熱帯魚

スマトラはどんな熱帯魚?特徴や飼育方法、混泳、種類、寿命について紹介!

2018-05-28

スマトラは黒と白のストライプがはっきりと出ており、ヒレと鼻先が赤色になるとても綺麗な熱帯魚です。その美しさとは裏腹に、気性の荒い性格で、他の魚を攻撃することがよくあります。

今回はそんなスマトラについて生態や特徴、寿命、繁殖、種類、混泳相性など詳しい飼育方法について紹介していきます。

スマトラってどんな熱帯魚なの?

熱帯魚スマトラの飼育

スマトラは東南アジアのスマトラ島、ボルネオ島に生息している熱帯魚です。

コンスタントに日本に輸入されており、グッピーやネオンテトラに並ぶ代表的な魚です。元気な個体は4本の黒帯と赤いヒレと鼻先が綺麗に発色しており、とても美しいですよ。

気性が荒いことで有名な魚で、混泳相手の大きさに関わらず、ヒレをかじりにいく攻撃性を持っています。ヒレが長いグッピーの天敵とも言える熱帯魚です。

混泳が難しい魚ではありますが、水草をたくさん植えた水槽で、スマトラを群泳させると、見応えのあるレイアウトになりますよ。

成長スピードと体の大きさ

スマトラは最大で6cmの大きさになる小型の熱帯魚です。

たくさん餌を食べるので、他の小型熱帯魚よりも成長が早く、1年で成魚になり4cmほどの大きさになります。そこからの成長は遅く、1年で1cmづつ成長します。

寿命の長さ

スマトラの寿命は平均して3年〜5年です。小型の熱帯魚にしては長い方なので、注意が必要です。

スマトラの種類

スマトラはカラーバリエーションが豊富で基本種を合わせると計3つの種類がいます。

グリーンスマトラ

全身が暗緑色に輝き、ヒレ先に赤みをのこしたスマトラです。スマトラ特有のシマシマ模様はありませんが、赤みが強調されているので、ワンポイントが綺麗です。

アルビノスマトラ

スマトラの黒帯のところが白くなっている種類です。こちらも鼻先とヒレ先が赤くなっており、とても綺麗です。ショップでは白スマトラの名前で販売されていることが多いです。

スマトラの飼育方法

熱帯魚スマトラの飼育

スマトラは体が丈夫なので、初心者にも飼育しやすい熱帯魚です。

水槽の立ち上げ方

スマトラの水槽立ち上げの注意点は、立ち上げたばかりの水槽へすぐにたくさんのスマトラをいれないことです。

最初はフンなどの有害物質を無害なものに分解するバクテリアがいないため、すぐに水が悪くなって住めない環境になります。

最初は少数で飼育してバクテリアの数を増やし、水質が安定する状態まで待ちましょう。

水槽立ち上げの手順

  1. 水槽の置き場所を決める
  2. フィルター、照明、底砂、ヒーターをセットする
  3. カルキを抜いた水をゆっくり入れる
  4. 流木、水草、石組みをしていく
  5. フィルターを稼働させて水の濁りを取る
  6. スマトラを1匹購入してきて入れる
  7. 1ヶ月飼育する
  8. スマトラの数を徐々に増やしていく

水槽の立ち上げ方で詳しく紹介しているので、ご参考ください。

水槽のレイアウト

ミクロソリウム

スマトラは小型熱帯魚なので単独飼育では物足りなく、10匹以上で群泳するのがおすすめです。

飼育数が3匹以下だと喧嘩になりやすいので、最低でも6匹以上で飼育してあげてください。同種同士でも喧嘩しやすいため、隠れ家になる水草や流木を多めに入れてあげましょう。

水草は育成が簡単なアヌビアスナナ、ミクロソリウム、アマゾンソードプラントなど植えておくといいですよ。

飼育に適した水温と水質は?

