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おすすめの外掛けフィルター|水位や水流を弱めるには?

2019-11-04

外掛けフィルターは熱帯魚の飼育では定番のろ過フィルターで、適度な水流を発生させたり、エアレーションを出したり、ゴミを除去したりと、小型水槽で十分なろ過力を発揮してくれます。

今回はおすすめの外掛けフィルターやメリット、デメリットなどの特徴について紹介していきます。

外掛けフィルターとは?

外掛けフィルター

外掛けフィルターとは水槽のフチに掛けて使用するフィルターのことです。吸い込み口から水槽の水を吸い上げて、内部にある物理ろ過フィルターを通し、水を吐き出します。

専用のろ過フィルターをいれるだけのシンプルな構造でありながら、それなりにろ過力があるため、主に45cm以下の水槽をメインに使用されます。このサイズの水槽はとてもメジャーで、静音タイプ、スリムタイプなど、インテリアとして活用していく上で必要な機能が備え付けられています。

外掛けフィルターのメリット

レイアウトの邪魔をしない

外掛けフィルターは水槽のフチに掛けるフィルターなので、水槽内部には縦に細く伸びた吸い込み口しか見えません。上手にレイアウトすれば完全に隠すことも出来ます。

適度に水流を発生させる

外掛けフィルターは水槽内全体を循環させられるほどの、十分な水流を発生させることができます

水槽に対して大きな外掛けフィルターを選ぶと水流が強くなりすぎるので気を付けてください。水流を弱めたいときは、水の吐き出し口にスポンジを挟み込んで調整しましょう。

十分なエアレーション

外掛けフィルターはな十分なエアレーションを供給してくれます。濾過槽で空気を巻き込みながら循環させるので、多くの酸素を含んでくれます。

過密飼育をしているときには酸素量が不足してしまうので、投げ込み式フィルターなどサブでエアレーションを追加することを検討してください。

掃除が簡単

外掛けフィルターは手をほとんど濡らすことなく、ろ材フィルターの汚れ具合をチェックすることが出来ます。

ろ材フィルターには水草の葉などのゴミがたまるので、掃除の頻度は2週間に1回ほど行います。

ろ材フィルターには魚のフンや餌の食べ残しなどの有害物質を分解してくれるバクテリアが住み着いています。殺さないように水道水ではなく飼育水で優しく洗い流しましょう。

電源を入れたままろ材フィルターを抜くと、フィルターにたまったゴミが水槽内に勢いよく飛び出すため、電源を切って、外掛け式フィルターにたまった水は全て捨てるようにしてください。

外掛けフィルターのデメリット

音がうるさい

外掛けフィルターは水が上からでてくるので、水面に落ちる音が結構大きいです。また、水面に発生した泡がはじけて水槽の周りを濡らすことがあります。

水位が下がらないように注意しておきましょう。

夜になると「ボォー」という電動音も気になりますが、フィルターの宿命ともいえますので、気になるようなら寝室から遠ざけることも検討しておきましょう。

水位が必要

外掛けフィルターはある程度の水位がなければ水を吸い上げることはできません。製品にもよりますが、最低でも水槽の高さの半分くらいは必要です

ミズガメなどを水位を低くして飼育するときは、動作が安定しないのでおすすめできません。

ろ材が増やしにくい

外掛けフィルターはろ材をいれるスペースが狭いので、ろ過力を高めたいときのカスタマイズ性はそこまで高くありません。

60cm水槽用の大型の外掛けフィルターもありますが、60cm水槽では熱帯魚の飼育数は多く、ろ過力が不足しがちなので、より多くのろ材をいれることができる上部式フィルターをおすすめします。

おすすめの上部フィルターで紹介しているので、ご参考ください。

水草の育成に適していない

外掛けフィルターは水と空気が接する面が広いため、水槽内のCO2(二酸化炭素)が空気中に排出されやすいです。二酸化炭素が必要な水草を飼育するときには適していません。

おすすめの外掛けフィルター

金魚・メダカの静かな 外掛けフィルター

安価に販売されている外掛けフィルターで30cm以下の小型水槽で使用出来ます。

ろ過力は高くないので、飼育数は少なめにして、メダカや金魚などの丈夫な魚での使用をおすすめします。

オートワンタッチ 外掛けフィルター

アクアリウム用品で有名なテトラ社が出しているフィルターで、安価でありながら十分なろ過力があるため、外掛けフィルターの定番品です。

交換用のろ材フィルターも安価に販売されているので、熱帯魚飼育で外掛けフィルターを探している方はオートワンタッチフィルターを選んでおけば間違いありません。


簡単ラクラクパワーフィルター 外掛け

濾過槽が広いため、ろ材を追加で入れることで、ろ過力を上げることが出来ます。しかし、濾過槽の奥行きがあるので、水槽を置く場所の奥行きには注意してください。


スリム 外掛けフィルター

奥行きが通常の外掛けフィルターと比較すると2/3ほどスリムになった外掛けフィルターです。その分横幅を広げることで、ゴミを取るろ過フィルターの面積を広げています。

水槽が前面に出てくるのはいやだ・・という方におすすめです。


プロフィットフィルター

バクテリアが繁殖しやすいリングろ材をいれるためのろ材BOXがついています。吸い上げた水は、確実にろ材リングを通過するため、他の外掛けフィルターにはない高いろ過力を発揮してくれます。

45cm水槽で飼育数が多いときは、この外掛けフィルターを使うと良いですよ。



外掛けフィルターについてまとめ

ネオンテトラ

今回は外掛けフィルターについて紹介していきましたが、いかがでしたでしょうか。

ネオンテトラやコリドラスなどの一般的な小型熱帯魚を飼育する人のほとんどが、一度はこの外掛けフィルターを使うことになると思います。

ろ過力について記載させてもらいましたが、過密飼育しなければ問題ありませんので、最初はそこまで気にせずに水槽を置く場所のインテリアに合わせて選べば良いと思います。

飼育になれてきたら、ろ材リングなど、バクテリアを増やしていくためのろ材を増やしていくのを考えるのは楽しいですよ。

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  • この記事を書いた人

高木 浩二

ペットの中でも熱帯魚が一番好きで、飼育履歴は10年以上あり、ペットショップでアルバイトをしていました。今は多くの書籍やショップ店員との交流で最新情報をアップデートしています。あいまいな情報をなくして、はっきりと最後まで責任を持って飼育ができるのかどうかイメージを湧いてもらえるようにしていきます。正しい情報の掲載に努めてまいりますので、よろしくお願いいたします。

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