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ウォータードラゴンとは?生態と特徴、飼育方法を紹介!飼育の注意点やどんな環境を用意すればいい?

2019年4月16日

ウォータードラゴンは大きな体と人馴れのしやすさ、丈夫で飼育しやすいことから大型トカゲの中でもペットとして人気があります。それでも大型のケージを用意して飼育することは簡単ではありません。

今回はそんなウォータードラゴンの生態や特徴、必要なケージ、成長速度など飼育方法について詳しく紹介していきます。

ウォータードラゴンの生態と特徴

ウォータードラゴンの飼育

ウォータードラゴンはアガマ科ウォータードラゴン属に分類されているトカゲです。木登りがとても上手で、高温多湿で木々が多い熱帯雨林に生息しています。

子供のころは丸みを帯びたかわいい顔つきをしていますが、成長するにつれてシャープな顔立ちになり、背中のトゲ(トサカ)が大きく発達してきます。子供と大人の姿があまりにも変わるため、幼体から飼育することで成長過程を楽しむことができます。

名前の通り水を好んでいるトカゲで、普段は水辺の上の木の上で休んでいることが多いです。天敵が近づくと水中に潜って逃げられるようにしています。木の上での生活がメインですが、陸上も走り回ったりと、とても活発です。

体の大きさ

ウォータードラゴンの大きさは最大で70cmになる大型のトカゲです。

成長速度は遅く、1年で30cm、2年で50cmほどです。胴体は全長の1/2もないので、数字ほどの大きい印象は受けません。

寿命の長さ

ウォータードラゴンの寿命は平均して10年、最長だと15年ほど生きることができます。

ウォータードラゴンの種類

ウォータードラゴンには3種類いますが、ペットとして普及しているのは2種類です。地域によって体色がはっきりとわかれているので、見分けるのは簡単です。

インドシナウォータードラゴン

生息地 タイ、ベトナム、中国
全長 60cm〜90cm
値段 8千円〜1万円

ウォータードラゴンといえばインドシナウォータードラゴンのことをさすことが多いです。体は細長く、体色は緑色をしています。状態が良くなるとエメラルドグリーンやブルーが出てきて非常に美しくなります。ブルーの発色が強い個体はブルーサファイアと呼ばれており、高い人気があります。

ヒガシウォータードラゴン

ヒガシウォータードラゴン

生息地 オーストラリア
全長 60cm〜70cm
値段 6万円〜

ヒガシウォータードラゴンは別名でオーストラリアウォータードラゴンとして販売されていることがあります。インドシナウォータードラゴンよりも全長は小さいですが、肉づきがしっかりとしており、体は大きく見えます。

体色は茶褐色をベースに薄黄色の細いしましま模様が複数入っており、ところどころに黒色の斑点が入っています。地味な印象を与えつつも、小さい恐竜のような迫力を楽しむことができます。

ウォータードラゴンの飼育に必要なもの

ウォータードラゴンの飼育

ウォータードラゴンの飼育に必要な環境と設備について紹介していきます。大型のトカゲですので、ケージも大型になり、初期費用では7万円ほど必要になります。

必要なもの

  • ケージ
  • 照明
  • 床材
  • 水容器

必要なケージの大きさ

木の上で生活するトカゲなので、ケージは高さが大切です。ケージの大きさは高さが全長の1.5倍、横幅と奥行きは胴体の2倍が目安です。

45cmの個体だと45cm(横幅)×45cm(奥行き)×67cm(高さ)以上のケージを用意できるといいでしょう。このくらいの大きさであればギリギリ規格サイズで3万円前後で販売されています。これ以上個体が大きくなるときは特注を検討してください。

上から見られることを嫌うので、ケージは前びらきタイプのものにして、なるべく上の方に置くようにしてください。

多湿を好んでいますが蒸れには弱いため、通気性がいいメッシュ式をのものを選んでくださいね。蒸れがあると感じたら、ファンなどで風の流れを作りましょう。

おすすめの爬虫類用ケージで紹介しているので、ご参考ください。

ライトはバスキングと紫外線の2つが必要

ウォータードラゴン

ウォータードラゴンの飼育にはバスキングライトと紫外線を含んだUVライトの2つが必要です。

バスキングライトはバスキングスポットという30度〜35度の高温地帯を部分的に作り出し、体を温める日光浴をすることができます。同時に紫外線から成長に必要なビタミンを作り出します。

森林の日陰が多い地帯に生息してるので、必要量はそこまで多くありません。ランプ式ではなく、蛍光灯式のものでも大丈夫ですよ。バスキングスポットで体を温める様子がなければ外してしまいましょう。

