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ジャンガリアンハムスターの飼い方|体重や大きさ、値段は?

2019-08-27

ジャンガリアンハムスターはハムスターの中でも人気の種類で、初めて飼育するペットはハムスター!という方も少なくないと思います。

今回はそんなジャンガリアンハムスターの飼育に必要な餌や寿命、必要なケージ、多頭飼いは出来るの?など基礎知識について詳しく紹介していきます。

ジャンガリアンハムスターの生態と特徴

ジャンガリアンハムスター

ジャンガリアンハムスターはネズミ目キヌゲネズミ科に分類される小動物です。中央アジアのカザフスタンやロシア、中国などに幅広く分布しており、砂地の乾燥した場所を好んでいます。

体色は背中がネズミ色で、頭部から尻尾にかけて黒くて濃い線が入っています。

夜行性で、昼間は土に穴を掘って休んでおり、夜になると昆虫や種子などの餌の確保と縄張りの確認のために5km以上を歩き回ります。

ジャンガリアンハムスターの性格

ジャンガリアンハムスターは飼い主になつくようになります。警戒心の強い生き物なので、ゆっくりと時間をかけて飼い主さんの匂いに慣らしていきましょう。大人しい性格なので、小学生くらいの子供とも一緒に遊ぶことも出来ますよ。

また、縄張り意識が強いため、多頭飼いすることが出来ません。子供の頃は仲良く暮らしていますが、成長するにつれてお互いに噛み合い、出血するほどの喧嘩をします。多頭飼いできるハムスターで紹介しているので、ご参考ください。

ジャンガリアンハムスターの体重と体の大きさ

ジャンガリアンハムスターの体重測定

ジャンガリアンハムスターの体重はオスだと35g~45g、メスだと30g~40gになります。50gを超えると肥満になるため、こまめに体重をチェックしてください。

体の大きさはオスだと7cm~12cm、メスだと6cm~12cmになります。小型のハムスターなのでドワーフハムスターと総称されることがあります。

ジャンガリアンハムスターの寿命

ジャンガリアンハムスターの寿命は平均して2年~3年です。2年以降になると寿命で死ぬ可能性が高くなり、死因のほとんどが老衰や老衰から来る栄養不足、骨折などになります。

寿命についてはハムスターの寿命で詳しく紹介しているので、ご参考ください。

ジャンガリアンハムスターの種類

ジャンガリアンハムスター

ジャンガリアンハムスターの人気の色を紹介します。品種改良が盛んで、さまざまな体色が生み出されており、珍しい色をみかけることもあります。

ブルーサファイアハムスター

ブルーサファイアハムスター

ブルーサファイアハムスターは薄いグレーをしており、淡い色合いが人気の種類です。

パールホワイトハムスター

パールホワイトハムスターはジャンガリアンハムスター特有の背中のラインがなく、全身の毛が真っ白になる種類です。

プディングハムスター

プディングハムスター

プディングハムスターは全身が黄色になる種類で、店頭でもなかなか販売されていない珍しい色です。

パイドハムスター

パイドハムスターは背中の全面がグレーではなく、白色で模様になっている種類です。非常に珍しい色で、出会えることはほとんどありません。

ジャンガリアンハムスターの飼育に必要なケージと器具

ジャンガリアンハムスターの飼育用品

ジャンガリアンハムスターの飼育に必要なセットは、7,000円ほどあればそろえることが出来ます。

床材は消耗品になりますので、多めに購入しておくことをおすすめします。

必要なもの

  • ケージ
  • 回し車
  • 床材
  • エサ入れ
  • トイレ
  • 巣箱
  • 水入れ

ケージ

ジャンガリアンハムスターのケージは水槽か金網の2タイプが一般的です。

水槽は透明度が高いので観察しやすいですが、ケージ内が蒸れやすいので高温に気を付けないといけません。金網タイプは風通しが良いですが、金網を囓ったり、よじ登って怪我をすることがあります。

ケージの大きさは横幅で40cm、奥行きで30cmもあれば十分ですよ。

ケージの選び方やおすすめ商品についてはハムスターのケージで詳しく紹介しているので、ご参考ください。

回し車

回し車にのるジャンガリアンハムスター

ジャンガリアンハムスターは毎日5kmほど走っているため、ケージの中には回し車が必須です。夜中にガラガラと音を鳴らすので、気になる方は静音タイプの回し車を設置しておきましょう。

おすすめの回し車についてはハムスターの回し車で詳しく紹介しているのでご参考ください。

床材

床材にうもれるジャンガリアンハムスター

床材はウッドチップや牧草を使います。口に含むことが多いため、食べても大丈夫な物であることが大切です。

厚みはジャンガリアンハムスターの全身が潜れるくらいにしっかりと敷いておきます。おしっこをしたら部分的に交換し、1ヶ月に1回は全ての床材を交換するようにしてください。

