リクガメ

甲羅が平らな、パンケーキリクガメとは?生態と特徴、飼育方法を紹介!販売場所や値段はどのくらい?

2019年6月9日

パンケーキリクガメは平らな甲羅と、あまり大きくならないこと、リクガメに珍しく素早く動き回れることからペットとして人気があります。

今回はそんなパンケーキリクガメの生態や特徴、入荷時期、販売場所、飼育環境など飼育方法について詳しく紹介していきます。

パンケーキリクガメとは?

パンケーキリクガメの飼育

カメ目リクガメ科に分類されるリクガメの仲間です。

アフリカにあるケニアやタンザニアなどの草原地帯や岩場に生息しており、高温を好んでいます。

最大の特徴は、名前の通りパンケーキのような平らな甲羅をしています。岩場の隙間にも入り込めるように、甲羅は腹甲と背甲の両方とも柔らかくなっています。

昼行性で、土の中で巣穴を掘ることで夜は休憩しています。性格は臆病で、天敵に襲われそうになったら、素早く隠れ家となる巣穴の中に逃げ込み、甲羅を膨らませることで抜けないようにすることができます。

リクガメには珍しく、立体移動が得意で、石の上にも上手に登ることができます。脱走が得意なので、しっかりとケージの蓋をしておきましょう。

ペットとして人気が出てきたタイミングで乱獲が進み、今では絶滅危惧種として、CITES2(サイテス)に登録されています。飼育できないことはありませんが、現地からの出荷はかなり規制されており、値段は高く、入手するのは困難です。

体の大きさ

パンケーキリクガメの体の大きさは16cm~18cmとリクガメの中では小型種になります。

寿命

パンケーキリクガメの寿命は平均して20年です。上手に育てると30年は生きてくれるようになります。

パンケーキリクガメの飼育に必要なケージと器具

パンケーキリクガメの飼育

パンケーキリクガメは他のリクガメと比べても体が小さいので、ケージが一回り小さく、費用を抑えることができます。初期費用では4万円ほどあれば十分ですよ。

ケージ

パンケーキリクガメのケージは横幅で体長の5倍、奥行きで3倍は必要です。最終的には体長が18cmまで成長しますので、90cm(横幅)×60cm(奥行き)のケージが目安です。

爬虫類専用ケージで有名なグラステラリウムだと9045で奥行きが48cmほどですが、こちらでも飼育することができます。

立体移動を楽しむために石を入れるときは横幅で120cmは用意してください。

ライト

パンケーキリクガメは頻繁に日光浴をするため、強い光量を持ったバスキング用の照明と紫外線を含んだUVライトの2つが必要です。

バスキングスポットは体を温めるために必要で、40度近くの高温地帯を部分的に作ります。朝起きて体が冷めているときや、食後の消化促進のために暖まりにきます。温度が上がらないときは照射先に石を積み上げるなどして、ライトとの距離を近づけましょう。

紫外線は体の成長に必要なビタミンを生成するために必要となります。これが不足するとカルシウム不足によってクル病など足腰の病気にかかってしまいます。

パンケーキリクガメのライトについは爬虫類の飼育で重要なバスキングライトと紫外線ライトを紹介!爬虫類別のおすすめ商品は?で詳しく紹介しているので、ご参考ください。

床材

ユカザイ

パンケーキリクガメの床材には吸水性が高いウッドチップやヤシガラマット、乾燥砂粒を使います。湿度管理が楽になりますよ。滑って歩きにくいようでしたら、床材の量を増やすなどしてください。

フンや尿をしたらこまめに交換し、半年に1回は臭い予防やダニの発生を防ぐために、すべて交換します。

新聞紙などでも代用できますが、滑りやすいので、様子を見ながら導入しましょう。放置していると足腰が悪くなってしまいますよ。

水容器

パンケーキリクガメは水浴びをすることはほとんどないため、飲み水としての小型の水容器が必要になります。

飲みやすいように、フチが小さくて重みがある物を選んでください。毎日交換をして、新鮮な状態を保ってくださいね。

パンケーキリクガメの値段と販売場所

パンケーキリクガメの飼育

パンケーキリクガメの値段は1万5千円~4万円で販売されています。

4月のシーズンになると海外で養殖されたCB個体が入荷されてくるので、そのときになったら爬虫類専門店を探してみましょう。珍しいリクガメなので、ホームセンターで販売されることはほとんどありません。

