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ハムスターの鳴き声の種類と気持ち|鳴く時の5つの理由は?

2018-12-13

ハムスターはあまり鳴き声を出さない生き物ですが、感情が高ぶると鳴くことがあります。

今回は鳴き声の種類別にハムスターの気持ちやその理由を紹介していきます。気持ちを知って、きちんと対応してあげてくださいね。

ハムスターが鳴く理由は?

ジャンガリアンハムスター

ハムスターは基本的には鳴かない生き物です。その理由は天敵が多い環境に住んでおり、鳴くと居場所がバレてしまうからです。

ですので、鳴き声を上げるときは天敵に見つかること以上に、ストレスが溜まっていたり、危険な状態の時であることが多いです。

ハムスターはどんな時に鳴くの?鳴き声の種類と気持ち

ハムスター

ハムスターは嬉しいときや怒っている時など鳴き声によって喜怒哀楽を示してくれます。

ここでは鳴き声別にハムスターの感情や心理を紹介していきますね。

鳴く理由

  • 威嚇している時の鳴き声
  • 怖がっている時の鳴き声
  • 驚かせてしまったときの鳴き声
  • 苦しんでいる時の鳴き声
  • 喜んでいる時、遊んで欲しい時の鳴き声

威嚇している時の鳴き声

ハムスターは怒っている時に「ギッ」「ジジッ」「ジー」「ジージー」「ジュー」「ギューギュー」などの濁音系の鳴き声をだします。

特にハムスター同士で喧嘩している時や、まだ慣れていないのに無理やり触ろうとした時に鳴くことがあります。

頻度が多くなっている時はかなり攻撃的な状態で、噛まれる危険性があります。手を近づけないようにしてください。

怖がっている時の鳴き声

飼い主さんを怖い対象と認識していると、手を近づけた時にキーキーと鳴くようになります。

特に臆病な性格のロボロフスキーハムスターに多い鳴き方です。人馴れするまで触るのは我慢しておきましょう。ハムスターのなつかせ方で紹介しているので、ご参考ください。

驚かせてしまったときの鳴き声

尻尾を踏んでしまった時や何かに挟まれた時にびっくりして「キュッ」や「きゅ」など短い鳴き声をあげます。警戒心が強いので、一度驚かせると嫌われてしまうことがあります。

なるべく驚かせないように注意してくださいね。

苦しんでいる時の鳴き声

病気で弱っていたり、寿命が近いときは「キューキュー」や「チューチュー」と弱々しく長めの鳴き声を出します。

寿命が近いときは暖かく見守りましょう。若いときは病気の可能性を疑って、すぐに病院に連れていってください。

ハムスターの病気の種類と治療方法ハムスターの寿命はどのくらい?で紹介しているので、ご参考ください。

喜んでいる時、遊んで欲しい時の鳴き声

かなり人馴れしているハムスターにだけ見られる鳴き方で、遊んでいる時に「キュッキュッ」や「チュッチュッ」と鳴いて、もっと遊んで!とアピールしてくることがあります。

他にも餌をくれ!と「クンクン」と鳴いておねだりしてきたりと、飼い主さんを見つけると鳴くことが多くなります。

ハムスターのシチュエーション別に鳴く理由を紹介

ハムスター

シチュエーション

  • 散歩中に鳴き声をあげる理由
  • 寝言で鳴き声をあげる理由
  • アレルギーで鳴いている
  • 発情期で求愛のために鳴いている
  • ひっくり返って鳴き声をあげる理由
  • 喧嘩をしているとき
  • 砂遊びしながら鳴き声をあげる理由
  • 来たばかりのハムスターが鳴いている理由

散歩中に鳴き声をあげる理由

散歩しているハムスター

ハムスターが散歩中に鳴き声を上げる理由は、今まで来たことがない場所で警戒している時です。急に物音を立てると警戒心が強まって鳴くことが多くなります。

散歩していれば落ち着くので、しばらく様子をみておきましょう。ハムスターの散歩方法で紹介しているので、ご参考ください。

寝言で鳴き声をあげる理由

寝言では「クックッ」と鳴いたり、「クツクツ」と鳴き声をあげることがあります。疲れて熟睡している状態で、特に問題はないので暖かく見守ってあげましょう。

寝言でも「ジージー」と鳴くことがあり、怖い夢でもみているのかもしれませんね。

アレルギーで鳴いている

床材にうもれるハムスター

プスプスやスースーと鳴き声をあげるときは、鼻の調子が悪い時で、床材やほこりなどのアレルギーや風邪を引いている可能性があります。

一度しっかりとケージの掃除を行なって、泣き止むか様子をみてください。ハムスターのケージの掃除方法で紹介しています。

次にアレルギー性の少ない紙製の床材を交換しましょう。ハムスターにおすすめの床材で紹介しています。

それでも続くようなら病院でみてもらいましょう。

発情期で求愛のために鳴いている

ハムスターのメスは発情期になるとオスを呼ぶために「ギィギィ」や「ギーギー」と鳴き声を上げることがあります。オスは鳴くことがありません。

ずっと鳴いていてうるさいですが、止める方法がないので別の部屋に置いておくなど隔離しておきましょう。

ひっくり返って鳴き声をあげる理由

ハムスターはひっくり返って攻撃態勢に入ることがあり、「ジージー」など濁音系で鳴いているときは、近づいたら攻撃するよという合図です。

急に驚かせたり、喧嘩中にすることが多く、飼い主にするときはまだ慣れていない証拠です。あまり触らずに、時間をかけて慣らしていってくださいね。

喧嘩をしているとき

喧嘩の最中には「ヂュー!!」っと激しい鳴き声を上げるようになります。どちらかがボロボロに大怪我をするまで続くので、すぐに隔離してあげましょう。

砂遊びしながら鳴き声をあげる理由

砂遊びするハムスター

砂場をいれたばかりの時に多いのですが、興奮しすぎて砂をかき回しながら鳴くことがあります。特に問題ないので暖かく見守ってあげてください。

来たばかりのハムスターが鳴いている理由

新しい環境で不安に思っているときは鳴くことが多くなります。時間が経つと自分の匂いがついて、落ち着いてくれるので、しばらく待っておきましょう。

ハムスターがずっと鳴いている理由

ハムスターが常に鳴いていて、鳴き止まないときは、肺炎や病気、風邪の可能性があります。すぐに病院に連れていって状態を見てもらってください。

たまに回し車の金属部分が擦れて鳴いているように聞こえることがありますので、まずはしっかりと観察してみましょう。

ハムスターが鳴いているときは危険のサイン!

ハムスター

遊んでいる時を除けば、ハムスターが鳴いているときはストレスを感じていて、危険な状態にあることがわかります。

鳴き声が聞こえたらすぐに何かあったのかな?とよく観察して、対応できるようにしてくださいね。

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  • この記事を書いた人

高木 浩二

ペットの中でも熱帯魚が一番好きで、飼育履歴は10年以上あり、ペットショップでアルバイトをしていました。今は多くの書籍やショップ店員との交流で最新情報をアップデートしています。あいまいな情報をなくして、はっきりと最後まで責任を持って飼育ができるのかどうかイメージを湧いてもらえるようにしていきます。正しい情報の掲載に努めてまいりますので、よろしくお願いいたします。

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