ラスボラの飼い方を詳しく紹介!人気の種類や混泳できる魚、繁殖のコツは?

ラスボラは一般的な知名度はあまり高くありませんが、水族館での小型熱帯魚コーナーでは必ずみかける熱帯魚です。じっくりと飼いこむほど発色に輝きますので、ネオンテトラなどの代表種にも負けません。

今回はそんなラスボラについて人気の種類や混泳できる魚、繁殖方法、寿命など飼育方法を詳しく紹介していきます。

ラスボラってどんな熱帯魚なの?

ラスボラの飼育
ラスボラは東南アジアの細い川や沼地に生息しているコイの仲間です。ネオンテトラなどの小型カラシンと人気を二分している種類で、とてもポピュラーな小型熱帯魚です。大きさは2.5cm〜4cmの種類が多いです。

餌の選り好みがなく、水質の適応能力が高いので、初心者向けの熱帯魚と言えます。しかし水質の管理がしっかり出来ていると発色はどんどんよくなるので、飼育の奥深さも兼ね備えています。

体色が鮮やかで美しく、温和な性格をしているので、水草水槽で見事な群泳を楽しむことができますよ。

ラスボラの人気の種類

ラスボラは種類が豊富で観賞魚として名前が通っているだけでも40種類を超えてきます。ここでは代表的なラスボラを紹介しますね。

ラスボラヘテルモルファ

分布
マレーシア
体長
4cm
水温
22度〜26度
pH
5.0〜5.5
水質
軟水
寿命
2年〜3年
販売価格
100円〜150円

ラスボラヘテルモルファは最もポピュラーな種類です。オレンジ色の体をベースに、体の真ん中なら尾びれの付け根に向かって三角形の黒い模様が入っいます。色違いの改良品種も盛んで、ブルー、ゴールド、プラチナブルー、ディープブルーなど多くの種類を見つけることができます。コレクション性が高いラスボラです。

ラスボラエスペイ

ラスボラエスペイ

分布
タイ、マレーシア、インドネシア
体長
3.5cm
水温
22度〜26度
pH
5.0〜5.5
水質
軟水
寿命
2年〜3年
販売価格
150円〜200円

ラスボラエスペイは赤い体色をベースに、黒の細長い三角形の模様が入っています。

体色は美しく、価格が手ごろで、入手が難しくなく、飼育も簡単なので初心者にうってつけの熱帯魚と言えます。群れを好むので、10匹単位で群泳をさせて広々とした水槽で泳がせてあげてくださいね。

ラスボラマクラータ

分布
マレー半島、スマトラ
体長
2cm
水温
22度〜26度
pH
5.5〜7.0
水質
軟水
寿命
1年〜2年
販売価格
100円〜200円

ラスボラマクラータは最小のラスボラで大きさは最大でも2cmにしかなりません。大きな水槽であまりにも目立たず、45cm以下の小型水槽で美しさを発揮できる種類です。

輸入直後の個体は弱っていることが多いので、購入前にはしっかり注意しておきます。熱帯魚専用餌でも大きすぎるので、潰しやすいフレーク状の餌かブラインシュリンプをあたえるといいですよ。

ミクロラスボラ

ミクロラスボラ

分布
ミャンマー
体長
4cm
水温
23度〜27度
pH
5.0〜6.0
水質
軟水
寿命
2年〜3年
販売価格
200円〜300円

ミクロラスボラの基本種はとても地味な種類で、背びれの先端と尾びれに黒い斑点があるラスボラです。しかし色違いが多く見つかっており、花火のような模様をしているミクロラスボラハナビや、星のような模様がたくさんついているミクロラスボラギャラクシー、青色と緑色が薄く輝いているミクロラスボラブルーネオンなどがいます。

どれも目を見張るような美しい体色をしているので、熱帯魚専門店やネット通販でぜひ探してみてください。

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ラスボラ水槽のレイアウトのコツ

ラスボラの飼育
ラスボラは温和な性格をしています。群泳を好んでいるので、10匹以上で飼育してあげましょう。

水槽レイアウトで水草はラスボラと同じアジア産の物を使うと味がでます。おすすめの水草はリスノシッポ、シベルス、ミクロソリウム、バリスネリアなどのになります。

弱酸性の水で飼育していると発色が良くなるので、弱酸性を維持できる流木やソイルで育ててあげましょう。

泳ぐのが得意ではないので、水流は弱めにしておきます。

ラスボラ水槽の立ち上げ方法

ラスボラの飼育

  1. ラスボラ水槽の置き場所を決める
  2. 水槽と水槽台をセットする
  3. 照明、フィルター、ヒーター、底砂をセットする
  4. カルキ抜きした水を入れる
  5. 各器具の電源を入れる
  6. 1時間ほどフィルターを動かして水の濁りを取る
  7. ラスボラを2匹ほどいれて1ヶ月飼育する
  8. ラスボラの数を徐々に増やしていく

