単です。飼育の注意点としては、子供の時はしっかりと欠かさずに餌を与えて、成長させることが大切です。

値段と販売場所

ミシシッピニオイガメの値段は3cmほどの子供が3,000円〜5,000円で販売されています。この大きさだと指先にも乗るくらいです。

爬虫類は対面販売が義務付けられているのでネット通販で購入することはできません。販売量は多くないため、入荷量が多くなる秋から冬にかけて爬虫類専門店をまわってみましょう。

輸入状態によってはすでに弱っていることもあり、元気に泳ぎ回っている個体を選んでくださいね。

水換えと掃除

ホース

ミシシッピニオイガメは大量のフンで水を汚すので、水質維持のための水換えは必須です。臭い対策にも効果的ですよ。

水換えの前日にバケツに水を張って1日天日干ししてカルキを抜いてください。最初にガラスの苔をスポンジで落とし、ホースを使って、水底に溜まったフンと水中にまっているコケを吸い出します。その後にカルキを抜いた水を30分かけてゆっくりと水槽にいれていきます。

毎週1回は1/3ほど水を交換してくださいね。

水換えと同時に甲羅に付着したコケを指の腹で優しくこすり落としてくださいね。放置しているとこびりついてなかなか取れなくなってしまいます。

適している水温と水質

ミシシッピニオイガメに適している水温は23度〜30度です。低水温に弱いので、冬は火傷防止カバー付きのヒーターを導入してください。

おすすめの餌と給餌方法

ミシシッピニオイガメの餌は栄養バランスが整っているカメ専用の人工飼料がおすすめです。乾燥エビも食べてくれますが、栄養の偏りがあるので、やはり人工飼料は餌付けしておいて欲しいです。

肉食性が強い個体はなかなか人工飼料を食べてくれないので、熱帯魚専門店で販売されている餌用のメダカやエビ、コオロギを用意する必要があります。他にもレバーや牛ハツなど脂肪分が少ない餌も使えます。子供には冷凍赤虫を与えましょう。

体が7cmを超えるまでは骨格を作る大切な時期なので、毎日食べられるだけ餌をあげてください。7cmを超えてきたら餌は3日に1回にして肥満にならないように制限していきます。大人の個体であれば断食に強く1週間程度の旅行であれば餌無しでも大丈夫です。

混泳について

アカハライモリ

ミシシッピニオイガメは肉食性が強いので、小型の熱帯魚や弱った生き物はすぐに食べられてしまいます。プレコやアカハライモリなど同じサイズの生き物であれば混泳できますが、水質悪化が早いので、弱って食べられるケースが多いです。

混泳におすすめなのは同種か同じ亀であるカブトニオイガメなどになります。

かかりやすい病気と治療方法

ミシシッピニオイガメは皮膚に膿がたまり、めくれたり赤く炎症する皮膚炎にかかることがあります。水質の悪化が原因で水換えをしていないと高確率で発症します。

治療するためにはカメを日光浴させて甲羅を乾燥させてください。同時にすぐに全ての水を捨てて完全に交換します。週に2回甲羅の乾燥と全換水を行うことで、2週間ほどで良くなってきますよ。

ミシシッピニオイガメについてまとめ

ミシシッピニオイガメはとても小さい亀で、気軽に飼育できるペットとして人気を集めてきました。

飼育についてはフン量が多いため、水質の悪化に注意しておけば問題なく、水換えの手間だけはおしまないようにしてください。あとは広い水槽を準備して、元気に水中を泳ぎ回っている姿を見て、癒されてくださいね。

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