おすすめの床材や交換頻度などはハムスターの床材で詳しく紹介しているので、ご参考ください。

エサ入れ

ジャンガリアンハムスターのエサ入れ

餌を床材の上に置いていると、床材の誤飲の可能性が出てくるため、専用の小皿を用意してください。

囓られたり、ひっくり返されることがあるので、重くて丈夫な陶器タイプの物がおすすめです。

トイレ

ジャンガリアンハムスターは決まった場所におしっこをするので、トイレを覚えさせることでケージ内を清潔に保ちやすくなります。中には消臭用の砂を入れておきましょう。

最初はトイレでおしっこをしてくれない子もいます。ハムスターのトイレをしつける方法で詳しく紹介しているので、ご参考ください。

巣箱

巣箱に隠れるジャンガリアンハムスター

ジャンガリアンハムスターは暗い場所に隠れるのが好きなので、全身がすっぽりと収まる巣箱を用意してあげましょう。

巣箱に餌をため込んで腐ることがあるため、1週間に1回は餌を隠していないか確認してください。

巣箱の選び方についてはハムスターの巣箱で詳しく紹介しているので、ご参考ください。

水入れ

ハムスターの水入れ

お皿に水を入れておくと、体が濡れる可能性があるため、給水ボトルを使います。水は2日に1回は交換して、新鮮な状態をキープしてください。

ジャンガリアンハムスターの飼育方法

ハムスターの飼育

ジャンガリアンハムスターは人慣れしやすく、丈夫で飼育しやすいので、初心者にもおすすめのペットです。

日々のお世話は餌やりと床材の掃除だけで大丈夫です。あとはストレスを感じさせない程度に、散歩などふれ合いを楽しみましょう。

飼育難易度 簡単
値段の相場 500円~1,000円
最適な温度 18度~25度
多頭飼い 不可。子供の時は可能
おすすめの餌 専用のペレット、果物、野菜

値段と販売場所

ジャンガリアンハムスターは値段は500円~1,000円ほどで、ハムスターの中で最も安価で販売されています。

人気の種類なので、どこのペットショップでも簡単に見つけることが出来ますよ。春から入荷数が増えて選びやすくなるので、その時期になったらホームセンターなどで探しに行きましょう。

飼育の観点からも、寒くなる冬から飼育を始めると温度管理が大変ですので、気温が上がりはじめる春から飼育するのがおすすめです。

適している温度

ジャンガリアンハムスターに適している温度は18度~25度です。

冬は小動物用のパネル式ヒーターをケージの下に敷いて、床を暖めるようにしてください。寒さが厳しい夜は暖房をつけて、部屋全体を暖める方が安心です。

夏に30度を超える日が続くようなら、冷房を使って温度を下げて上げましょう。

温度の調整方法などはハムスターの温度と湿度で詳しく紹介しているので、ご参考ください。

ケージを噛むときの対策

ジャンガリアンハムスターの飼育

ジャンガリアンハムスターがケージを噛む理由は主に次の4つです。

噛む理由

  • ケージの外に出たい
  • ストレスを感じている
  • 構って欲しい
  • 餌がほしい

一番多い原因が、ケージの外に出たいとアピールすることです。ジャンガリアンハムスターは一度散歩した場所を縄張りとして、毎日パトロールをしないと気が済みません。これが原因の場合、毎日散歩することで解決します。

他の原因と対策についてはハムスターがケージを噛むのをやめさせる方法で詳しく紹介しているので、ご参考ください。

おすすめの餌と給餌方法

餌を食べるジャンガリアンハムスター

ジャンガリアンハムスターの餌はハムスター専用のペレットがおすすめです。栄養バランスが整っているので、これひとつで飼育することができます。

他にもニンジンやカボチャなどの野菜、リンゴやイチゴなどの果物、ニボシ、ミルワーム、ひまわりの種なども食べてくれます。

ペレットだけで飼育することができるので、おやつとして与える程度にしてください。

餌の頻度は1日1回、活動前の19時に与えます。餌の量はペレットだと3gほどで十分です。

おすすめの餌や与える量についてはハムスターの餌で詳しく紹介しているので、ご参考ください。

ジャンガリアンハムスターについてまとめ

ジャンガリアンハムスター

今回はジャンガリアンハムスターの生態や飼育方法について紹介していきましたが、いかがでしたでしょうか。

ジャンガリアンハムスターは体が丈夫で飼育しやすく、人慣れしやすいので初心者さんにもおすすめの種類です。

顔をかくようなしぐさや餌を食べる様子、寝ている姿はとてもかわいく、毎日に癒やしを与えてくれることは間違いありません。

興味を持たれた方はぜひ飼育に挑戦してみてくださいね。

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  • この記事を書いた人

高木 浩二

ペットの中でも熱帯魚が一番好きで、飼育履歴は10年以上あり、ペットショップでアルバイトをしていました。今は多くの書籍やショップ店員との交流で最新情報をアップデートしています。あいまいな情報をなくして、はっきりと最後まで責任を持って飼育ができるのかどうかイメージを湧いてもらえるようにしていきます。正しい情報の掲載に努めてまいりますので、よろしくお願いいたします。

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