アピストグラマの全9種類の特徴と飼育方法!繁殖や混泳相性、おすすめの餌は?

アピストグラマは小型水槽で飼育ができて、目がさめるような美しい体色をしています。繁殖も簡単でその方法もユニークときていますので、熱帯魚の飼育の楽しみを全て詰め込んだような魚です。

今回はそんなアピストグラマについて人気種や混泳できる魚、繁殖など飼育方法を紹介していきます。

アピストグラマの特徴

アピストグラマの飼い方

アピストグラマは品種改良されていない原産の熱帯魚でありながら、赤や青、黄、オレンジとカラーバリエーションが豊富でとても美しい熱帯魚です。一部に青い点や黒いラインがはいっていたりと繊細な配色美を楽しめます。

水草水槽にぴったりで、繁殖を狙ってペアで飼育している方も多いですよ。混泳もできるのでいろいろな楽しみ方ができる熱帯魚です。

アピストグラマ属はシクリッド類の下位分類にあたります。シクリッドにはディスカスやエンゼルフィッシュなどカラフルな熱帯魚が多いのが特徴的です。

アピストグラマの種類と価格帯

アピストグラマは南米を中心に分布していますが、その種類は豊富で生息している川は様々です。それぞれの川で水質や水温が変わってきており、飼育の難しさも異なります。環境の違いもあり、カラーバリエーションが豊富で選ぶのが楽しい熱帯魚です。

アピストグラマの人気の種類を紹介していきます。

アピストグラマ・アカシジィ

アピストグラマアカシジィ

体長
8cm
販売価格
2,000円〜4,000円
特徴
販売量も多く人気種です。色彩変異型が発見されており、スーパーレッド、ブルーゴールドなど非常に見応えのある発色を見せてくれる種類を見つけることができますよ。

アピストグラマ・ビタエニアータ

体長
10cm
販売価格
4,000円〜5,000円
特徴
水質にうるさくなく、初心者にも飼いやすい種類です。背びれが長く、繁殖時期に魅力的な姿を見せてくれます。色のバリエーションが豊富なのでお気に入りの1匹を探してあげてくださいね

アピストグラマ・ボレリーオパール

体長
5cm
販売価格
1,500円〜2,000円
特徴
とても小型な種類です。こちらも初心者に育てやすく、価格もやすいほうなので、アピストグラマ初挑戦の方に人気が高いです。体高があり各ヒレが大きなります。全身が濃いメタリックブルーに染まるので存在感をしっかりとだしてくれますよ

アピストグラマ・エリザベサエ

体長
8cm
販売価格
4,000円〜6,000円
特徴
水質に敏感で、繁殖は難しい種類です。しかしアピストグラマの女王とも言われる美しい体色をしておりマニアから強い人気があります。名前に産地がつけられており、トゥッカーノやチブリアリという名前がついています。

アピストグラマ・マクマステリ

体長
8cm
販売価格
2,000円〜3,000円
特徴
スーパーレッドと言われる個体は全身が濃い赤で発色しておりとても美しいです。

アピストグラマ・トリファスキアータ

体長
5cm
販売価格
1,500円〜2,000円
特徴
オスは青いメタリックブルーが非常に美しく、メスは全身が黄色くなっており、オスとメスの違が楽しめます。環境によって色合いが変わるので、光の強さには特に注意しておきましょう。特にマットグロッソ産が人気で特徴的な黒のラインがはいっています。

アピストグラマ・カカトゥオイデス

アピストグラマカカトゥオイデス

体長
7cm
販売価格
1,000円〜2,000円
特徴
丈夫な種類で熱帯魚専門店で養殖された個体が販売されていることも珍しくありません。赤色の発色箇所によってランクが変わってきており、2箇所の個体はダブルレッド、3箇所の個体はトリプルレッドと呼ばれています。

アピストグラマ・パンドゥロ

アピストグラマパンドゥロ<

体長
7cm
販売価格
1,500円〜2,000円
特徴
飼育が簡単で入門種におすすめです。淡い白色をしており、尾びれには特徴的なオレンジの色がはいっています。

アピストグラマ・メンデジィ

体長
7cm
販売価格
6,000円〜7,000円
特徴
高価な種類で、産地によって発色の個体差が大きい種類です。色彩が豊富でコレクション性が高く、マニアに人気があります。
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アピストグラマの購入場所は?

