大型トカゲ

オオトカゲとは?生態と特徴、初心者に飼いやすいおすすめの種類は?

2019-05-04

オオトカゲとは大型のトカゲをさしており、コモドドラゴンが最も有名な種類ではないでしょうか?素早い動きで陸地に生息する哺乳類を追いかけ回して捕食する姿は圧巻です。しかし、オオトカゲにも種類がたくさんおり、大人しくてペットとして飼育することができたりします。

今回はそんなオオトカゲの生態や特徴、販売場所やペットとして飼育しやすい種類など、飼育方法についても詳しく紹介していきます。

オオトカゲとは?

オオトカゲとは?

オオトカゲは爬虫綱有鱗目オオトカゲ科に分類されているトカゲの仲間の総称です。

名前の通り大型のトカゲのことを指しており、爬虫類界ではモニターという名前で親しまれています。モニターとは監視者の意味があり、通りがかった天敵や獲物を木の上から見つめている姿から名付けられました。

生息地はインドネシアや中国などの東南アジアが最も多く、次にアフリカの乾燥地帯、オーストラリアと比較的暖かい地域を好んでいます。種類によって木に登るのが上手であったり、水中を上手に泳ぎ回ったり、砂漠地帯を走り回ったりしています。総じて運動量が多いことが特徴です。

歯は小さいですが、顎の力が強いので、噛まれると出血はさけられません。野生のオオトカゲは死肉を食べることも多く、歯には大量の細菌が生息してるため、噛まれた部分は壊死してしまう危険性があります。

体の大きさ

最大だと300cmを超える大きさの種類もおり、ずんぐりとした胴体で迫力があります。

臆病な性格をしている

性格は臆病で、接近するとすぐに逃げてしまうことが多いですが、縄張りに侵入すると口を大きく開けて威嚇したり、尻尾で攻撃をしてきます。体が大きく、人慣れしないと飼育は困難なため、ペットとして飼育できる種類は一部に限られています。

オオトカゲの飼育しやすい種類

オオトカゲは最大のトカゲで中型の哺乳類を捕食するコモドドラゴンから、人慣れしやすくタイなどの街にも生息しているミズオオトカゲなど数多くの種類が生息しています。

種類一覧

  • ミズオオトカゲ
  • サバンナモニター
  • ナイルモニター・ナイルオオトカゲ
  • ハナブトオオトカゲ(クロコダイルモニター)
  • ノドジロオオトカゲ
  • スナオオトカゲ
  • コモドドラゴン
  • グールドモニター
  • マングローブモニター

今回はその中でもペットとして人気の5種類を詳しく紹介していきます。

サバンナモニター

サバンナモニター

分布 アフリカ
体長 90cm~120cm
寿命 10年
販売価格 6,000円~10,000円

サバンナモニターは中型のオオトカゲで、飼育下だと100cm前後で止まることが多いです。おとなしい性格をしており人慣れしやすいので、ペットとして人気が高い種類です。

オオトカゲの中でもモルフ(カラーバリエーション)が豊富で、コレクション性が高いです。白っぽい体色になるハイポメラニスティックが人気ですよ。

サバンナモニターの特徴と飼育方法で詳しく紹介していますので、ご参考下さい。

ミズオオトカゲ

ミズオオトカゲ

分布 東南アジア
体長 150cm~200cm
寿命 15年
販売価格 20,000円~50,000円

ミズオオトカゲは名前の通り水辺が好きな種類で、泳ぐのが上手です。オオトカゲの中でも大きくなりますが、人慣れするためペットとして飼育することができます。タイやバンゴクでは猫のように街を歩き回っていますが、人に危害を加えることはありません。

飼育ためには全身が浸かるくらいの大きな水容器が必須です。

ミズオオトカゲの特徴と飼育方法で詳しく紹介していますので、ご参考下さい。

ナイルモニター(ナイルオオトカゲ)

ナイルモニター

分布 アフリカ
体長 150cm~200cm
寿命 15年
販売価格 50,000円~

ナイルモニターは体色の美しさとスリムな体型から、鑑賞価値が最も高いとされている種類です。産地によっては黄色の発色が見事になっており、価格では50万円を超えることがあります。販売量も最も多く、爬虫類ショップで容易に見つけることができます。

しかし、ほとんどの個体は気性が荒く、ペットとして飼い慣らすのはベテランでも難しいです。観賞用のオオトカゲとして、広いゲージを用意してあげましょう。

ナイルモニターの特徴と飼育方法で詳しく紹介していますので、ご参考下さい。

マングローブオオトカゲ

マングローブオオトカゲ

分布 インドネシア
体長 90cm~130cm
寿命 15年
販売価格 30,000円~50,000円

マングローブオオトカゲは黒色をベースに黄色の転々が無数に入っており、非常に美しい種類です。ミズオオトカゲと同じく、水辺付近に生息しているので、全身が入る大きさの水容器が必須です。

環境適応力が高く、体色は美しく、攻撃性も少ないため飼育に適しています。しかし、臆病な性格で直接触られることは嫌がるので、ふれあいを積極的に楽しむことは難しいです。

コガネオオトカゲ(イエローヘッドモニター)

分布 インドネシア
体長 90cm~130cm
寿命 15年
販売価格 40,000円~60,000円

コガネオオトカゲは名前の通り、黄色の体色をベースに黒色の斑点模様が入っており、非常に美しい種類です。頭部は黄色一色になる個体もおり、成長するにつれて黄色の発色は濃くなっていきます。

