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アカハライモリの特徴と飼い方!飼育に必要なものや注意点、繁殖はどうやってすればいいの?

2019年2月19日

アカハライモリはとてもかわいい見た目をしており、飼育者にもなついてくれるため、ペットとして人気があるイモリです。

今回はそんなアカハライモリについて生態や特徴、繁殖、値段、混泳、病気、冬眠の方法など飼育方法を詳しく紹介していきます。

アカハライモリの生態と特徴

アカハライモリの飼い方

アカハライモリは名前の通り、お腹に赤色やオレンジ色のまだら模様が入っており、背中は黒くコントラストが綺麗なイモリです。

1ヶ月に1回ほど脱皮のようなことを行いますが、ヤモリと違って正確な脱皮ではなく、人間の古い皮膚が剥がれ落ちてくるような感じになります。

興奮している時や嫌がっている時にはきゅっきゅっと鳴き声をあげることもあります。

体の皮膚にはフグと同じ毒性を含んだ体液を分泌しているため、手で触った後は必ず水洗いをしてください。

生息地

日本の北海道を除く全ての地域に生息している日本の固有種です。地域での体色の個体差が大きく、背面もオレンジ色になっている個体や全身が真っ黒の個体、全身が真っ赤の個体などがいます。

池や沼、水田などの流れが湿気が多くて、流れが穏やかな場所を好んでいます。基本的には水中で生活しますが、湿気が多い場所では陸地を歩き回ることもあります。

体の大きさ

オスは最大で12cm、メスは一回り大きく14cmまで成長します。

寿命

寿命は長く平均して20年、最長だと30年近くまで生きることができます。野生では天敵が多いので10年を超えることは滅多にありません。

繁殖方法

アカハライモリは気温が暖かくなる4月から7月にかけて繁殖を行います。飼育下ではオスとメスが1匹づついれば自然とペアになってくれます。

発情期を迎えると赤色の腹部が赤紫に変わり、美しい婚姻色を見せてくれます。オスはメスを尻尾で抱きかかえて体をふるわすことで精子を地面に落とします。メスはそれを体内に取り込み、体の中で受精を行います。

産卵は落ち葉の中に白い卵を1個ずつ包むように産んでいき、初産では50個前後の卵を産んでくれますよ。慣れてくると200個近くの卵を生むようになります。

親は生まれた幼生を食べてしまうので、飼育するときは隔離する必要があります。

アカハライモリの飼育に必要な水槽の設備と環境

アカハライモリの飼い方

水槽と周辺器具

アカハライモリは45cm以上の水槽で飼育することができます。60cm水槽だと4匹が飼育数の目安です。ガラス面を登って脱走するのが上手なので、対策として風通しが良い網状の蓋を作成して、隙間なくしっかりとしておきましょう。

ろ過フィルターがなくても飼育することができますが、いれておくと水が新鮮な状態で保たれるので、できれば投げ込み式フィルターなど簡易なものを用意してください。

照明もなくて大丈夫ですが、鑑賞しやすくなったり、発色が綺麗になるのでいれておきましょう。



適している水温と水質

アカハラヤモリに適している水温は20度〜25度です。低水温を好んでいるので、26度以下になるように冷却ファンなどで気温を調整してあげてください。

特に28度を超えると危険な状態になります。水温を下げる手段がないときはエアレーションを入れることで酸素量を増やして水の流れを作ってください。3日に1回は水を変えることで耐えることができますよ。

水温が高くならない時期であれば1週間に1回、1/3ほど水換えをしてあげてくださいね。

水槽のレイアウト

アカハライモリの飼い方

アカハライモリのレイアウトで最も大切なことは水深を浅くすることです。肺呼吸をするために水面まで上がる必要があり、泳ぎが苦手なアカハライモリには上下運動はしんどい動きになるからです。

底砂をいれるときは喉がつまらないように口に入らない大きさの砂をいれてください。流木や石組みをすることで少しだけ陸地になる場所を作ってあげましょう。

アカハライモリの飼育方法について

アカハライモリの飼い方

アカハライモリの飼育は簡単で、今まで両生類を飼育したことがない方にもおすすめのペットです。水槽の蓋と気温の管理だけはしっかりとしてあげましょう。

値段と販売場所

アカハライモリは夏場になるとホームセンターなどのペットショップで1匹200円前後で販売され始めます。ネット通販であれば年間を通して手に入れることができます。

アルビノや全身が赤い、色彩変異している色変わりの個体は高く、1匹7,000円〜10,000円で販売されています。こちらは販売数が少なく、ネットオークションを探してみるといいですよ。

おすすめの餌と与え方

野生のアカハライモリは小型の昆虫やオタマジャクシ、イトミミズなどを食べる肉食の生き物です。

人工餌にもよく慣れてくれるので、メダカや金魚の餌も食べてくれますが、イモリ専用の栄養バランスが整っている人工餌をあげましょう。野生で捕まえてきた個体は人工餌の食いつくが良くないので、ボーフラを捕まえてくるか冷凍赤虫を与えてください。

混泳について

アカハライモリの飼い方

アカハライモリは同種であれば複数飼いすることができます。肉食性なので体の大きさが異なる個体はいれないでください。

シリケンイモリやウーパールーパーなどの両生類やカメなどの爬虫類はどれも肉食性で、体の大きさが異なると噛み付くことがあるので、別種との混泳はやめておきましょう。

冬眠の方法

飼育下でのアカハライモリの冬眠はとても難しいので、基本的には冬にはヒーターを入れて飼育することをおすすめします。

どうしても冬眠をさせたいときは秋の終わりから気温の変化が小さい屋外に移動させて、たくさん餌を与えてしっかりと太らせていきましょう。冬を迎える前には落ち葉をたくさん入れて、水が凍らないようにだけ注意してください。

かかりやすい病気と治療方法

アカハライモリは腹水病にかかることがあります。お腹が大きくなる病気で、水温が低下して体力が減少し、消化不良になったことが原因だと言われています。1週間ほど断食して様子を見てください。

体や尻尾に白いワタのようなものが付着する水カビ病にかかることもあり、体のスリ傷から水質悪化で発生した細菌に感染することで発症します。ワタを手で軽く擦り落として、熱帯魚用治療薬であるのグリーンfを規定量の1/5に薄めて1週間薬浴してください。

アカハライモリについてまとめ

アカハライモリの飼い方

今回はアカハアライモリの生態や飼育方法についてまとめてみましたが、いかがでしたでしょうか。

自分で採集してきた個体を飼育するのも楽しいので、川に行って捕まえてみるものいいですよ。とても長寿なので最後まで飼育するのは難しいかもしれません。逃したいときは捕まえた場所で逃すことを忘れないでくださいね。

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