スマトラに適した水温は22度〜27度です。

寒さに弱いので、冬は水槽用のヒーターが必要です。

水質の適応範囲はかなり広く、ph5.0〜7.5までいけるので、他の熱帯魚が弱っていく環境でも元気に泳いでいることがあります。

特に弱酸性を好んでいるので、少し古い水をつかってあげると元気になりやすいです。弱酸性を保っていると、銀色の輝きが強くなり非常に綺麗な魚になってくれます。

水換えは週に1回、1/4ほど行ってあげましょう。

餌は人工餌がメイン

スマトラは雑食性で餌の好き嫌いが少ないので、餌やりのトラブルはほとんどありません。

メダカや金魚の餌でもいいですが、栄養価の高い熱帯魚専用の餌を与えると健康になって発色も良くなります。餌はテトラプランクトンなどの安価な熱帯魚専用の人工飼料を与えましょう。

オレンジ色の発色を強くしたい時は、ディスカスフードやクリルなどがおすすめです。

餌の量は1日に2回、1〜2分程度で食べきれる量を与えてくださいね。泳ぐのが早く餌をどんどん食べていくので、餌をあげすぎて肥満にならないように注意してください。

かかりやすい病気

スマトラ丈夫な熱帯魚なので、あまり病気にはかかりませんが、導入して1ヶ月は白点病にかかることがあります。

白点病とは体中が白い点々で覆われる病気で、寄生虫が原因です。導入初期にショップから連れてくることが多いので、注意して観察しておきましょう。感染力が強いので、見つけたらすぐに別の水槽に隔離してメチレンブルーで薬浴してください。

スマトラの繁殖方法

ウィローモス

スマトラは販売されている個体のほとんどがアジアで養殖された個体で、国内の繁殖例も多い熱帯魚です。

自宅の水槽飼育でも繁殖を狙うことができます。繁殖では成熟した親がいることが大切なので、餌をしっかり毎日与えて元気に育てましょう。5匹以上で群泳させていると自然とペアができて繁殖してくれますよ。

産卵床はウィローモスなどの水草の上に卵をうえつけます。放置していると親が卵を食べてしまうので、確認したらすぐに別の水槽に移動させましょう。

稚魚の育て方

スマトラの稚魚には稚魚専用の餌であるブラインシュリンプを与えましょう。

一般的な人工飼料でも小さくすれば食べてくれますが、ブラインシュリンプは栄養価が高く、食いつきがいいので、稚魚が元気に大きく育ってくれます。

この餌を準備して、毎日2回しっかりとあげることができれば、稚魚の飼育は難しくありませんよ。

ブラインシュリンプの与え方で詳しく紹介しているので、ご参考ください。

スマトラの混泳方法

スマトラは運動量が多くて、気性が荒い熱帯魚なのでスマトラ同士での群泳が一番おすすめです。

おすすめの混泳相手

ゼブラダニオ

他魚だと同じくらいの運動量でヒレが短いゼブラダニオや体が硬いプレコが混泳できます。

混泳に向かない相手

グラミー

相性次第なので、ネオンテトラなどの小型熱帯魚と混泳している例もありますが、いつ水槽の生態バランスが崩れるかわからないのでやめておいてください。

底砂に生息するコリドラスすらも攻撃対象です。

スマトラに追いかけ続けられる姿を見るのは悲しくなります。

特に混泳してはいけないのが、長いヒゲをもっているミナミヌマエビヤマトヌマエビ、ヒレがながいグッピーエンゼルフィッシュグラミーなどの熱帯魚です。

熱帯魚スマトラについてまとめ

熱帯魚スマトラの飼育

スマトラは美しい体色で水槽内を気持ちいいくらいにびゅんびゅん泳ぎ回るので、みていて楽しい熱帯魚です。

しかし、ショップで見惚れて、小型熱帯魚の水槽に入れてしまうと、周りの熱帯魚を攻撃してしまったり、トラブルも多いです。混泳には注意が必要と覚えておきましょう。

体が丈夫で飼育は簡単なので、初心者にもおすすめです。興味を持たれて方はぜひ飼育に挑戦してみてくださいね。

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