オオトカゲのなかでは最も慣れやすい種類といわれています。それほど大きくならず、体色は美しい、大人しい性格の個体が多い、体も丈夫と、初めてのオオトカゲ飼育におすすめです。

オオトカゲの飼育に必要なもの

オオトカゲの飼育

オオトカゲは名前の通り大型のトカゲなので、飼育には巨大なケージが必要になってきます。市販のケージで生涯飼育することはできないので、飼育前に用意ができるか確認しておく必要があります。

必要なもの

  • ケージ
  • ライト
  • 床材
  • 水容器

必要なケージの大きさ

オオトカゲは最小種でも体の大きさは80cmを超えるため、ケージの横幅は180cm以上必要です。このサイズのケースは市販されておらず、自作するか特注を依頼する必要があります。

体の大きさが50cmまでは横幅90cmの市販ケージで飼育して、それ以降は専用のケージを準備してあげましょう。体が小さいうちは小さいケージで飼育することで、人から隠れられないようにして、人慣れしやすいようにしていきます。

巨大なケージをおける部屋を所有している人は少なく、オオトカゲを飼育している人は6畳ほどの部屋一つを渡して放し飼いをすることが多いです。その中でバスキングスポットや水容器など飼育に必要なものを設置していきます。

おすすめの爬虫類用ケージで紹介しているので、ご参考ください。

ライトの選び方

オオトカゲは昼行性のため飼育にはバスキング用のライトと紫外線を含んだUVライトの2つが必要です。

爬虫類は体を温めてから活動を開始するため、直射日光を再現するバスキングスポットという35度前後の高温地帯を作り出す必要があります。同時に紫外線を浴びることでカルシウムを吸収するためのビタミンを作り出すため、それぞれのライトが必要になるのです。

オオトカゲのライトについては爬虫類に必要なバスキングライトと紫外線ライトで詳しく紹介しているので、ご参考ください。

床材の選び方

専用ケージのガラス面やフローリングだとツルツル滑って足腰を悪くしてしまう可能性があるため、床材になるものが必要になります。

ケージの場合はヤシガラマットやウッドチップなどの保湿性が高いものか、ペット用のトイレシートなど吸収性が高いものを入れておきます。放し飼いにするときはラグマットなどを敷いてあげるといいでしょう。

フンを見つけたらこまめに交換するようにしてください。

水容器の選び方

オオトカゲは水浴びが好きな種類が多いので、全身を入れることができる水容器が必要になります。ホームセンターで販売されている、横幅で130cmほどあるトロ舟を探しましょう。

オオトカゲの飼育方法について

オオトカゲの飼育

オオトカゲはケージさえ用意できれば、体は丈夫なので、飼育することは難しくありません。購入前に人慣れしやすい個体がどうか、ショップの人に相談して、ベビーの頃からふれあうことでしっかりと飼育者さんに慣らしていきましょう。

販売場所

オオトカゲなどの爬虫類は対面販売が義務づけられているため、ネット通販で購入することはできません。大衆向けではないので、ホームセンターでもほとんど販売されておらず、爬虫類専門店で探しましょう。

日本全国で行われているペットの即売会というイベントだと珍しい種類も見つけられるので、時期が合えば行ってみることをおすすめします。

飼育に適してる温度と湿度

オオトカゲの飼育

オオトカゲの適している温度は種類によって微妙に異なりますが、だいたい25度~28度を保つ必要があります。

生息地の昼夜の気温差は激しいところが多いため、昼間は適温の25度~28度、バスキングスポットは35度、夜間は20度前後まで落とします。温度はクーラーで管理した方が電気代の節約になりますよ。

湿度は水容器を入れておけば問題ありません。脱皮不全が起きるようでしたら加湿器をいれておきましょう。

おすすめの爬虫類用ヒーターで紹介しているので、ご参考ください。

餌は昆虫、成長したら生肉を与える

オオトカゲの餌は種類や個体の好き嫌いによって食べてくれる餌が変わってきます。餌の候補はアジなどの小魚、鶏や牛などの生肉、ウズラの卵やひよこなどの鳥類、カエルなどの爬虫類、コオロギやゴキブリなどの昆虫類などがあります。

だいたいはベビーの頃はコオロギやゴキブリを与えて、成長するにつれて鶏肉などの生肉を与えていきます。

餌の頻度は子供のころは成長のために毎日食べられるだけ与え、大人になると週に2回ほどに減らします。飼育下では運動量が少なくなりやすく、肥満で短命になることが多いため、餌の量には注意が必要です。

餌用コオロギの繁殖と飼育方法で紹介しているので、ご参考ください。

オオトカゲについてまとめ

オオトカゲの飼育

オオトカゲは名前の通り大型のトカゲで、しっかりと成長した個体が素晴らしい迫力があります。

ペットとして飼育できるイメージはあまりないかもしれませんが、子供の頃から飼育していると人慣れしてくれる種類もおり、見た目が美しい種類も多く、さわりがいがあり鑑賞価値も高いペットとして飼育することができます。

飼育には体の大きさに見合った大きな環境が必要ですが、そこさえ乗り切れれば飼育は難しいことではありません。興味を持っていただけたら、ぜひ飼育に挑戦してみてくださいね。

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