アピストグラマの飼い方

アピストグラマはホームセンターで見かけることは少なく、ネット通販や熱帯魚専門店で探す必要があります。個体によって発色が違うんで、実物を見てから購入を決めてあげたい魚です。アピストグラマを多く扱っている専門店を紹介しますね。

●東京
・An aquarium.
東京都 文京区音羽2丁目3−22 音羽FAビル1F

・ペスカドール
東京都調布市富士見町4-8-1

●大阪
・レインボー
大阪府大阪市中央区瓦屋町2丁目13−12 石井ビル1F

・ウォーターパラダイス大阪
大阪府大阪市東成区大今里西1丁目8−17

●通販サイト
・チャーム

アピストグラマに適した水温、水質、水換えの頻度は?

アピストグラマの飼い方

アピストグラマに適した水温は22度〜26度です。水質は弱酸性を好むので、少し古い水と相性がよく、あまり強力なろ過能力を持つフィルターには適していません。水換えの頻度も少なめにして、週に1回1/5ほどにおさえておきましょう。

生息域は水流がほとんどない沼地のため、これらの条件を満たした底面フィルターや上部フィルターが適していますよ。

アピストグラマに必要な水槽のサイズは?

60cm水槽

アピストグラマの飼育には、45cm水槽か60cm水槽が適しています。体長は大きくても10cm前後と小さいのですが、水草や流木などの隠れ家が多くある環境を好む熱帯魚なので水槽の大きさが必要になってきます。

水質が安定してくると発色も見事なものになってくるので、なるべく大きな水槽を用意してあげてくださいね。

アピストグラマの水槽の立ち上げ方法

アピストグラマの飼い方

立ち上げたばかりの水槽には、フンや食べ残しなどの有害物質を無害な物質へ分解してくれるバクテリアがおらず、すぐに住めない環境になってしまいます。

そのため最初に丈夫なパイロットフィッシュを飼育して、バクテリアを繁殖させる必要があります。アピストグラマ水槽の立ち上げには時間がかかるので、前もって準備しておきましょう。

  1. 水槽をセットする
  2. 照明、フィルター、底砂、ヒーターをセットする
  3. カルキを抜いた水を入れる
  4. 流木や石組み、水草を植える
  5. フィルターを稼働させて水の濁りを取る
  6. パイロットフィッシュを1ヶ月飼育する
  7. アピストグラマをいれる

アピストグラマにおすすめの餌は?

アピストグラマは飽き性なので、同じ餌だけだと食べなくなってしまいます。2〜3種類の人工飼料を用意してローテーションを組みましょう。

食いつきがいい餌をあげていると、しっかりと成長して見事な発色を見せてくれるようになります。たくさんの餌をあげて好物を見つけてあげてくださいね。

デルフィス デルフレッシュフード

デルフィス デルフレッシュフード

とても食いつきがいい餌で、人工飼料への餌付けが悪いときにおすすめの餌ですを使う。栄養価も高いので、メインの餌として与えてください。

テトラ ディスカス

テトラ ディスカス

同じシグリットであるディスカス専用の餌でアピストグラマもしっかりと食べてくれます。赤色系の色揚げ効果も期待できますよ。

テトラ ブラインシュリンプエッグス

テトラ ブラインシュリンプエッグス

稚魚から成魚への餌にはブラインシュリンプがもっともおすすめです。生き餌の食いつきは人工飼料とは比べものにならず、栄養価が高いので成長期には積極的にあげていきましょう。親魚を成熟させたいときにも効果的な餌です。

冷凍赤虫

冷凍赤虫

赤虫を冷凍した餌で、人工飼料の食いつきが悪いときにおすすめです。成長期には冷凍赤虫をたくさん食べさせると、大きな個体へ育て上げることができます。

アピストグラマが餌を食べない時はどうする?

