グッピーの稚魚の育て方!生存率をあげるコツや隔離の期間、死ぬ原因を詳しく紹介!

グッピーの稚魚の育成は初心者にも挑戦しやすく、熱帯魚飼育の醍醐味である繁殖を簡単に楽しむことができます。大事に育てた親から子が生まれて、親以上に美しく育ってくれた時の喜びはたまりませんよね。

今回はそんなグッピーの稚魚におすすめの餌や成長速度、隔離する期間など飼育方法を詳しく紹介していきます。

グッピーの稚魚の飼育は難しい?

グッピー稚魚の飼育
グッピーの稚魚の飼育は、他のメダカや熱帯魚の稚魚の育成に比べて簡単です。その理由は生まれたての稚魚が他の魚の稚魚よりも体が大きいため、体力があったり、泳ぐ力があったり、食べられる餌の種類が多いからです。

稚魚は生後2週間で死んでしまうことが多いのですが、グッピーはもともと体が大きいおかげで、ここを難なくクリアできます。なので初心者むけに繁殖が狙える熱帯魚として有名になったんですね。

グッピーの稚魚の成長速度は?

グッピーの稚魚は生後2ヶ月で繁殖が可能になるほど、成長速度が早い魚です。広い水槽であるほど活発に泳いで健康に育ちます。

生まれたての赤ちゃんの大きさは5mm前後です。生まれて5日で水槽を元気に泳ぎ回ります。1ヶ月で1.5cm〜2cmほどの大きさになり、2ヶ月で3cmを超えて成魚になります。

水温と餌の量で成長スピードが変わってきます。水温を28度にして水換えを毎日行うと新陳代謝が活性化して、成長スピードが早くなります。

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グッピーの稚魚はいつから色づきはじめるの?

生まれたてのグッピーの稚魚はメダカのような薄い肌色をしています。体長が1.5cmほどになる生後40日の時から、尾びれが親魚に近い色へ変化し始めます。しかし、まだ薄いのでどんな模様になるのかまではわかりません。

生後60日になると親魚とほとんど同じ体色になりますよ。改良品種の作成を狙う時はこのタイミングで親魚の選別をはじめましょう。

親魚の種類が違う時はミックスグッピーといって色が混ざった個体になります。オスの色が強く出ることが多いですが、実際に成長させてみるまではわかりません。自分で改良品種したいときを除けば、同種で繁殖させた方が綺麗に色が出やすいですよ。

グッピーの稚魚の飼育設備

虫かご
グッピーの稚魚の飼育は水を入れられれば、どのような容器でも問題ありません。虫かごから発泡スチロールケース、プラケース、ペットボトルまでなんでも大丈夫です。飼育数が少ない時は水草を2本ほどいれておけば酸素は大丈夫です。そしてなるべく水温の変化が小さい場所に置いてあげてください。

過密飼育を避けたい時の飼育数の目安は30cm水槽に20匹が限度になります。水槽は複数に分けたほうがうまくいくことが多いです。

大量の稚魚を育成する時も酸素不足になりやすいのでエアレーションを2個は準備してあげてくださいね。

グッピーの稚魚におすすめの餌は?

グッピーの稚魚は小型魚のなかでも比較的大きく、成魚の餌でも手ですりつぶしたら食べてくれますよ。なので100均の餌でも問題はないのですが、たくさんの栄養が必要になるので、熱帯魚用の餌か、準備できるなら稚魚用の餌をあげてしっかり育てていくことをおすすめします。

テトラミン

テトラミン
テトラミンは熱帯魚の餌として人気のフレーク状の人工飼料です。水に溶けやすく、手で簡単にバラせるのであげるのが楽になります。

特撰メダカの餌 稚魚用

グッピー稚魚の餌
メダカ用の餌ですが、グッピーにも使えます。人工飼料で生存率をあげたい時に使いましょう。栄養価が高く、成長スピードがはやくなりますよ。

ひかりパピィ

グッピー稚魚の餌
ひかりパピィは稚魚用の大きさになっているので、ムラがなく食べ残しが少なくなります。粒の大きさがちょうどよく稚魚の食いつきがいい餌です。

ブラインシュリンプ(アルテミア)

ブラインシュリンプ
ブラインシュリンプは熱帯魚の稚魚の餌としてもっとも利用されている生き餌です。乾燥卵が販売されているので、孵化させる手間が必要になります。栄養価が高いため、生後1ヶ月までの体を作る期間の餌として最適です。孵化した幼生は稚魚の口に入るちょうどいい大きさで、動きが食欲もそそるので生存率をあげることができますよ。

ブラインシュリンプで育てたグッピーは将来の体も大きくなり仔をたくさん産む立派なグッピーになってくれます。成魚の餌としても充分な栄養を持っているので、積極的にあげたい餌です。

グッピーの稚魚にあげる餌の量や頻度は?

