初心者向け、グッピーの繁殖方法まとめ!産卵から出産までの流れを紹介!

グッピーは繁殖が簡単で、初心者でも成功する可能性が高い熱帯魚です。その反面、繁殖力が高いので増えすぎないように注意が必要です。

今回はグッピーの繁殖方法について詳しく紹介しています。ご自身の熱帯魚ライフに合わせて繁殖に挑戦してみてくださいね。

繁殖させる熱帯魚としてグッピーが人気の理由は?

グッピーの繁殖

グッピーは子供が直接生まれてくる卵胎生の熱帯魚で、卵を食べられる心配がありません。また、生まれたての稚魚は、手で崩してあげれば親魚の餌を食べられるくらいの大きさなので、稚魚用の餌を準備しなくても大丈夫なんですよ。

必要なテクニックも特になく、ペアを用意すればすぐに繁殖してくれて、稚魚の飼育も簡単なので、初心者が繁殖に挑戦する魚として人気があるんですね。

高い繁殖力!どれくらいのペースで増えていくの?

グッピーは健康に育ったオスとメスが入れば、すぐにペアになり繁殖を開始します。ペアができるかどうかは相性次第というのもあまりありません。

繁殖力の高さと産卵数の多さは他の魚の群を抜いています。初産は1回の繁殖で10〜20匹ほどですが、回数を重ねるごとに30回〜50回と増加していきます。

2ペアを飼育していると1ヶ月で40匹、2ヶ月目には80匹、3ヶ月目には120匹、4ヶ月目には最初の稚魚も繁殖できるので500匹近くのグッピーが生まれることになります。産卵数はメス親の体の大きさと成熟状態で決まります。稚魚の時からブラインシュリンプやイトムシなど栄養価の高い餌をたくさん摂取して、体が大きく成長したメス親はたくさんの稚魚を産んでくれます。

年中産卵するので、1年間で10回の繁殖をし、生涯に200匹の稚魚を生みます。

大量に増やしたい時は交尾が盛んに行われるように、1つの大きな水槽で飼育しましょう。その時に酸欠になりやすいのでエアレーションを複数いれて、水質悪化を防ぐために水換えの頻度をあげることでどんどん増えていってくれますよ。

グッピーの繁殖方法

グッピーの繁殖

一般的な熱帯魚はメスが卵を産卵して、オスが上から精子をかけます。しかし、グッピーはオスの尻ビレにあるゴノポジウムという生殖器をメスの体内に入れることで、直接受精させます。

このような繁殖方法を卵胎生と呼び、親魚の体内で受精して子供の状態で生まれてくることをさしています。

いつから繁殖できるの?

グッピーの繁殖適齢期は生後4ヶ月〜6ヶ月になります。早い個体だと生後2ヶ月で繁殖が可能になるため、数を増やしたくない時や品種改良をする時には、そのくらいから間引きをしていく必要があります。

寿命は1年あり、それまでずっと繁殖することができますよ。

繁殖の時期

グッピーには出産時期というものはなく、飼育環境では年中繁殖を行ってくれます。

オスとメスを一緒に飼育してから1ヶ月経過するとペアになって繁殖を始めます。繁殖を促したい時はオス1匹にたいして、メス2匹のを飼育するといいですよ。一度交尾をしたメスは、体内に精子を蓄えており、2〜3回は交尾をすることなく産卵をすることがあります。

出産にかかる時間は?

グッピーは出産を始めてから長くても12時間以内には産み終わります。肛門を観察して稚魚の尻尾などが見えなければ産卵が終わった指標になります。産卵を終えた直後でも、次の卵をもっていることがあり、お腹がへっこまないときがありますよ。

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グッピーの繁殖の行動

グッピーの繁殖

繁殖直前の行動、兆候は?

グッピーのメスは繁殖の準備ができると、お腹が膨らんで黒っぽくなってきます。メスが繁殖可能なタイミングになると、オスが縄張り争いをはじめたり、求愛行動のためにメスを追いかけ回したりするようになります。

寄り添って泳ぐことが増えているなと感じたら、ペアになっており繁殖が近い可能性が高いですよ。

妊娠してから25日〜30日ほどで稚魚を産み、すぐに次の繁殖行動をしはじめます。産卵周期は40日に1回、出産を行うペースだと考えておいてくださいね。

産卵しそうなグッピーの見分け方

グッピーは産卵が近づくにつれて、丸みを帯びたお腹から角張ったお腹へと変化していきます。お腹をよく観察すると、稚魚の目を見ることもできます。稚魚の目が見えるようになると2〜3日以内に産卵が始まります。

行動も変わってきて、水中をゆっくりと上下したり、水底でじっとしていたり、他の魚から逃げるようになります。これらの行動が確認できたら産卵箱か産卵用水槽に移動させてあげましょう。

産卵の時間帯というのはありませんが、落ち着いている状態で産卵しやすので、人間がいない朝や夜に産卵することが多いようです。

出産後どうなるの?

