アベニーパファーの繁殖と飼い方!混泳できる魚や寿命、水槽の立ち上げ方法は?

アベニーパファーは淡水で飼育できるフグです。フグは泳ぎ方や顔がとてもチャーミングでぜひ一度飼って見たい!と思う方も少なくないのではないでしょうか。

今回はそんなアベニーパファーについて水槽の立ち上げ方や飼育のコツなど詳しく紹介していきます。

アベニーパファーってどんな魚なの?

アベニーパファーの飼育
アベニーパファーはインドの南西部の河川に生息している最小の淡水ふぐです。最大でも3cmほどの大きさにしかならず、淡水でも飼育できるので手軽に飼育できるふぐとして初心者に人気があります。

泳ぐ姿が可愛らしく、ヒレをパタパタと動かしながら水中を移動します。見た目のわりにはすばしっこい動きで、じっと何かを見ていたと思うと急に動き出したりします。その可愛い動きに魅了された愛好家が多くいます。

アベニーパファーの値段と販売場所

アベニーパファーの飼育
アベニーパファーは熱帯魚に力を入れているホームセンターや熱帯魚専門店、ネット通販で2cmほどの幼魚が販売されています。

値段は1匹あたり300円〜500円程度で売られていることが多いです。

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アベニーパファー水槽のレイアウト

アヌビアスナナ
アベニーパファーはつつく習性があるので、葉が柔らかい水草はボロボロにされてしまいます。オススメの水草は丈夫なアヌビアスナナです。

水草はあまりいれられないので、レイアウトは流木や石などを組んであげます。臆病な性格ですが、隠れ家を少なくするほうが人馴れもしてくれて、観察しやすくなりますよ。

泳ぎが苦手なので、水流は弱めにしてあげてくださいね。

アベニーパファー水槽の立ち上げ方法

アベニーパファーの飼育

  1. 水槽の設置場所を決める
  2. 水槽と水槽台をセットする
  3. 照明、フィルター、底砂、ヒーターをセットする
  4. カルキを抜いた水を入れる
  5. 各器具の電源をいれて2日間フィルターを稼働させる
  6. アベニーパファーを1匹いれて1ヶ月飼育する
  7. アベニーパファーの飼育数を徐々に増やす

アベニーパファー水槽の置き場所は直射日光に当たらず、騒音が小さいところにしてあげます。

立ち上げたばかりの水槽は有害物質を無害なものへ分解してくれるバクテリアがいないため、少数の魚を飼育してバクテリアの繁殖を促す必要があります。

バクテリアが十分に繁殖させられれば、水槽の立ち上げは問題ないですよ。

アベニーパファーの飼育に必要な水槽のサイズ

アベニーパファーの45cm水槽
アベニーパファーは体が小さいので、一番小さな30cm水槽から飼育することができます。

飼育の目安は30cm水槽で3匹、45cm水槽で8匹、60cm水槽で15匹前後になります。

アベニーパファーに適した水温、水質、水換えの頻度は?

ヒーター
アベニーパファーの飼育に適している水温は22度〜28度です。低水温に弱いので、冬はヒーターが必要になります。

水質は弱酸性〜中性がおすすめです。水換えの頻度は週に1回、1/3程度水換えを行ってあげましょう。

アベニーパファーにおすすめの餌は?

冷凍赤虫
アベニーパファーには胃がないため、餌を食いだめすることができません。餌の頻度は多めになり、1日3回、1〜2分で食べきれる量を与えます。

おすすめの餌は冷凍アカムシやイトメを好んで食べます。偏食で、これしか食べないという個体もたくさんいます。ふぐ専用の人工餌もありますが、餌付けが悪いので、幼魚のうちから少しづつ慣らすようにしておきます。うまくいけば人工飼料のクリルや乾燥赤虫を食べてくれます。

つつくように餌を食べるので、食べ残しがよく出ます。アカムシやイトメは生餌で放っておくと水質悪化を招いてしまいます。そのため掃除屋さんとしてヤマトヌマエビを混泳させていると管理が楽ですよ。

スネールという貝(熱帯魚水槽の害虫)が好物でスネール駆除としても扱われることもあります。

餌を食べないとき

アベニーパファーは拒食で餌を食べなかったり吐き出すことがあります。まずは大好物な冷凍赤虫をあげてみて、それでも食べないときは体調が悪いことが考えられるので、すぐに1/3ほど水を交換して様子を見ましょう。

旅行中はどうする?

