金魚の種類

スイホウガンの水泡はなぜあるの?生態や特徴、飼育方法を紹介します!

2019年7月8日

スイホウガン(水泡眼)といえば、目の下にある特徴的な水泡がかわいい金魚ですが、繊細で破れやすく、取り扱いには注意が必要です。

今回はそんなスイホウガンの生態や特徴、寿命、餌など飼育方法について詳しく紹介していきます。

スイホウガン(水泡眼)の生態と特徴

スイホウガンの飼育

スイホウガンは中国で品種改良された金魚の仲間です。

眼球は上向きについており、大きな水泡を目の下に2つぶら下げています。この袋の中はリンパ液で満たされています。突然変異で水泡をもった金魚が出現し、この奇形とも言える奇妙な姿に関心を持った方が、定着させるためになんども繁殖を繰り返した、完全に観賞用の金魚です。一度つぶれたら元に戻ることはないので、取り扱いには注意してください。

水泡が大きく、左右対称なほど人気が出てきます。水泡の大きさは遺伝によるところが強く、稚魚の時には水泡はほとんどみられませんので、ある程度成長している個体を購入して、なるべく大きさ水槽でゆったりと泳がせてください。

体系はリュウキンに似ていますが、背びれはなく、ランチュウ型の金魚です。

体の大きさ

スイホウガンも他の金魚と同じように最大で30cmまで成長します。普通に育てていれば20cm前後で成長が止まります。

寿命

スイホウガンの寿命は平均して15年~20年です。

スイホウガン(水泡眼)の飼育方法について

スイホウガンの飼育

スイホウガンは丈夫な金魚ですが、スイホウの部分は破れやすくて繊細なので、広々とした水槽で丁寧に飼育する必要があります。

飼育に必要な水槽と器具

スイホウガンは上から鑑賞すると綺麗なので、金魚鉢やトラ舟などの飼育容器が適しています。もちろん、金魚用のガラス水槽でも飼育することができますよ。

水底でじっとしていることが多く、しっかりと飼い込みたい時は、水深を浅めの15cm~20cmにして、上下運動を無くすることで体力の消耗を減らしてください。流木など先端がとがった障害物は入れないようにしてください。

ガラス水槽で飼育するときは45cm水槽で1匹、60cm水槽で5匹、90cm水槽で8匹が目安になりますよ。

泳ぐのが苦手なので、ろ過フィルターの水流が弱くなるように工夫してください。

必要なもの

  • 水槽
  • ろ過フィルター
  • ライト
  • 水槽の蓋
  • 砂利

値段と販売場所

スイホウガンの値段は1匹あたりで500円~700円ほどです。

金魚の販売に力を入れているペットショップや熱帯魚専門店で探してみましょう。1つの水槽でまとめて販売するのが難しいので、店舗で見つけるのはなかなか苦労します。

実物を見ることは出来ませんが、ネットショップを使うと便利です。桜スイホウガンや黒スイホウガン、キャリコスイホウガンなど珍しい種類を見つけることも出来ますよ。

適している水温

スイホウガンに適している水温は15度~28度です。

体を大きくしたいときは28度前後と高温にして、小さくしたいときは23度前後にしておきます。

低水温に強いので、水が凍らなければ冬でもヒーターはいりませんが、全く動かなくなるので、鑑賞したいときはヒーターを入れておきましょう。

金魚の水温については金魚の飼育に適している水温と水温管理について紹介!冬は夏はどうすればいいの?で詳しく紹介しているので、ご参考ください。

おすすめの餌と給餌方法

咲くひかり金魚

スイホウガンは泳ぎが苦手で、水底で生活しているので、ゆっくりと沈むタイプで粒状の人工飼料が食べやすいです。

おすすめなのは同じ生態系をしているらんちゅう専用の「咲くひかり金魚」などです。少々値段が上がりますが、赤色の色揚げ高価もありますのでおすすめです。

金魚の仲間は餌の量によって体の大きさをコントロールすることが出来ます。大きく育てたいときは餌の頻度は1日2回にし、普通に育てたいときは2日に1回にしておきましょう。

金魚の餌については金魚におすすめの餌を7種類を紹介!エサのあげ方や家にあるもので与えていい餌はどれ?で詳しく紹介しているので、ご参考ください。

かかりやすい病気

スイホウガンは転覆病にかかりやすいです。

転覆病とは腹部を上にして、水面近くに浮く病気で、一度発症すると完治するのは難しいです。原因は水温の急激な変化であることが多いです。

発症したときは水温を25度まで上げて、3%%ほどの食塩水で1週間落ち着かせましょう。

他にも体に白色の綿のような物が付着する水カビ病にかかることがあります。水質悪化が原因ですので、すぐに1/2ほど水を交換して、1週間様子を見てください。

スイホウガン(水泡眼)についてまとめ

今回は眼球の下に特徴的な水泡があるスイホウガンについて紹介していきましたが、いかがでしたでしょうか。

飼育自体は難しくありませんが、水泡が壊れてしまわないように、水流の強さやレイアウト、取り扱いには十分注意するようにしてください。また、泳ぎが苦手なので、余計な体力を使わせないようにしておきましょう。

何年も飼育することで、水泡も立派に育ち、見事な体型になってくれますので、ぜひ大切に飼育してあげてくださいね。

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