出産を終えた直後のグッピーは体力が落ちているため、2〜3日は単独で飼育してあげてください。

水槽の数が限られている時は、隠れ家になる水草を多く入れてあげてくださいね。グッピーのオスは繁殖行動でメスを追いかけてしまうので、注意して観察してください。

グッピーの繁殖に必要な水槽や器具

グッピーの繁殖率を高めるために必要な器具を紹介していきます。基本的には飼育水槽ひとつあれば繁殖できてしまいますが、稚魚の生存率をあげたい!という方はご参考ください。

稚魚の飼育方法についてはグッピーの稚魚の飼育方法!生存率をあげるコツや隔離の期間、死ぬ原因を詳しく紹介!でも詳しく紹介しています。

産卵用水槽の準備

グッピーは数が増えるのが早いので、1つの水槽で繁殖を楽しみたい時は60cm水槽を用意してあげるといいでしょう。最終的な飼育数と水槽の大きさの目安として30cm水槽で10匹、45cm水槽で15匹、60cm水槽で30匹になります。

産卵専用であれば30cm水槽で問題ありません。そこに親魚を飼育していた水を入れてスポンジフィルターでエアレーションしておきましょう。メス親にストレスを感じさせないように、水流は弱めにして静かな場所に置いてくださいね。

水草は親魚を落ち着かせたり、稚魚の隠れ家になるのでなるべく入れてあげてください。

稚魚を守る、産卵箱

産卵箱は800円前後で販売されている、グッピー専用の産卵補助ケースです。産卵箱は水槽の中にセットして、産卵を間近に控えたメスのグッピーを中に入れます。生まれた稚魚は、産卵箱にある仕切りの下側に落ちていって、親魚と隔離されていきます。下に落ちた稚魚は時間が経つと泳ぎだして、親魚のスペースにいってしまうことがあるので、稚魚が泳ぎだす前に、メス親を産卵箱から取り出さなければなりません。

産卵箱は狭いため、ストレスを感じやすく、メス親は暴れる時があります。産卵箱に入れる期間は長くても2日以内にする必要があるので、出産直前を予想してからいれてあげてくださいね。

稚魚を産卵箱で飼育できるのは生後5日までになります。産卵箱の中は狭くて水の流れが悪いので、長く飼育していると将来の健康によくありません。きちんと育てようと思ったら必ず別の水槽が必要になってきます。

繁殖に必要な水槽の数は?

繁殖を楽しむ程度であれば、水槽は1つあれば問題ありませんが、品種を維持したり改良を狙う時は1品種につき3つの水槽が必要です。

1つ目の水槽で親魚の飼育を行い、2つめの水槽で稚魚のオスを飼育、3つめの水槽で稚魚のメスを飼育します。稚魚水槽から厳選した個体を親水槽に移動させて繁殖をさせていきましょう。

品種改良の時はグッピーのパーツをよく確認して、いいところとベストな状態から不足している部分を観察していきます。ここで足りないと思える部分を補足してくれそうなグッピーを購入し交配をすすめていきます。

生まれた稚魚はオスとメスを分けて、3ヶ月後に結果を確認しましょう。交配を繰り返して理想のグッピーを作り出していきます。飼育している種類の系統を理解し、より美しくなるように頑張ってみてください。

グッピーが繁殖トラブルを紹介!

繁殖しない原因

グッピーが繁殖しない原因で一番多いのが、親が健康に育っていないことです。餌を十分に食べているか、体はしっかりとしているか確認してあげてください。

またペアの相性が悪いことも考えられます。そんな時はオスを1匹追加するか、1ペア新しく入れてあげてくださいね。他のペアがいることが刺激になって繁殖してくれることもありますよ。

繁殖しすぎた時

グッピーが増えすぎてしまったときには、近くのペットショップで引き取りしてもらえないか確認したり、知人へ連絡してみましょう。場合によっては大きくなる前に処分する必要が出てきます。

最後まで責任をもって飼うのが当然ですので、増えすぎないようにオスとメスを隔離したり、繁殖させないようにきちんと管理してあげてくださいね。

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