2〜3日程度の旅行であれば餌をあげる必要はありません。冷凍赤虫になれている個体であれば、タニシやミナミヌマエビ、グッピー、ミジンコを繁殖させておいて稚魚などの生き餌を放っておきます。人工飼料に慣れていれば、自動給餌器を使います。

アベニーパファーとの混泳できるの?

ヤマトヌマエビ
アベニーパファーはつつく習性があるので、熱帯魚のヒレをかじりに行くことが多く、混泳に向いていません。エンゼルフィッシュやグッピーなどヒレが長い熱帯魚はボロボロにされる可能性が高いです。

隠れ家になる水草をたくさんいれておけば、コリドラス、プレコ、ネオンテトラ、メダカなどでも混泳することができます。

幼魚のときは複数飼いでもトラブルはおきませんが、成長するにつれて気性が荒く、縄張り意識も強くなるため、単独飼育をおすすめします。掃除屋としてヤマトヌマエビやミナミヌマエビを入れる場合には隠れ家となる水草、岩、流木を多めに配置してあげましょう。

アベニーパファーの繁殖のコツ

アナカリス
アベニーパファーの繁殖は比較的容易で、成熟したオスとメスをいれておけば自然とペアができます。最初は喧嘩することが多いので、流木や石など隠れ家をたくさんいれておきましょう。ペアを確認したら別の水槽に移動させましょう。

産卵が近づくと、餌をあげていないのにメスのお腹がパンパンに膨れ上がります。産卵は水草に行うので、ウィローモスやアナカリス、カボンバなどをいれておきます。

卵は非常に小さく、大きさは2mmほどしかありませんので、注意深く観察しましょう。

オスとメスの見分け方は?

アベニーパファーのオスは黒い斑点がライン状になっており、目の後ろにしわがあります。メスには斑点がライン状になっておらず、体は丸みを帯びているのが特徴です。

メスはオスと違って縄張り意識が強くないため、個体同士で寄り添っていることがあります。よく観察していれば簡単に見分けがつくでしょう。

アベニーパファーの卵が確認できたらどうするの?稚魚の餌は?

ブラインシュリンプ
アベニーパファーが産卵を終えたら親魚を元の水槽に戻して卵の世話をしましょう。

卵は水温が低いと孵化が遅くなり、高いと水カビが発生しやすくなります。毎日水換えを行なって新鮮な水を与えてあげてください。

卵は3〜5日程度で孵化しはじめます。生まれてから5日後程度に餌を食べるようになりますので、そのときにスポイトでブラインシュリンプなどの稚魚用の餌を与えましょう。

アベニーパファーの寿命は?どんな病気にかかるの?

アベニーパファーの飼育
アベニーパーファーの寿命は3年になります。かかりやすい病気は白点病、尾ぐされ病、拒食症になります。

白点病は体の全体が白い点で覆われる病気で、水槽などの閉鎖的な環境でかかりやすい病気です。白点病の個体を確認したら別の水槽に移動させて薬浴してあげましょう。

尾ぐされ病は各ヒレが溶け出す病気で、水質の悪化が原因の病気です。こちらも白点病と同様に別の水槽に移動させて薬浴させましょう。一度溶けたヒレは戻らないことが多いので、予防のためにこまめに水を交換したり、餌の食べ残しは除去するようにしましょう。

拒食症はアベニーパファーに多い病気で、人工餌になかなか慣れてくれず、好物のアカムシも食べてくれなくなる時があります。そんな時はピンセットを使って目の前に動かしてあげたり、新鮮な赤虫を飼ってきて与えてみてあげてください。

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