大型トカゲ

オオトカゲの入門種、サバンナモニターの生態と特徴、飼育方法を紹介!

2019-04-23

サバンナモニターはかわいい顔つきと飼いやすい性格からペットとして人気が高いオオトカゲです。丈夫なトカゲなので、初心者向けの入門種としても知られています。

今回はそんなサバンナモニターの生態や特徴、性格、おすすめの餌、ケージの大きさなど飼育方法について紹介していきます。

サバンナモニターの特徴

サバンナモニターの飼育

サバンナモニターはオオトカゲ科オオトカゲ属に分類されるトカゲの仲間です。正式名称はサバンナオオトカゲといいます。

オオトカゲにはモニターと呼ばれている種類が多く、これには監視者という意味があり、木の上から獲物を観察している姿から名付けられました。地表棲のトカゲでありながら、木に登るのも上手です。

他のオオトカゲと比べてずんぐりとした体型で、尻尾は胴体と同じくらい太いです。

野生種と養殖のどちらもおとなしい性格の個体が多く、初心者にも飼育しやすいオオトカゲです。それでも気性が荒い個体もいるので、すべて個体が飼育しやすいわけではありません。

体の大きさ

サバンナモニターの大きさは平均で90cm、最大だと120cmまで成長する中型のオオトカゲです。成長速度は極めて早く、1年で90cmまで急成長し、2年目で最終サイズの100cmほどになります。

寿命の長さ

サバンナモニターの寿命は平均で10年です。飼育下では運動不足の肥満から短命になることが多く、7年前後で亡くなることも珍しくありません。

モルフ(種類)が豊富

サバンナモニターはモルフが豊富で高いコレクション性があります。

黄色の斑点模様が美しいパステルや、全身が白く目が赤いアルビノ、黒い色素が少なく白っぽいハイポ(ハイポメラニスティック)などが人気です。

サバンナモニターの生態

サバンナモニターの飼育

サバンナモニターはアフリカのサバンナ地帯に生息しており、強い日光を浴び続けています。そのため高温に強く、低温に弱いです。

アフリカには乾季と雨季の2つしかなく、3月から6月と10月から12月の雨季に活動して、それ以外の乾季は土の中で休眠しています。

完全な肉食性で昼になると活動を始め、餌となる昆虫やマウスなどの小型の哺乳類を捕食します。

サバンナモニターの飼育に必要な設備

サバンナモニターの飼育

サバンナモニターはオオトカゲですので、それなりの大きさの飼育容器が必要です。初期費用では10万円ほどみておきましょう。

必要なケージの大きさ。放し飼いもあり?

ケージの大きさは横幅で体長の2倍、奥行きで体長と同じくらいのサイズが必要になります。だいたい90cmほどの大きさで止まりますので、180cm(横幅)×90cm(奥行き)のケージがあれば終生飼育することができます。

このサイズのケージは規格で販売されていないため、特注か自作する必要があります。120cmのケージを用意して、ケージはバスキングと休憩用として、放し飼い状態にすることも多いです。

子供の頃から大きなケージで飼育すると、飼育者に慣れにくいため、最初は90cmから飼育を始めて窮屈になると180cmのケージに移動させましょう。

90cm以下のケージであればおすすめの爬虫類用ケージで紹介しているので、ご参考ください。

ライトはバスキングと紫外線の2つが必要

サバンナモニターにはバスキング用の照明と紫外線を含んだUVライトの2つが必要です。バスキングライトは40度近くのバスキングスポットを部分的に作り出すことで、活動前に体を温めることができます。紫外線からは体に必要なビタミンを作り出します。

アフリカで日光を浴び続けているため、光の要求量はかなり高いです。ケージの大きさとの相談にもなりますが、なるべく大きなライトを用意してください。

サバンナモニターのライトについては爬虫類に必要なバスキングライトと紫外線ライトで詳しく紹介しているので、ご参考ください。

床材の選び方

サバンナモニターの床材はヤシガラマットや砂漠砂がおすすめです。ケージの見栄えが良くなります。フンや尿を確認したらこまめに交換するようにしてください。半年に1回は全交換することで臭いの予防にもなります。

