コイ・フナ

ギンブナと飼育と繁殖方法を紹介!寿命や金魚と混泳できる?

2019-07-05

ギンブナは銀色の体色が綺麗なフナで、釣りや川遊びで出会うことがある、身近な生き物です。それでも、90%以上はメスであったりと、ユニークな繁殖を行います。

今回はそんなギンブナの生体や特徴、寿命、体の大きさ、かかりやすい病気、おすすめのエサなど飼育方法を詳しく紹介していきます。

ギンブナの生態と特徴

ギンブナの飼育

ギンブナはフナ科に分類される淡水魚です。日本全国の河川に生息する在来種で、朝鮮半島や中国にも生息しています。

ギンブナは名前の通り、銀色の輝くウロコを持っているフナです。反対にキンブナと呼ばれる種類もおり、こちらは金色のウロコを持っています。他にもオレンジ色になるヒブナという種類がおり、こちらは金魚の祖先になります。

水の流れが穏やかな用水路や沼地など水草が多い場所を好んでいます。水質の悪化にも強いので、他の魚が住めないような環境でも見つけることが出来ます。

雑食性で食欲旺盛のため、水底に生息する水性の昆虫からも類までなんでもよく食べていますよ。

体の大きさ

ギンブナの大きさは最大で30cmになる中型の魚です。成長スピードが速く、餌を与えると、どんどん成長していきます。

寿命の長さ

ギンブナの寿命は平均して20年です。体が丈夫で長寿です。

メスばっかり!ギンブナの不思議な繁殖方法

ギンブナは95%以上がメスになる、不思議な生態を持っている淡水魚です。

ギンブナのメスは4月~8月の時期に繁殖を行います。梅雨で水量が多くて水温が15度~20度と比較的低くなる時期に繁殖しやすいです。

水草に産卵を行い、同じフナの仲間であるキンブナやゲンゴロウフナなどがメスの卵と誤解をして精子をかけてくれます。

この精子は卵の核と融合することはありませんが、卵はそれが刺激となって、孵化へ向かい始めます。

オスが生まれてきても、オスの遺伝子が次の世代に引き継がれることはなく、他の魚でも問題ないので、オスの数が極端に少なくなっているんですね。

ギンブナの飼育に必要なもの

必要なもの

  • 60cm水槽、90cm水槽
  • 上部フィルター
  • 蛍光灯
  • ヒーター
  • 水槽の蓋
  • 底砂
  • 流木、石

水槽の選び方

ギンブナに必要な水槽の大きさは60cm以上必要です。

最大サイズの30cmになるとこれでも小さいので、90cmは用意できると安心です。奥行きは45cmのものを選んでくださいね。

おすすめの60cm水槽」や「おすすめの90cm水槽」で紹介しているので、ご参考ください。

ろ過フィルターの選び方

上部フィルター

ろ過フィルターは60cm水槽~120cm水槽に使える上部フィルターを使います。

上部フィルターは酸素量が多くて、ろ過力が高いので、大量のフンで水が汚れやすいギンブナにぴったりです。しかし、酸欠や水質悪化に強いので、投げ込み式フィルターでも十分です。

おすすめの上部フィルター」で紹介しているので、ご参考ください。

ライト

ギンブナはライトを浴びせないと体色がくすんでくるため、観賞するときは必ず設置してください。

砂利の選び方

砂利をいれなかったら掃除は楽になりますが、ギンブナは砂利があると落ち着きやすいので、なるべくいれておきましょう。

ギンブナの生息地にあった川砂を選ぶといいですよ。必要な砂の量は60cm水槽90cm水槽で紹介しているので、ご参考ください。

ギンブナの飼育方法について

ギンブナの水槽

ギンブナの飼育はとても簡単なので、初心者にもおすすめです。

値段と販売場所

ギンブナは5cm前後の幼魚だと100円、20cmほどの成魚で500円、30cmの巨大ギンブナで2,000円ほどの値段になります。

4月になると川魚の販売に力を入れているペットショップで販売され始めるので、探しに行きましょう。ネット通販だと直接生体を見ることは出来ませんが、簡単に入手することが出来ますよ。

