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底面フィルターの仕組みと使い方を紹介!おすすめ商品やろ材、水流の強さは?

2019年11月8日

底面フィルターは底砂をろ材として使うことが出来るので、非常に高いろ過力を発揮してくれますが、外掛けフィルターほどの知名度はないように感じています。それぞれにメリットとデメリットがありますので、飼育環境によって使い分けられるといいですよね。

今回はそんな底面フィルターの特徴や仕組み、使い方、おすすめ商品などを詳しく紹介していきます。

底面フィルターとは?

底面フィルター

底面フィルターとは底砂の下に濾過槽があるフィルターのことを言います。

水中の水は底砂を通過して、濾過槽に集められ、上部にある吐き出し口から水を出します。

底砂には多くのバクテリアが生息しており、それらをろ材としてフル活用出来るため、フィルターの大きさ以上のろ過力を発揮することが出来ます。反対に言えば、底砂をいれていない水槽では、導入するメリットはありません。

底面フィルターのメリット

チェックポイント

  • 砂がろ材になるので、ろ過力が高い
  • 稚魚・稚エビを吸い込まない
  • 水位が低くても大丈夫

砂がろ材になるので、ろ過力が高い

底面フィルターは底砂に水を通すことで、同サイズの外掛けフィルターや投げ込み式フィルターと比べて高いろ過力を発揮することが出来ます。

しかし、60cm以上の大型水槽では力不足になるので、上部式フィルターなど物理ろ過に優れたフィルターが必要になります。45cm以下水槽では充分なろ過力を持っているフィルターです。

稚魚・稚エビを吸い込まない

底面フィルターは水の吸込み口が底砂の下なので、稚魚や稚エビを吸い込む心配がありません。外掛けフィルターだと吸い込んで死んでしまうことがあります。

水位が低くても大丈夫

底面フィルターの水位は最低でも10cmもあれば十分です。アクアテラリウムやミズガメの飼育で使うことも出来ますね。

水の吐き出し口の位置が高いと落水音が大きくなるので、パイプカットで調節すると良いですよ。

底面フィルターのデメリット

底面フィルターのデメリットはなんといっても、砂の量が多いことによる掃除の手間です。

1回の掃除は手間ですが、ろ過力の高さから掃除回数は多くはないので、メリットともデメリットとも言えます。

チェックポイント

  • 水流が弱い
  • 底砂の厚みが出る
  • 掃除の手間がある

水流が弱い

底面フィルターの水流はとても弱いです。

仕組み上、エアーポンプで動かすことになるため、いわゆる金魚のブクブクと似たような水流になるからです。水流は横に向かってというよりも、水面を揺らす泡が大量でてきます。

水泡で水槽周りが濡れることがありますので、水槽の蓋はしっかりとしておきましょう。エアーストーンの位置によって泡の量を調節することも可能です。

グッピーや金魚、メダカなどのあまり泳ぎ回らない魚の水槽でも使いやすいろ過フィルターです。

底砂の厚みが出る

底面フィルターを使うときは、底面フィルターの上に2cm~3cmの厚みで砂を敷かなければなりません。そうなると5cm近くの厚みになるので、結構な圧迫感が出てきます。

