アロワナ

ブラックアロワナの飼育は難しい?成長速度や必要な水槽サイズを紹介!

2018年4月12日

ブラックアロワナは他のアロワナと比較すると体が小さく、柔らかいので120cm水槽でも生涯飼育が可能な魚です。おとなしい魚なので、混泳できる大型魚として人気が高いんですよ。

今回はブラックアロワナについて水槽の大きさやおすすめの餌など、飼育のコツを紹介していきます。

ブラックアロワナの特徴

ブラックアロワナの飼い方

ブラックアロワナは南アメリカのネグロ川に生息するアロワナの仲間です。

成長するにつれて、背びれと尻びれのオレンジ模様が綺麗に出てきます。体全体にも薄いオレンジと黒色が混ざり合って、繊細な色彩の美しさを見ることができます。

穏やかな性格をしているので、大型魚の混泳相手として人気があります。幼魚の販売量は多いですが、成長させるのが難しいので、立派な成魚を見かけることは少ないです。飼育する時には15cmほどの幼魚から育てる必要があります。

ブラックアロワナの寿命

ブラックアロワナの寿命は平均して10年になります。

ブラックアロワナの大きさと成長速度

ブラックアロワナは最大で90cmになる大型の熱帯魚ですが、水槽飼育では70cm程度で止まってしまいます。

成長速度は餌の量や水槽の大きさによって変わってきます。しっかりと育てていると、半年で体長40cmまで成長します。

3年経過すると成魚になり、大きさは70cmくらいになります。成魚になると最初の細身からは想像も付かないほど肉厚がでて、体高は20cmを超えてきて、迫力ある熱帯魚になってくれます。

ブラックアロワナの種類

ブラックアロワナの飼い方

ブラックアロワナは品種が同じですが体色の違いで別名で販売されていることがあります。

ブルーブラックアロワナはウロコが薄く青色に輝きます。30cmまでは青色がみれますが、50cmを超えると、通常のブラックアロワナと似たような体色になります。

プラチナブラックアロワナは白変種に近く、ウロコが白く輝きます。幼魚の色が黄色いラインではなく白いラインになっているので見分けることができます。

ブラックアロワナとシルバーアロワナの違いは?

シルバーアロワナ

ブラックアロワナとシルバーアロワナは見た目がそっくりで、初心者には見分けるのが難しいです。詳しく違いを説明しますね。

体色の違い

最大の違いは幼魚の時の体色に違いです。ブラックアロワナの稚魚にははっきりとした黒色の体に黄色いラインがはいっており、コントラストが綺麗な魚です。成長するにつれて色が大きく変わり、薄い灰色っぽくなっていきますよ。成魚の体色はシルバーアロワナとあまり変わりません。

大きさの違い

シルバーアロワナは大食感で餌を食べる量がブラックアロワナと比べ物になりません。シルバーアロワナの方が体も大きくなり、1年で60cmを超え、最大で1mになります。ブラックアロワナは1年で40cmまで成長して、最大で60cmになります。

シルバーアロワナの特徴と飼育方法で詳しく紹介しているので、ご参考ください

ブラックアロワナ水槽に必要な飼育設備

ブラックアロワナの飼い方

水槽の大きさ

ブラックアロワナの飼育には60cm、90cm、120cmの3つのサイズの水槽を用意してあげるのが基本になります。体の大きさにたいして水槽が大きすぎると餌を見つけにくかったり、臆病になってストレスを感じやすくなるからです。

体長30cmまでは60cm水槽で飼育し、体長50cmまでは90cm水槽、それ以降は120cm規格水槽で飼育してあげましょう。最低でも60cm水槽と120cm水槽の2つは用意してあげてくださいね。