ラスボラ水槽は直射日光が当たらず、騒音が少ないと場所を選びます。電源が近いと便利です。

水槽を立ち上げたばかりの時は、フンや餌の食べ残しなどの有害物質を無害な物質へ分解してくれるバクテリアがいません。最初は少数から飼育してバクテリアの数を増やしていきます。

最初は水槽の悪化が早いので、2日に1回は1/3ほど水を交換してあげてくださいね。水質が安定すると飼育数を増やしても大丈夫ですよ。

ラスボラの水合わせの方法

ラスボラは急激な環境の変化に弱いので、購入してきた個体をそのまま水槽に入れると水温差と水質差(phショック)で死んでしまうことがあります。予防するために水合わせをしっかりと行いましょう。

  1. ラスボラを水ごとバケツに入れる
  2. バケツの水が倍になるように30分かけて水槽の水を入れる
  3. バケツの水を半分捨てる
  4. 再びバケツの水が倍になるように飼育水を入れる
  5. 水温差がないことを確認してラスボラを水槽に入れる

ラスボラに適している水温は?

ヒーター
ラスボラに適している水温は22度〜26度です。低水温に弱いので、冬はヒーターを準備しましょう。

通常のヒーターでは水温が27度で固定されるので、温度調整機能付きのヒーターで24度に設定してあげます。

ラスボラに適している水質、水換えの頻度は?

ラスボラに適している水質はph5.0〜5.5の弱酸性です。水質の適応力が高いので、中性でも飼育することができますが、phを維持できると綺麗な体色を見せてくれますよ。

水換えの頻度は週に1回、1/4交換してあげます。

ラスボラにおすすめの餌

ラスボラの餌
ラスボラにおすすめの餌は熱帯魚専用の人工飼料であるフレーク状のテトラミンや粒状の餌です。メダカの餌でも飼育することができますが、栄養価が少ないので、メインであげるのはおすすめできません。

赤色の色揚げ効果がある餌もよく、乾燥エビやクリルをバラバラにしたもの、ディスカス専用の餌などもおすすめです。

飼育しているラスボラの好物を見極めることが大切なので、色々な餌をあげて見極めていくといいですよ。

餌の頻度は毎日2回、1〜2分で食べきれる量をあげてください。

ラスボラの繁殖方法

ラスボラの繁殖につかうミクロソリウム
ラスボラの繁殖難易度は初心者向けではありませんが、十分に狙えるくらいのレベルです。

繁殖には成熟した親魚がいることが大切なので、毎日しっかりと餌をあげます。10匹ほどで群泳させていると自然とペアができますよ。

ペアができると産卵用の水槽に隔離します。葉幅の大きい水草に産卵するので、ミクロソリウムなどを入れておきます。産卵後は食卵を防ぐために、親魚は元の水槽に戻しておきます。

ラスボラの稚魚の育て方

稚魚餌のブラインシュリンプ
ラスボラの稚魚は産卵から2日前後で孵化します。最初はヨーサックと呼ばれる栄養のはいった袋で育つので、餌をあげる必要がありません。孵化して2日たつと餌を探して泳ぎ回るので、餌が必要になります。

稚魚は体が小さいので、餌には小さくて栄養価が高いブラインシュリンプが必要になります。乾燥卵を購入してきて孵化させないといけないので、手間がかかりますが、稚魚の生存率をあげるためには必須です。

1ヶ月ほどブラインシュリンプで飼育していると体が大きくなりラスボラらしくなるので、親魚の水槽に戻すことができますよ。

ラスボラと混泳できる魚

ラスボラとの混泳におすすめなコリドラス
ラスボラは温和な性格をしているので、多くの小型熱帯魚と混泳することができます。

おすすめの混泳相手はネオンテトラ、グッピー、コリドラス、ヤマトヌマエビ、ミナミヌマエビなどになります。

混泳に向かないのは気性が荒いスマトラや泳ぎが得意なゼブラダニオ、体の大きなエンゼルフィッシュなどになります。

ラスボラの寿命は?

ラスボラの寿命は2年〜3年です。寿命はあまり長くありませんが、飼いこむほど体色が鮮やかになってくる熱帯魚なので、大切に飼育してあげてくださいね。

ラスボラのかかりやすい病気は?

ラスボラは水換えなど環境が変わった時に病気にかかりやすくなります。

白点病

全身が白い点々に覆われる病気で、寄生虫が原因です。輸入してきたばかりの個体に発症していることが多く、購入して1週間はしっかりと観察しておきます。感染力が非常に強いため、発症を確認したらすぐに別の水槽に隔離しましょう。メチレンブルーで1週間薬浴すれば元気になりますよ。

尾ぐされ病

ヒレ先が溶けてくる病気で、カナムナリスという病原菌が原因です。水質悪化がすすんだ水槽で繁殖するので、定期的な水換えが大切になります。発症を確認したらすぐに水槽の全換水を行ってください。

完治が難しい病気です。発症した個体は別の水槽に隔離して水温を30度にして、エルバージュで1週間薬浴してほど様子を見てみましょう。

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