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キノボリトカゲの種類と飼育方法|販売価格や餌は?

2020-04-28

キノボリトカゲは沖縄県や鹿児島県に生息する日本のトカゲです。ペットとして飼育できますが、餌になる昆虫を用意するのが大変なので、飼育は難しいです。

今回はそんなキノボリトカゲの特徴や必要な飼育環境、適している温度、おすすめの餌など飼育方法について紹介していきます。

キノボリトカゲの特徴

キノボリトカゲ

キノボリトカゲはアガマ科キノボリトカゲ属に分類されるトカゲの仲間です。日本の固有亜種で沖縄県の森林地帯に生息しています。

指は細長く、木の幹にひっかかりやすいかぎ爪になっています。木に登るのが得意なトカゲで、天敵が近づくと、一目散に木の上に向かって走っていきます。

口の中には小さくて鋭い歯がたくさんあり、噛まれるとかなり痛いです。体表はギザギザしており、どちらも敵を追い払うのに役立ちます。

攻撃的な性格

キノボリトカゲのオスは縄張り意識が強く、侵入者には噛みついて追い払おうとします。1つの飼育容器で多頭飼いをすることはできませんので、注意してください。

繁殖の方法

キノボリトカゲは気温が暖かくなる4月から8月にかけて繁殖を行います。土や岩陰に産卵を行い、2ヶ月程度で孵化します。

赤ちゃんの頃は地上や木の幹で生活していますが、成長するにつれて木の上の方へ移動していきます。

キノトボリトカゲの種類

オキナワキノボリトカゲ

生息地 鹿児島県の奄美大島、沖縄諸島
体の大きさ 20cm~25cm
寿命 5年

オキナワキノボリトカゲは緑色の体色をベースに、黄色のラインが入る美しい種類です。天然記念物に指定されていませんが、絶滅危惧種2類に指定されているので、むやみに捕獲するのはやめておきましょう。

参考ページ

サキシマキノボリトカゲ

生息地 沖縄県の宮古列島、八重山列島
体の大きさ 17cm~20cm
寿命 5年

サキシマキノボリトカゲは体の小さな種類です。普段は茶褐色と地味な体色をしていますが、繁殖期になると濃い茶色になり、美しい姿を見せてくれます。こちらは沖縄県で準絶滅危惧種に指定されています。

参考ページ

キノボリトカゲの飼育環境

キノボリトカゲ

必要なケージの大きさ

キノボリトカゲなどの木の上で生活するトカゲは木に登っている時間が長いため、高さのあるケージが必要です。

必要なケージの大きさは、高さで体長の1.5倍、横幅と奥行きは体長と同じ大きさがあれば大丈夫です。キノボリトカゲの大きさが20cmだとすると、30cm(高さ)×20cm(横幅)×20cm(奥行き)が目安です。

ケージ内の蒸れに弱いので、通気性がいい飼育容器を選んでください。この大きさなら虫かごを使うと良いでしょう。

床材

キノボリトカゲの床材はヤシガラマットや落ち葉を使います。レイアウトを気にしなければ、ペット用のトイレシートでも問題ありません。

フンをしたらこまめに交換し、2ヶ月に1回は全ての床材を交換してください。

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バスキングライトと紫外線ライト

キノボリトカゲは頻繁に日光浴をするので、バスキングライトと紫外線ライトの2つが必要です。

バスキングライトはバスキングスポットと呼ばれる30度~35度の高温地帯を部分的に作り出します。活動前や食後の消化促進のために、このバスキングスポットで体を温めます。

紫外線ライトからでる紫外線はカルシウムの吸収に必要なビタミンを作り出します。紫外線量が不足すると骨の病気にかかってしまうため、用意しておかないと長期飼育はできません。