アロワナの水槽で詳しく紹介しているのでご参考ください。

ろ過フィルター

ろ過フィルターは上部式フィルターかオーバーフロー式を選びます。糞量が多いので、物理濾過が優れており、掃除のしやすさが大切になります。

照明器具

照明は2灯式を使います。明る過ぎると色が飛んでしまうので、注意が必要です。

保温器具

火傷しないように、安全カバー付きのものを選びます。120cm×60cm×45cm水槽で500Wと300Wの2つのヒーターが必要です。

水温計

水温をチェックします。まれにヒーターが壊れることがあるので注意しておきます。

水槽の蓋

ブラックアロワナの飛び出し事故防止に必要です。隙間なくおいて固定しておきます。

セパーレーター

水槽を区切るセパーレータです。最初から120m水槽で飼育するときにあると便利です。

ブラックアロワナのベビーの飼育のコツ

ブラックアロワナの稚魚

ブラックアロワナの飼育は同種のシルバーアロワナやアジアアロワナよりも難しいと言われており、理由は幼魚の水質適応力が低く、死なせてしまうことが多いからです。

水質の維持と餌を食べているかどうかをまめに観察する必要があります。

水質の維持

水質の変化に弱いので、水が悪くなるとすぐに弱ってしまいます。比較的、毎日水温と水質はしっかりと管理しておきましょう。水換えの時は新しい水が飼育水と同じ水温、水質であるか確認します。

餌不足に気をつける

食が細いため、急に餌を食べなくなることも珍しくありません。たくさんの餌の種類を用意して、ローテーションを組んで食欲を刺激してあげてください。

おすすめの餌は冷凍イトメや冷凍赤虫などの冷凍餌です。最初は餌付けが悪いので、ショップの人になにをあげていたか確認しておきましょう。

餌の食べ残しは水を悪くしてしまうので、すぐに取り除いてください。

ブラックアロワナの飼育方法

ブラックアロワナは40cmを超えてくると、水質の敏感さもなくなり、飼育は難しくありません。

しかし、食の細さは引き続きありますので、餌のバリエーションは増やせるだけ増やしておき、餌に飽きた時にすぐに対応できるようにしておきましょう。

ブラックアロワナの値段と販売場所は?

ブラックアロワナの幼魚の流通量はシルバーアロワナの次に多いので、見つけるのは難しくありません。熱帯魚専門店かネット通販で探してみましょう。販売時期は春〜夏のシーズンでブリード個体の幼魚が入荷されてきます。

大型のブラックアロワナはかなりレアで非常に高価になります。だいたいは15cm前後の幼魚で、価格は5,000円〜40,000円ほどで販売されています。

ブラックアロワナに適している水温と水質

ブラックアロワナに適している水温は少し高めの28度、水質は弱酸性になります。冬は火傷をしないように安全カバー付きのヒーターを用意してあげてくださいね。

肉食魚は糞や食べ残しで水が汚れやすいため、掃除がしやすい上部式フィルターにしておきましょう。週に1回1/4ほど水を交換してあげてください。

ブラックアロワナの病気と死因

ブラックアロワナは他のアロワナと比べて食が細く、水質変化にも敏感な種類で、管理を怠るとすぐに弱ってしまいます。

特に白点病や松かさ病にかかりやすいです。どちらも水質が悪化することでなる病気です。ブラックアロワナは薬に弱いので、最初の1週間は毎日1/5ほど水換えをおこなうことで様子をみてみましょう。治らなければ、規定量の1/5ほどの薬をいれてあげましょう。

他にも、ブラックアロワナに限らず、大型魚はジャンプする力が強く、フタをおしのけて水槽の外に出てる飛び出し事故が多いです。フタには重石をおくか、固定しておくようにしておきましょう。飛び出しに気づいた時は慌てずに水槽の中に戻してあげてくださいね。

ブラックアロワナにおすすめの餌は?