アピストグラマは臆病な性格で環境に慣れていない導入直後は餌を食べない時が多いので、数日は様子を見てください。

突然食べなくなったら、水質が悪化しているか餌に飽きてしまっていることが考えられます。換水を行なったり、生き餌か別の種類の人工飼料を与えてあげてくださいね。

アピストグラマ水槽のレイアウトのコツは?

アピストグラマの飼い方

アピストグラマ水槽のレイアウトでは、たくさんの水草を植えることと水質を弱酸性に保つことが大切になります。特に水質維持が重要で弱酸性に保っていると元気になるだけではなく、発色が強く綺麗になっていくからです。

そこでアクアソイル アマゾニアという底砂が使用されることが多いです。この砂は水質を弱酸性にかえてくれて、水草に必要な栄養分も多く含まれています。飼育難易度がぐっと下がったり、繁殖しやすくなってくれるのでぜひ使ってみてくださいね。

アピストグラマ水槽の水流の強さは?

アピストグラマの飼い方

アピストグラマは強い水流を好まず、反対に水流を弱める工夫が必要になってくる熱帯魚です。水の吐き出し口を壁に向けるか、スポンジなどで緩めてあげるといいでしょう。

アピストグラマの繁殖のコツは?

アピストグラマの飼い方

アピストグラマの繁殖を狙うときは、成熟した親魚を用意することが大切です。毎日しっかりと餌をあげましょう。

水温を27度前後に保っていると繁殖時期に入ります。5匹程度で混泳させていると自然とペアが出来上がりますよ。

ペアができると、とても好戦的になるので、産卵用水槽に移動させます。流木やシェルターの下に産卵するので、水槽に入れておきましょう。

産卵が終わると、稚魚が孵化するまでメスは産卵床を守り続けます。そのときにオスと喧嘩することもあるので、オスは元の水槽に戻してあげてくださいね。

親魚が卵を食べるとき

産卵経験が少なかったり、ストレスを抱えていると食卵することがあります。産卵後すぐに隔離して、飼育者が孵化させることもできますが、環境の問題なので、隠れ家を増やして次の産卵まで様子をみてあげてください。

アピストグラマの稚魚の育て方は?

アピストグラマの稚魚

稚魚はメスに守ってもらうので、隔離する必要はありません。

最初はヨーサックと呼ばれる栄養袋から栄養を吸収して成長します。生後5日から泳ぎ回って餌を食べられるようになるので、栄養価が高いブラインシュリンプを与えましょう。

水質や水温は親魚を飼育している水と同じにしてください。環境の変化には弱いので水換えはしないでおきます。

生後3ヶ月でメスと稚魚を隔離して、そのまま飼育します。4ヶ月ほどで親魚がいる水槽にもどすことができますよ。

アピストグラマは混泳できる?

ネオンテトラ

アピストグラマは強い縄張り意識を持っているので単独飼育が基本となる熱帯魚です。自分のテリトリーに侵入した魚は同種、他種に関係なく襲い掛かります。

混泳のコツは縄張りが被らないように、水槽が広くして、隠れ家になる水草を多く植えることです。この環境ならコリドラスやラミレジィ、ネオンテトラといった小型の熱帯魚と混泳することができます。

アピストグラマよりも大きい魚を混泳させるとストレスで体色が薄くなるのでやめておきましょう。ヤマトヌマエビなどの甲殻類もさけておいてください。

アピストグラマの寿命やかかりやすい病気は?

アピストグラマの寿命は2〜3年になります。

病気の主な原因は水質悪化か他魚とのトラブルによるストレスになります。ここではアピストグラマがかかりやすい病気を解説していきます。

カラムナリス病

水質悪化が原因で細菌に感染したときにかかる病気です。重病になってくると口周りが炎症を起こす口ぐされ病を引き起こします。病気を発見したら飼育水を全て交換してグリーンFで薬浴してあげましょう。

エロモナス病

不治の病とも言われている病気で細菌に感染したときにかかる病気です。体から出血をおこす赤斑病になったり、ウロコがめくれる松かさ病になったり、目が飛び出すポップアイといった症状を引き起こします。予防が大切な病気です。日頃からきちんと水換えを行なっておきましょう。

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