適している水温

ギンブナに適している水温は10度~27度と幅広い温度に適応してくれます。

活発になるな水温は20度~25度ですので、冬にも鑑賞するときはヒーターを入れてこの範囲を保ちましょう。おすすめの水槽用のヒーターで紹介しているので、ご参考ください。

水温が10度以下になる冬には冬眠をすることが出来ます。冬眠をさせたいときは、水槽に落ち葉や泥をたくさんいれて、水温の変化が少なく、静かな場所に置いておきましょう。

かかりやすい病気

ギンブナは管理状態が悪く事が多く、体にすり傷があり、そこから水カビ病を発症することが多いです。

水カビ病の原因は水質悪化によって細菌が発生し、すり傷から侵入することで、体に白い綿のようなものが出てくる病気です。

症状を確認したら、すぐに水を全部交換し、発症した個体を別の水槽に移して、グリーンFリキッドで1週間薬浴してください。

野生のギンブナを捕まえてきたときは、体に寄生虫がついていることが多いため、見つけ次第ピンセットで取り除くようにしましょう。

他のかかりやすい病気については金魚と同じですので、金魚の病気をご参考ください。

ギンブナにおすすめの餌と与え方

ギンブナは大食感で、メダカの餌から金魚の餌、熱帯魚の餌までなんでもよく食べてくれます。

100均などの餌は栄養価が少ないので、ヒカリやキョーリン、テトラなどしっかりとしたメーカーの餌を与えるようにしてください。同じコイの仲間である金魚の餌も消化しやすいです。餌の種類別の特徴などは金魚の餌で紹介しているので、ご参考ください。

餌を与える量で成長スピードや最終的な体の大きさをコントロールしやすいため、用意できる水槽に合わせて調整していきましょう。

たくさんの餌をあげると、たくさんのフンをするので、そのときは毎週水を1/2ほど交換するようにしてください。

ギンブナとの混泳に向いている相手は?

ギンブナは大人しい性格をしているので、混泳向きの川魚です。

混泳に向いていない相手

らんちゅう

ギンブナは体が30cmと大きく肉付きがしっかりとしているので、泳ぐときには強い水流を発生させて、ほかの魚にストレスを与えてしまいます。

強い水流が苦手なメダカなどの小型の魚や、泳ぎが苦手ならんちゅうスイホウガンとの混泳に向いていません。

混泳に向いている相手

ヨシノボリ

ギンブナにおすすめの混泳相手は生活層が異なるヨシノボリカワムツどじょうなどです。

他にも体形が似ている和金コメットなどの金魚も大丈夫です。体の大きさは合わせるようにしてください。

ギンブナについてまとめ

今回はギンブナについて紹介していきましたが、いかがでしたでしょうか。

ギンブナは日本では身近な生き物で、気軽に釣りを楽しんだり、川で網を使って捕獲することが出来る、レジャーの要素が強い川魚です。

実際に自分で捕獲してきて、家で飼育してみるのもいいでしょう。体は丈夫なので、金魚と同じような環境で手軽に飼育することができます。

しっかりと育てることで見事な銀色を見せてくれるようになりますので、大切にしてあげてくださいね。

関連記事
日本の淡水魚の飼育方法を紹介!飼いやすい川魚の種類や育て方の注意点は?

淡水魚は日本人にとってなじみが深い川魚であり、彼らの生態系は日本の河川を再現した物となるので、非常に親しみやすいレイアウトを作ることが出来ます。 熱帯魚ほどカラフルな体色を持った種類はいませんが、元気 ...

-コイ・フナ

Copyright© Woriver , 2020 All Rights Reserved Powered by AFFINGER5.