反対に砂をいれすぎると底砂の中の水の循環が悪くなりますので、いれすぎはやめておきましょう。

掃除の手間がある

プロホース

底面フィルターは底砂の下にある濾過槽にゴミがたまっていくので、半年に1回は掃除が必要です。

掃除は外掛けフィルターのように、ろ過マットだけささっと洗うということが出来ず、底砂を全て取り出して、完全にリセットするほどの大作業になります。

普段から2週間に1回ほど底砂にたまったゴミをプロホースで吸い取るようにしておきましょう。

底面フィルターの設置方法

吸い上げ式

底面フィルターの一般的な設置方法が吸い上げ式です。

エアレーションの力を使って、水中の水を底砂を通して、底の濾過槽に集め、上部の吐き出し口から水を出します。

吹き上げ式

使用している方は多くありませんが、底面フィルターには吹き上げ式という使い方もあります。

吸い上げ式だと底砂にゴミがたまってしまいますので、いったん別のろ過フィルターで物理ろ過をしてから、底面フィルターを通過させようという考えです。

多い使用方法は、外部フィルターにいったん水を吸い込み、底面フィルターのパイプに向かって水を入れ、底の濾過槽から底砂を通して水中に水を吐き出します。

おすすめの底面フィルター

底面フィルターの代表品は3メーカーから出ています。大きな違いは濾過槽のプレートの枚数や穴の付き方になります。底砂がろ材になっていることから、ろ過力は似かよっており、特にこれがおすすめ!というものはありません。

外部フィルターや上部フィルター、コーナーフィルターと連結するときは同じメーカーの商品を選ぶようにしましょう。

ジェックス マルチベースフィルター

マルチベースフィルターは30cm水槽用でもプレートが4枚あり、カスタマイズ性に優れています。さらにはプレートだけで販売されているので、水槽サイズがアップしたときにも買い足しで対応できます。

プレートの高さは薄めで、底砂の厚みを大きくしたいときにおすすめです。


水作 ボトムフィルター

30cm水槽用でプレートは2枚、正方形になっています。こちらもスリムタイプでプレートだけでも販売されているので、増設も簡単に行えます。


ニッソー バイオフィルター

バイオフィルターはもっとも安価な底面フィルターです。

30cm水槽用だとプレートは1枚しかなく、カスタマイズ性は高くありません。ろ過機能に大きな差はないため、水槽サイズを大きくする予定がなかったり、稚魚用水層などで一時的に底面フィルターがほしい時にちょうどいい商品です。



底面フィルターの使用に必要な商品

チェックポイント

  • エアーポンプ
  • 逆流防止弁
  • エアチューブ
  • 底砂の選び方

エアーポンプ

底面フィルターを動かすためにはエアーポンプが必要です。

なぜ最初からエアーポンプがないのかと言いますと、エアーポンプ以外にも上部フィルターや外掛けフィルター、コーナーフィルターと連結して使うことが出来、選択肢が多くあるからです。

基本はエアーポンプを使うと覚えておきましょう。エアーポンプは静音機能が素晴らしい水心の商品がおすすめです。


逆流防止弁

停電などでエアーポンプが停止したときに、エアーポンプを水槽よりも下の位置に置いていると、サイフォンの原理で水槽の水がエアチューブをたどってエアーポンプまで逆流する可能性があります。

これを防ぐためにエアーチューブとエアーチューブの間に逆流防止弁をつけておくことで、逆流を止めることが出来ます。必須ではありませんが、安全のためにつけておきましょう。

エアチューブ

底面フィルターに付属しているチューブの長さが短いときは、調節用に必要になります。エアチューブは点滴法による水合わせなど、使用頻度が高いので、もっておくと便利です。

底砂の選び方

底面フィルターの砂はバクテリアが住み着きやすいように、表面がザラザラした多孔質の砂を選んでください。

また、底面フィルターには水を通すための穴が開いていますので、そこから砂が落下しないように、大きい粒を選びます。粒がたまると水の流れが悪くなったり、詰まって水が出ないようになる危険性があります。

推奨はされていませんが、ソイルなどの底砂を使いたいときは、鉢底ネットや洗濯ネット、ウールマットなどで落下防止をすることも可能です。



底面フィルターについてまとめ

今回は底面フィルターの特徴や使い方、おすすめ商品について紹介していきましたが、いかがでしたでしょうか。

底面フィルターは底砂をろ材として使えるので、小型水槽において最高のろ過力を発揮してくれます。

メンテナンス性の悪さや水流の弱さなどのデメリットもありますので、ご自身の飼育スタイルに合わせてフィルターは選ぶようにしてください。

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