詳しくは爬虫類のバスキングライトと紫外線ライトで紹介しているので、ご参考ください。

水容器

キノボリトカゲは水浴びが好きなので、全身が浸かる大きさの水容器を用意してください。飲み水としても使うため、水は毎日交換して新鮮な状態を維持しましょう。

キノボリトカゲの入手方法

キノボリトカゲは現地では子供が捕まえてペットとして飼育するような身近なトカゲです。本州には生息していないので、購入する方が早いでしょう。

採集や持ち帰りは確認が必要

キノボリトカゲは絶滅危惧種に指定されており、捕獲や飼育は条例で禁止されていることがあるため、採集場所の地方環境事務所や都道府県に確認をしておいてください。

こちらの存在に気づくとすぐに木の上まで登ってしまうため、見つけたらすぐに手で捕獲しましょう。トカゲの捕獲になれていないと、かなり難しいです。

値段と販売場所

キノボリトカゲの値段は1,500円~5,000円で販売されています。人気のトカゲではないので、販売店を探すのは大変です。

春から夏にかけて販売量が増えてくるので、暖かくなったら探し始めましょう。爬虫類を扱っているペットショップや爬虫類専門店を探すと良いですよ。

キノボリトカゲの飼育方法

飼育に適している温度

キノボリトカゲの飼育に適している温度は22度~27度です。寒さに弱く、生息地の沖縄では冬でも気温は15度以上はありますが、冬眠をして越冬します。

飼育下で冬眠をさせるのは難しく、餓死の可能性があります。冬は爬虫類用のヒーターを用意して、保温します。木に登るトカゲなので、ケージ全体を暖められる暖突や保温球を使うと良いですよ。

ヒーターの種類や使い方については爬虫類のヒーターで紹介しているので、ご参考ください。

飼育におすすめの餌

キノボリトカゲの餌はデュビアレッドローチコオロギなどの生きた昆虫です。春や夏の季節であれば、バッタや蝶、クモを採集してきて与えても良いです。人工餌を食べないので、餌やりは大変です。

昆虫だけではカルシウムが不足するため、専用のカルシウム剤を昆虫にまぶしてから食べさせます。

餌の与え方は、最初は餌皿に昆虫を入れておき、慣れてきたらピンセットで直接口元まで持っていきます。ケージの中に昆虫を放つと、脱走したり、昆虫を追いかけてキノボリトカゲが怪我をする可能性があるからです。

餌の頻度は2日に1回、5匹程度の昆虫を与えてくださいね。

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かかりやすい病気

ペットで飼育するキノボリトカゲはクル病という病気にかかりやすいです。

クル病はカルシウム不足から発症する骨の病気で、足腰が弱くなり、正常に歩けなくなります。主な原因は餌のカルシウム不足と、紫外線量の不足です。

野生のキノボリトカゲは昆虫だけではなく、小型のトカゲやヤモリを食べることでカルシウムを得ています。また日光浴をすることで、紫外線を浴び、カルシウムの吸収に必要なビタミンを体内に作り出しています。

餌にカルシウム剤を追加し、紫外線ライトを用意すれば予防できる病気です。

キノボリトカゲについてまとめ

キノボリトカゲは日本の沖縄県に生息するトカゲです。現地では子供の遊び相手として親しまれています。外国産のトカゲに見劣りしない美しい体色を見せてくれます。

体は小さいですが、運動量が多いので、意外と大きな飼育容器が必要になります。また、餌は生きた昆虫しか食べないため、用意し続けるのはとても大変です。餌を採集しやすい夏の間だけ飼育するのも良いですが、逃がすときは採集した場所で逃がすようにしてくださいね。

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  • この記事を書いた人

高木 浩二

ペットの中でも熱帯魚が一番好きで、飼育履歴は10年以上あり、ペットショップでアルバイトをしていました。今は多くの書籍やショップ店員との交流で最新情報をアップデートしています。あいまいな情報をなくして、はっきりと最後まで責任を持って飼育ができるのかどうかイメージを湧いてもらえるようにしていきます。正しい情報の掲載に努めてまいりますので、よろしくお願いいたします。

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