ジャンプする力が強く、ライトにしがみついて火傷することがあります。レイアウトに注意して、ランプに触れられないようにしてください。

ウォータードラゴンのライトについては爬虫類に必要なバスキングライトと紫外線ライトで詳しく紹介しているので、ご参考ください。

床材の選び方

床材は保湿性があるヤシガラマットやウッドチップがおすすめです。見栄えはよくありませんが、新聞紙やペット用のトイレシートや代用することで、掃除の手間を省くことができます。

フンを見つけたらこまめに取り替えるようにしてください。

水浴びできる大きさの水容器

多湿な環境を好んでおり、水浴びもよくするので、全身が浸かる大きさの水容器が必要です。脱水症状の予防にもつながります。個体によっては止まっている水を飲まないことがあるので、エアレーションをして水の動きをつけてあげてください。

水は毎日交換して、新鮮な状態を保ってあげてくださいね。

レイアウトは木の枝で上下移動を意識して

ウォータードラゴンは木の上で生活するトカゲなので、木の枝の設置は必須です。

木の上で生活するトカゲには2タイプおり、縦の木に止まるタイプと横の木に止まるタイプです。ウォータードラゴンは横の木に止まるタイプですので、それを意識したレイアウトを作りましょう。枝の太さはウォータードラゴンの胴体を同じくらいにして、ぐらつかないようにしっかりと固定してください。

日陰がある場所に生息しているため、直接に光が当たらない場所もうまく作り出してください。レイアウトが複雑にならないように気をつけてくださいね。

かなり大きなケージを用意できるのであれば、生息地のジャングルを意識して、陸地と水辺を一体にしたアクアテラリウムに挑戦するのがおすすめです。

ウォータードラゴンの飼育方法

ウォータードラゴンの飼育

ウォータードラゴンは体が丈夫で飼育しやすいため、初心者でも挑戦しやすいトカゲです。大変な部分としては温度の調整で電気代がかかってしまったり、餌となる昆虫の飼育と繁殖が必要になることです。

販売場所と入荷時期

ウォータードラゴンは気温が暖かくなる4月から、各国で養殖された15cm〜20cm程度のベビーが入荷されはじめます。このくらいの大きさから飼育を始めると飼育者に慣れてくれる可能性が高くなるため、なるべく小さなベビーを探すといいですよ。

爬虫類は対面販売が義務付けられているため、ネット通販で購入することはできません。ホームセンターでもなかなか見ることがない種類ですので、爬虫類専門店でさがしてみましょう。

飼育に適している温度と湿度

ウォータードラゴンは高温を好んでおり、25度〜30度を保つ必要があります。20度は絶対に下回らないように注意してください。

木の上で生活しているため、ヒーターはケージ全体を暖めることが出来る「暖突」を使いましょう。温度が足りないときはランプ式の保温球を使います。ケージ内の温度を均一にすることが大切なので、ファンなどで空気を循環させることも検討しましょう。

湿度は60%〜80%を目安に、毎日2回朝と夜に霧吹きしてくださいね。

おすすめの爬虫類用ヒーターで紹介しているので、ご参考ください。

餌は昆虫、慣れたら人工餌を与える

ウォータードラゴンは雑食性で野生下では果実や植物などを食べることもありますが、基本的には肉食性と思っておいてください。

餌は体の大きさに合わせてコオロギデュビアレッドローチミルワーム、ピンクマウスと大きくしていくといいですよ。餌の与え方はピンセットで口元までもっていって、目の前で動かすことで食いつかせます。昆虫食は栄養バランスがよくないため、餌を与える前に専用のカルシウム剤をまぶしてから与えてください。

個体によっては人口餌も食べてくれるので、ぜひ挑戦してみましょう。フトアゴヒゲトカゲ専用のフトアゴフードやイグアナ専用のイグアナフードなどだと食べる可能性があります。

餌の量は40cm以下の成長期には食べられるだけ与えて、その大きさを超えてくると3日に1回程度に抑えてくださいね。


脱皮が上手に出来ないならお手伝い

ウォータードラゴンは成長するにつれて古くなった皮膚を脱ぎ捨てるために脱皮を行います。回数は子供の時は月に1回、大人になると2ヶ月に1回ほどです。

このときにケージ内の湿度が不足していると完全に脱皮の皮が取りきれない、脱皮不全という病気を引き起こすことがあります。放置していると皮が壊死してしまいます。脱皮不全を見つけたら30度前後のぬるま湯に温浴して、手で優しく擦り落としてあげましょう。

ウォータードラゴンについてまとめ

ウォータードラゴンの飼育

ウォータードラゴンは人馴れしやすく、丈夫で飼育しやすいため、初心者にもおすすめのトカゲです。デメリットをあげるなら大きなケージが必要なことでしょうか。

体が大きくて慣れてくれるのでハンドリングのしがいがあり、活発に動くので観賞用しても飽きません。上手に育てるほど発色は良くなりますので、飼育しがいのあるトカゲだと思いますよ。

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