グッピーの稚魚には成長期にしっかりと体をつくるために餌を食べさせる必要があります。なので、餌の量は食べれるだけあげる必要があります。

胃が小さいため、食いだめすることができません。一度にたくさんの餌をあげるのはやめておきましょう。

餌の頻度は1日に5回、1〜2分で食べきれる量をあげましょう。

餌が不足すると、水中に発生しているプランクトンを食べてくれます。プランクトンが発生するように光を強くして、水草をたくさん植えておきましょう。

餌はいつからあげればいいの?

グッピーの稚魚は栄養分をもっていないので、生まれてすぐに餌をあげる必要があります。

最初はなかなか餌と認識してくれずに、餌を食べないことがあります。餌やりする時は稚魚の近くに落としてあげましょう。

グッピーの稚魚のすくい方は?


稚魚を移動させたい時は体を傷つけないようにすることが大切です。目が細かくてやわらかい稚魚用の網を使うか、コップや手で水ごとすくい上げるといいですよ。

追いかけ回すとストレスがたまってしまうので、素早く捕まえてあげてくださいね。

グッピーの稚魚に適した水温と水換えの頻度は?

グッピー稚魚の飼育
グッピーの稚魚に適した水温は親魚と同じく20度〜30度になります。温度が低くなる冬場はヒーターをいれてあげてください。

成長を促したい時は27度前後にしてあげるといいですよ。水温を高くしていると病気の予防にもなるのでおすすめです。

水質の変化に弱いので、一度に大量の水を交換するのは避けておきましょう。水換えは1週間に2回、1/4ほど行なってくださいね。

グッピーの稚魚の生存率は?

グッピーの稚魚の生存率はおよそ70%くらいです。他の小型熱帯魚だと30%ほどなので、稚魚の飼育は簡単な魚といえます。

飼育に慣れてくると90%以上は大人になってくれるようになりますよ。

グッピーの稚魚が死ぬ原因は?

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グッピーの稚魚の死因で多いのは、親魚に食べられることです。予防するには稚魚を別の水槽に移動させてあげてください。隔離しない時は隠れ家やシェルターになる水草をたくさん植える必要があります。隔離して飼育するとグッピーが増えすぎるので、そのまま放置して飼育数を制限することもあります。

次の死因で多いのはフィルターに吸い込まれることです。フィルターの吸い込み口には目が細かいスポンジを設置しておきましょう。

最後に水温と水質の急激な変化が考えられます。一度に大量に死んでしまった時は水質の悪化が原因です。1/2ほど換水して様子を見ましょう。日々の水換えの量はなるべく減らした方がいいので、餌は食べきれる量を与えるようにして、水質の悪化を防いでおいてくださいね。夏場と冬場の水温管理もきちんと行なってくださいね。

グッピーの稚魚が食べられる時の予防方法

グッピー稚魚の飼育のコツ
グッピーの稚魚が食べられてしまう原因は水槽内に隠れ家が少ないことです。水草をたくさん植えてあげてくださいね。あまりにも食べられる量が多い時は隔離することをおすすめします。

他には、親魚に餌をしっかりと与えることで満腹状態を維持し、食べられないようにすることもできますよ。

グッピーの稚魚の隔離はいつからいつまで?

産卵箱
グッピーの稚魚は生まれたらすぐに親魚から隔離する必要があります。数が多くなるので親魚を稚魚用の水槽で出産させて、親魚を移動させるほうが簡単です。

産卵箱を使えば、一つの水槽で飼育することができます。しかし産卵箱の中は水の流れが悪く、過密になるので、生後5日程度で出してあげる必要があります。

生後1ヶ月もすれば食べられないくらいの大きさになりますので、親魚と混泳させても問題ありません。大きさは1.5cm〜2cmが目安です。成長が遅い個体もいるので、いれる前に確認しておきましょう

グッピーの稚魚の性別の判断方法

グッピーの稚魚は生後30日ほどで雌雄の判断ができるようになります。オスは尻びれが尖り出し、メスは腹部に黒い点々ができ始めます。

生後40日でオスの尻びれはオスらしく色づき、メスは質素になります。オスは尻びれにゴノポティウムという生殖器が完成します。繁殖させたくない時はこのタイミングで別々の水槽で飼育するようにしましょう。

グッピーの稚魚の病気予防のコツは?

グッピーの稚魚はハリ病という尾びれがハリのように尖る病気にかかることがあります。主な原因は同血族の交配を繰り返してしまったり、水質悪化や餌不足で体力が弱っている時に起こります。

早期に発見することで治療が可能です。別の水槽に移動させて、水1リットルに対して3gの塩をいれた水で1週間ほど飼育してください。

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