ブラックアロワナは他のアロワナと比べても、食の好みが激しいので、多くのバリエーションを揃えてあげることが大切になります。

冷凍アカムシ

ブラックアロワナが幼魚のときのメインの餌になります。メダカを食べられるようになるまでは、冷凍赤虫を与えましょう。水が汚れやすいので、ピンセットなどで少しづつあたえるようにしてください。

金魚

金魚は多くの熱帯魚ショップで安価に販売されているため、メインの生き餌になります。しかし、金魚は飽きやすく、別の餌も用意してバランスよくあげることをおすすめします。

人工飼料

成魚になったブラックアロワナの主食になるのは肉食魚専用の人工飼料である「ひかりクレスト カーニバル」です。

生き餌とくらべても栄養の偏りがなく、餌を与える手間もないので、ちゃんと食べれくれるように餌付けしておきましょう。

他にはおやつとしてテトラクリルをあげるのがおすすめです。アロワナの赤色の色揚げ効果がある乾燥エビです。ブラックアロワナではあまり必要ありませんが、餌のバリエーションを増やしたい時におすすめです。

コオロギ、ワーム

野生のブラックアロワナはコオロギなど昆虫を主食にしています。昆虫は食いつきが抜群で、食欲が減ってきた時にあげるといいですよ。古代魚に力をいれている熱帯魚専門店や爬虫類専門店で購入することができます。

脂肪分が多いため、あげすぎには注意してくださいね。

コオロギの繁殖と飼育方法で詳しく紹介しているので、ご参考ください。

ブラックアロワナが餌を食べない時は?

ブラックアロワナを飼育しはじめた頃や、水質が悪化している時はストレスを感じており、餌を食べなくなります。

対策としてまずは水質をチェックするためにphを測定しましょう。phで7.0前後が理想です。他には単独飼育に切り替えたり、コオロギやミルワームなどの生き餌を与えてみるといいですよ。

アロワナの餌でも詳しく紹介しているので、ご参考ください。

ブラックアロワナと混泳できる魚は?

ブラックアロワナは臆病な性格で、ほかの魚から攻撃されることがあります。自分よりも大きな相手がいると隠れて出てこなくなったり、餌を取られてしまうことがよくあります。

おとなしい混泳相手を選べば十分に混泳させることが可能です

しかし、大型魚の混泳に、絶対に大丈夫というものはなく、個体の相性次第です。うまくいっていても突然にバランスが崩壊して喧嘩をするということもあります。

毎日トラブルが起きていないか観察しましょう。予備の水槽を準備しておくと安心です。

パロットファイヤー

パロットファイヤー

パロットファイヤーは大型魚の混泳相手に選ばれることが多い熱帯魚で、20cmほどの大きさになります。ブラックアロワナ以上におとなしい性格なので、餌がとれているか観察してあげてくださいね。餌は沈むタイプのものを与えます。

パロットファイヤーの特徴と飼育方法で紹介しているので、ご参考ください。

ポリプテルス

ポリプテルス

ポリプテスルはブラックアロワナと生活スペースが違うので、安心して混泳させることができます。成魚が販売されていることが少なく、混泳魚として成長させるのに1年はかかるので、早めに飼育を開始しておくといいですよ。

ポリプテルスの特徴と飼育方法で紹介しているので、ご参考ください。

セイルフィンプレコ

セイルフィンプレコ

セイルフィンプレコもブラックアロワナと生息域が違うので、安心して混泳できる魚です。水槽内にはえたコケを食べてくれるので、掃除屋として役立ってくれますよ。

セイルフィンプレコの特徴と飼育方法で紹介しているので、ご参考ください。

スポッテッドガー

スポッテッドガー

スポッテッドガーは価格が安くとても丈夫なので飼いやすい熱帯魚です。見た目に反して、臆病な性格をしており、水槽をじっとしていることが多いです。成長速度が速く、体が硬いので、早めに大きな水槽を準備してあげてくださいね。

アロワナ

アロワナ

ブラックアロワナ同士や他のアロワナとの混泳も可能です。アロワナは大食感で複数飼育していると、水が悪くなりやすいので、こまめに交換してあげましょう。

ブラックアロワナについてまとめ

今回はブラックアロワナの特徴や飼育方法について紹介していきましたが、いかがでしたでしょうか。

他のアロワナに比べると幼魚の頃は水質に敏感であったり、餌食いがよくないので、育て上げるのは大変です。

それでも成長したブラックアロワナの深みのある黒色は非常に美しく、ぜひ飼育に挑戦したい熱帯魚です。

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