チェリーバルブの特徴と飼育方法!繁殖・産卵の注意点、稚魚の育て方は?

チェリーバルブは小型の熱帯魚でありながら、綺麗な紅色をしており、長く飼育するほど色の深みがましていく魚です。色揚げするもの比較的簡単なので、初心者でもその魅力を引き出すことができます。

今回はチェリーバルブの特徴やおすすめの混泳相手など飼育のコツを詳しく紹介していきます。

チェリーバルブの特徴

チェリーバルブの飼い方

チェリーバルブは東南アジアのスリランカに生息するコイ科の仲間です。4cmほどの小型の熱帯魚で同属のスマトラなどと比較すると細身の体型が特徴的です。

チェリーのような赤い体色をしており、繁殖期のオスは特に赤く濃く美しくなってくれますよ。飼いこんでいくと赤色に深みを増してくるので、小さい魚ながら水槽内でも存在感をだしてくれるようになりますよ。

チェリーバルブは水槽の害虫駆除に大活躍

スネール

チェリーバルブは貝類が大好物なので、水槽の害虫と言われている、スネールやタニシ、ラムズホーン、プラナリアなど多くの害虫を食べる駆除役として重宝されています。

水草を食べることはないので、掃除が大変な水草水槽で繁殖してしまった時はぜひ入れてみましょう。

口が小さく、稚貝しか食べられないので、大きな貝は手で除去していきましょう。スネールを食べない時は餌不足にして、食べやすいように殻を手で潰してみてください。

大食感なのでプラナリアが繁殖している水槽に1週間もいれておけば、目に見えて数が減っていきます。しかし貝類は繁殖力が高いので、短期間では完全に撲滅することはできません。1ヶ月ほどは様子をみてください。

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チェリーバルブに必要な飼育設備

チェリーバルブの飼育には普通の小型熱帯魚に使用する飼育設備で問題ありません。飼育に必要な基本的なものを紹介していきますね。

水槽

水槽は一番小さい30cmで飼育することができます。飼育数の目安は30cm水槽で5匹、45cm水槽で12匹、60cm水槽で25匹飼育することができますよ。

ヒーター

水槽の大きさにあったものを選びましょう。30cm水槽で50W、45cm水槽で100W、60cm水槽で150Wのヒーターを準備しましょう。

照明

特にこだわる必要はありません。水草を植える時は強めの水槽にして、赤色の発色をよくしたいときは暗めの照明にしておきましょう。

チェリーバルブ水槽におすすめのレイアウト

チェリーバルブの飼い方

チェリーバルブの濃い赤色は水草をたくさん植えた水槽で群泳させることでとても綺麗に映えますよ。少量ながらコケも食べてくれるので、苔がはえやすい水草水槽と相性が抜群です。

臆病な性格をしているので、10匹以上で群泳させてあげてくださいね。

チェリーバルブにおすすめの餌

テトラプランクトン

チェリーバルブは好き嫌いが少ないので、ほとんどの餌をしっかりと食べてくれます。メダカの餌でも大丈夫ですが、健康のためにも熱帯魚専用の餌をあげてくださいね。

赤色を濃くしたい時はエビなどの甲殻類に含まれているアスタキサンチンという栄養素が効果的です。乾燥エビが販売されているのであげてあげましょう。ディスカス専用の餌(テトラ ディスカス)も色揚げ効果があるのでおすすめですよ。

餌の頻度は1日に2回、1〜2分で食べきれる量をあたえてくださいね。

チェリーバルブに適した水温は?

ヒーター

チェリーバルブの適温は22度〜27度になります。低水温に強いですが、日本の冬は10度を下回るので、無加温飼育は難しく、ヒーターをいれてあげましょう。

26度と高めに設定してあげると病気の予防にもなって安心です。

チェリーバルブに適した水質、水換えの頻度は?

ソイル

水質はpH5.5〜7.0の弱酸性を好んでいますが、水質の変化には強いのであまり注意する必要がありません。しかし、弱酸性を維持していると見事な体色を見せてくれるので、底砂のソイルや流木をたくさんいれておくと効果的です。

飼育水はカルキを抜いた水道水をそのまま使うことができますよ。週に1回は1/4ほど水を交換してあげましょう。

チェリーバルブの繁殖のコツ!

チェリーバルブの飼い方

チェリーバルブは繁殖が簡単で、繁殖期の体色は見事な赤色になるので、ぜひ挑戦してみましょう。繁殖をするには成熟したペアがいることが大切なので毎日しっかりと餌をあげてください。

群泳をさせていると自然とペアができてお腹が大きくなっているのを確認できますよ。メスは水草やウィローモスの上にばらまくように産卵します。水温25度前後に保っていると5〜8日程度で孵化しますよ。卵を食べることも少ないので、隔離する必要がありません。親魚にはちゃんと餌をあげておいてくださいね。

雌雄の見分け方

オスは濃い赤色をしており、メスは薄い黄色なので簡単にわかりますよ。

チェリーバルブの稚魚の育て方

ブラインシュリンプ

チェリーバルブの稚魚は生まれてから2〜3日ほどで餌を食べるようになります。稚魚の飼育でもっとも難しいのは餌をしっかりと食べさせることです。

手ですりつぶした人工飼料でも問題ありませんが、稚魚用の餌で栄養価が高いブラインシュリンプをあげましょう。餌が食べられればしっかりと成長していってくれますよ。

親魚に食べられないように隠れ家になる水草をたくさん植えて、泳ぎが苦手なので水流は弱めにしておいてくださいね。

チェリーバルブと混泳相性がいい相手

チェリーバルブは温和な性格なので、チェリーバルブを攻撃する魚でなければ問題なく混泳させることができます。

おすすめの混泳相手

コリドラス

ネオンテトラ、コリドラス、メダカ、グッピー、アカヒレなど多くの小型魚と相性がいいですよ。

注意したい混泳相手

ヤマトヌマエビ

チェリーバルブはエビが大好物なのでヤマトヌマエビやミナミヌマエビはつつかれることがあります。混泳する時は隠れ家になる水草をいれておいてあげてくださいね。

混泳できない相手

スマトラ

攻撃性の高いスマトラやベタ、泳ぐのが早くて餌を横取りしてしまうゼブラダニオなどは混泳をやめておきましょう。

チェリーバルブの寿命

チェリーバルブの寿命は3〜5年で小型熱帯魚の中でも長生きします。

長生きをさせたい時は、ストレスを感じさせないように、群れで飼育して、水草などの隠れ家をしっかりと用意してあげてくださいね。定期的な水換えも大切です。

チェリーバルブの寿命やかかりやすい病気は?

メチレンブルー

チェリーバルブをはじめとしたコイ科の熱帯魚は丈夫で病気にかかることはありません。しかし、水質変化には弱いので、飼い始めはよく観察して注意しておいて下さいね。

白点病

体が白い点々で覆われる病気で寄生虫が原因です。飼育をはじめて1週間くらいは発症しやすいので、注意して観察しておきましょう。感染力が強いので発症した個体を見つけたらすぐに隔離してください。メチレンブルーで1週間薬浴すれば元気になりますよ。

エロモナス病

目が飛び出てくるポップアイやウロコが逆立つ松かさ病を引き起こします。水質の悪化が原因で弱っているときにエロモナス菌に感染して発症します。症状を確認したらすぐに水を全て交換して、飼育設備を掃除しましょう。発症した個体は隔離してエルバージュで薬浴してあげてくださいね。

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