他にはペット用のトイレシートや新聞紙で代用することができます。見栄えは良くありませんが、交換が簡単ので、ケージを清潔に保つことができます。

何か敷かなと床がツルツル滑って足を悪くしてしまいますので、何か敷いてあげましょう。床材を入れても滑っている様子があれば、厚みを増すなど工夫してあげてください。

水浴びに使える水容器

乾燥系のオオトカゲのため、湿度は必要としていませんが、水浴びが好きなので、全身が入る大きさの水容器を用意してください。お風呂のようにくつろいだり、水の中で寝ることも多く、可愛い姿を観察できますよ。

水の中でフンをするため、こまめに水換えをしてくださいね。

サバンナモニターの飼育方法

サバンナモニターの飼育

サバンナモニターは丈夫なトカゲなので、飼育自体は難しくありません。肥満になりやすいため、餌やりには注意してください。

値段と販売場所

サバンナモニターは安価で6,000円〜10,000円の値段で販売されています。

爬虫類は対面販売が義務付けられてるため、ネット通販では販売していません。爬虫類即売会や爬虫類専門店で探してみましょう。気温が暖かくなる4月ころから入荷量が増加してきますよ。

ハンドリングと慣れさせ方

サバンナモニターはおとなしいオオトカゲとして有名で、幼体から飼育することで飼育者に慣れてくれます。

爬虫類はなつくというよりも、慣れるという方が正しいです。匂いや音で危険度を判断しているため、餌はピンセットで与えるようにして、飼育者の匂いを覚えさせていきましょう。

なついているからといっても、機嫌が悪い時もあり、ハンドリングをする前には軽く背中を触って、機嫌を確かめてみてください。体が大きいので、少し噛まれただけで出血してしまいます。おとなしい状態なら、そのまま腹部を抱えて一気に持ち上げます。

おそるおそる手を近づけたり、急に騒音を出してしまうと、危険を感じて、暴れてしまいます。パワーがあるので、取扱いは常に慎重にします。

可能であれば購入前にハンドリングをさせてもらって、物怖じせず、おとなしい性格であることを確認しましょう。

レイアウトで木登りさせよう

必須ではありませんが、太めの枝を入れておくことで、木登りする様子を見ることができます。野生の個体は木に登ることが多く、喜ぶ姿を見たい時にはぜひいれてくださいね。

飼育に適している温度

サバンナモニターは30度前後の高温を好んでいます。飼育下では夜は25度前後、昼は30度前後、バスキングスポットは40度になるようにしてください。

低温には弱いため、冬は必ずヒーターが必要です。熱効率が良く、ケージ全体を暖めることが出来る「暖突」か、可能であれば暖房をいれてあげてください。ケージが大きいので暖房を入れた方が電気代が下がる可能性があり、温度管理が楽になるのでおすすめです。

おすすめの爬虫類用ヒーターで紹介しているので、ご参考ください。

餌は昆虫がメイン。成長したらマウスとササミを与える

コオロギ

サバンナモニターは完全な肉食性で昆虫や両生類、哺乳類を好んで食べます。飼育下では運動不足で肥満になりやすいため、餌の頻度やカロリー制限をする必要があります。

基本的にはコオロギデュビアレッドローチなどの昆虫を主食にしてください。生きた昆虫を食べさせていると、勘違いして手を噛むことがあるので、ケージを開けた瞬間は注意してください。

餌が小さくなってきたら鳥のササミや砂肝、アジなどの小魚、乾燥エビ、カエルなどを与えます。ひよこやピンクマウス、ラットなどは脂肪分が多いため、たまにおやつとして与える程度にしておきます。

栄養の偏りがあるため、餌にはカルシウム剤をまぶしてから与えます。

餌の頻度は最初の1年は食べられるだけ与えて、しっかりと骨格を作っていきます。そこから週に1回まで餌の頻度を減らします。

ケージの温度が低いと餌を食べなかったり、消化不良を引き起こしてしまいます。餌やりの時間は様子を観察して、何か異常がないか確認しましょう。体調が悪いと便秘になることがあります。30度前後のお湯で温浴させてみてフンをするかどうかチェックしてみてください。フンをしなければ病院につれていきましょう。

サバンナモニターについてまとめ

サバンナモニターはおとなしい性格と丈夫な体から、初心者向けのオオトカゲとして人気があります。体のがっしりとしており、重みのあるハンドリングを楽しむことができます。

飼育をするときは肥満にならないように餌の頻度に注意して、部屋を散歩させるなど、しっかりと運動させるようにしてくださいね。

ペットとして人気があるオオトカゲの種類についてはオオトカゲの種類と飼育方法で詳しく紹介しているので、よければご参考ください。

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