リクガメなどの爬虫類は動物保護法で対面販売が義務づけられているため、ネット通販で購入することはできません。

リクガメは線虫に寄生されていることがあり、悪化すると下痢などの病気を引き起こします。多頭飼いしているときは他の子にも感染してしまうので、新しい飼育環境に慣れてきたら、動物病院で確認しておきましょう。虫がいると駆虫のために専用の飲み薬をもらえますよ。

パンケーキリクガメの飼育方法について

パンケーキリクガメの飼育

パンケーキリクガメは体が丈夫なので、飼育しやすく、初心者向けのリクガメです。唯一のデメリットとしては求めている温度が高いので、部屋も暑くなってしまうことでしょうか。

適している温度

ヒーター

パンケーキリクガメの飼育で最も大切なのが温度の維持です。温湿度計を入れて毎日数字を確認しましょう。

適している温度は28度~32度と高温なので、下回らないように注意してください。

夏でも28度以下になることはありますので、年中ヒーターをいれておくことをおすすめします。「暖突」などの遠赤外線ヒーターをつかって上部からケージ全体を暖めます。

部屋の床は寒いので、夏以外は外での散歩はさせないようにしてください。

適している湿度

パンケーキリクガメに適している湿度は50%~60%です。

必要に応じて霧吹きをすることで湿度を保ちます。このときに床材にヤシガラマットを使っていると、湿度を保ちやすくて楽ですよ。冬は乾燥しやすいので、毎日2回、朝と夜に霧吹きしてくださいね。

おすすめの餌と給餌方法

コマツナ

パンケーキリクガメは草食性で、餌はスーパーで販売されているチンゲンサイ、ニンジン、コマツナ、ピーマン、ベビーリーフ、カボチャなどの旬の野菜をバランス良く与えます。

農薬がついていることがあるので、よく水洗いしてから与えます。

基本的には野菜のみで問題ありませんが、他にもおやつとして人工餌であるリクガメフードなどを食べさせることで、栄養バランスの強化にもつながります。

餌の頻度は毎日2回、朝と夜に食べられるだけ与えます。毎日同じ量を与えて、食べる量が減っていないか確認できるようにしておきましょう。

かかりやすい病気と治療方法

パンケーキリクガメがかかりやすい病気について紹介していきます。

●クル病
紫外線量が不足したことでカルシウムの吸収が足りず、骨に支障がでてくる病気です。甲羅の形が不自然にでこぼこしたり、足をまっすぐにして立つことができません。

初期症状であれば餌に爬虫類専用のカルシウム剤をまぶして紫外線ライトをしっかりと当てることで完治できます。重度になると治療することはできません。

●肺炎
肺炎は肺の中で細菌が繁殖することで発症します。鼻水だしたり、くしゃみをしたり、口を開けて呼吸をするなど、苦しそうに呼吸をすることが増えます。すぐに動物病院に連れて行きましょう。

●拒食
新しい環境になじめなかったり、温度が低かったりしたときは拒食といて餌を食べないことがあります。それぞれ環境をチェックしつつ、なにか食べる餌が無いか、いろいろと試していきましょう。

パンケーキリクガメについてまとめ

パンケーキリクガメの飼育

今回は甲羅の形が珍しい、パンケーキリクガメの生態と特徴、飼育方法について紹介していきましたが、いかがでしたでしょうか。

リクガメは温度が高い特殊な環境が必要にはなりますが、初期費用を気にしなければ、全体的に飼育が簡単で、飼育しやすい生き物です。餌ももりもり食べてくれる姿がとてもかわいいですね。

興味を持たれた方はぜひ飼育に挑戦してみてくださいね!

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