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金魚におすすめのヒーター|代用品や設定水温、なしでも大丈夫?

2018-11-18

冬の寒さが近づいてくる時期になると、金魚は寒くないのかな?ヒーターは必要なのかな?と心配になってきますよね。でも電気代もかかるし、不安もたくさんあるかと思います。

今回はそんな金魚のヒーターについて必要かどうか、おすすめのもの、代わりになるもの、電気代など詳しく紹介していきます。

金魚の飼育にヒーターは必要?

金魚のヒーター

金魚は水温が1度〜35度の環境で生きていけるので、室内であればヒーターなしでも飼育できます

しかし、水温の急激な変化には弱いため、気温差が激しくなりやすい暖房器具がある部屋には置かないようにしてください。また、水温が15度を下回るとじっとしていることが増えるので、鑑賞するなら冬もヒーターをいれてあげましょう。

金魚に適している水温で詳しく紹介しているので、ご参考ください。

金魚のヒーターはいつからいつまで使用する?

金魚のヒーター

ヒーターは夜間の水温が15度を下回る11月から準備しましょう。水温が暖かくなる4月まではいれておいてください。

レイアウトを気にしないのであれば、昼夜の気温差が激しい春や秋にも作動させておくと、病気の心配がなくなります。

水温が設定温度以上になるとヒーターは作動しないので、夏にいれておいても問題ありませんが、コケが生えて掃除の手間が増えるので、外しておきましょう。

金魚のヒーターの電気代はどのくらい?

金魚のヒーター

ヒーターの電気代はまわりの気温の低さと水槽を温めるのに必要なW数で計算することができます。

これは簡単に計算することができて、(ワット数)/(1000)×(稼働時間)×電気単価になります。例えば30cm水槽で50Wのヒーターが1日で10時間稼働すると、50W/1000×10時間×27円で13.5円になります。

ヒーターのワット数と適応している水槽の大きさ、1ヶ月の電気代の目安を紹介しておきますね。

50W 30cm水槽 450円
100W 45cm水槽 900円
150W 60cm水槽 1,350円
300W 90cm水槽 2,700円
500W 120cm水槽 4,500円

ヒーターの使い方

ヒーターは必ず水の中で電源を入れるようにしてください。空気中で電源を入れると空焚きといって火災や故障の原因になります。水換えの時や水位が下がったときは特に注意してください。

他にもヒーターの熱する部分が流木や水草、底砂に当たらないようにキスゴムでしっかりとガラス面に取り付けておきましょう。

電源を入れてから、だいたい3時間ほどで設定温度まで上がります。生体がいる状態でヒーターをつけ始めるときは、1時間に2度のペースでゆっくりと水温を上げるようにしてください。

多くの水槽用ヒーターの寿命は1年~2年です。これ以上使うと寿命で故障する可能性があり、水温が上がりすぎて金魚が死ぬこともあります。使用方法はきちんと守りましょう。

金魚におすすめのヒーター

ヒーターには26度の水温に固定するものと、20度〜35度の間で設定できる温度調整機能付きのヒーターがあります。

金魚の適温は18度〜26度なので、固定式でもいいと思われがちですが、冬の低水温を体験させることで長生きしたり、繁殖しやすくなるので、温度調整式のものがおすすめです。

長いヒレがヒーターに当たって、火傷することが多いため、火傷防止カバーがついているものを選びましょう。

金魚用のヒーターは「金魚元気ヒーター」がおすすめです。


60cm以上の水槽や温度調整機能がついたヒーター、小型なヒーターが必要な方はこちらをご参考ください。

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ヒーターに代わりになるものは?

金魚のヒーター

ヒーターがないときは、水槽の周りを保温効果の高い発泡スチロールで覆って、熱を逃がさないようにしましょう。ろ過フィルターやライトから発熱しているので、真冬でない季節は、この方法で乗り切れます。

他にもカイロを水槽の周りのおいて、アルミホイルで水槽ごと包むのも効果的です。しかし、一時的な効果しかありません。

お湯を入れると急激に水温が上がって、すぐに下がるので、金魚へのダメージが大きく、絶対にやめてくださいね。

金魚がヒーターで火傷したらどう治療する?

金魚のヒーター

魚はめったなことでは火傷することはありませんが、挟まれてしまいヒーターに長い時間接触すると、ウロコがはがれて皮膚がただれてしまいます。

軽度であれば自然に治ってくるので、放置しておきましょう。傷口から細菌が侵入すると病気にかかるので、1/3ほど水換えをして、新鮮な水で飼育してあげてください。

可能であれば塩分濃度0.5%(1リットルの水に対して5gの塩)の水で1習慣は塩浴してください。

金魚のヒーターについてまとめ

金魚のヒーター

金魚は低水温に強いので、ヒーターなしでも飼育することができますが、鑑賞用に飼育しているのであれば、きちんとヒーターを入れて冬でも飼育を楽しんでほしいところです。

しかし、水温のあげすぎは厳禁で、低水温を経験することで寿命が伸びたり、繁殖しやすくなるため、こまめに調節して季節を感じさせてあげましょう。

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  • この記事を書いた人

高木 浩二

ペットの中でも熱帯魚が一番好きで、飼育履歴は10年以上あり、ペットショップでアルバイトをしていました。今は多くの書籍やショップ店員との交流で最新情報をアップデートしています。あいまいな情報をなくして、はっきりと最後まで責任を持って飼育ができるのかどうかイメージを湧いてもらえるようにしていきます。正しい情報の掲載に努めてまいりますので、よろしくお願いいたします。

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