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寝る魚、クラウンローチの特徴と飼育方法を紹介!混泳相性や寿命、体の大きさは?

2018年4月25日

クラウンローチはオレンジと黒のしましま模様がかわいい熱帯魚です。寝ることもあり、珍しい習性を観察できます。

今回はそんなクラウンローチについておすすめの混泳相手や餌、繁殖、寿命など飼育方法を詳しく紹介していきます。

クラウンローチの特徴

クラウンローチの飼育

クラウンローチはインドネシアなどの東南アジアに生息しているドジョウの仲間です。

名前の由来は、clown(クラウン)には道化師という意味があり、擬態が上手なことで名付けられました。ローチとはどじょうのことです。

水の流れが穏やかで、水草が多く、泥池になっている場所を好んで生活しています。下向きについた口先で、泥を漁りながら小型の昆虫食べたり、石に付着した藻類を食べます。

黄色をベースに黒色の帯が入っており、飼育期間が長くなるほど発色が強くなっていきます。水底に生息する魚で、これほど色鮮やかな熱帯魚はおらず、水草水槽でもしっかりと存在感をだしてくれますよ。

体の大きさ

クラウンローチは20cmを超える中型の熱帯魚で、野生種だと25cmを超えてくる大型の個体が輸入されてくることもあります。

しかし、成長スピードは遅く、飼育環境下ではここまで大きくなることはなく、10cm前後で成長は止まってしまいます。

寿命

クラウンローチの寿命は平均して15年になります。最長では30年生きた個体もいます。かなり長寿な熱帯魚ですので、生涯飼育できる環境をしっかり整えてから初めてくださいね。

クラウンローチの種類と仲間

熱帯産のどじょうにはクラウンローチに代表されるボティア属とクーリーローチに代表されるパンギオ属の2種類が中心になります。

パキスタンローチ

パキスタンローチ

分布 パキスタン
体長 7cm
水温 25度〜30度
寿命 7年
販売価格 400円〜600円

パキスタンローチは銀色をベースに不規則な黒いラインが入っています。ボティア属のなかでは温和な性格で群泳を好みます。混泳させやすい熱帯魚として人気があります。

ボティアストリアータ

分布 インド
体長 10cm
水温 22度〜28度
寿命 10年
販売価格 500円前後

ボティアストリアータはクラウンローチで特徴的な横縞の数が非常に多く、細かくはいっています。ボティアの中でもトップクラスの美しさをもっており、人気が高い種類です。

イエローフィンボティア

分布 タイ
体長 10cm
水温 24度〜28度
寿命 10年
販売価格 1,000円

イエローフィンボティアはボティアの中でも大型になる種類で、様々なカラーバリエーションがあるため分類が難しい種類です。

模様はうっすらと入っているだけでほとんど透明になっています。ヒレ先があざやかなオレンジ色でとても美しい熱帯魚です。

クラウンローチは寝るの?

クラウンローチは横になって寝る習性があります。他の魚が近づいても無視してスヤスヤと眠っているので、はじめて見る方には大丈夫なのかな?と思ってしまうほどです。

環境に慣れてくれている証拠なので、安心して見守ってくださいね。

クラウンローチの飼育方法について

クラウンローチの飼育

値段や販売場所は?

クラウンローチは400円〜2,000円程度で販売されています。体の大きさによって値段幅があります。

ホームセンターで見かけることはほとんどないため、熱帯魚専門店やネット通販を利用するといいですよ。

適した水温、水質

クラウンローチに適した水温は25度〜28度、水質はph6.0〜6.5の弱酸性を好みます。

水質にうるさい魚ではないですが、導入初期は白点病にかかりやすいの注意して観察しましょう。特に水温の変化が激しい季節や、発熱する電化製品の近くに水槽を置かないようにしてください。

週に1回は1/4ほど水を交換してあげてくださいね。

水槽のレイアウト

クラウンローチは臆病な性格のため、5〜10匹ほどで群泳してあげましょう。仲間がいると安心して、水槽の前に出て元気に泳ぎ回るようになりますよ。反対に単独飼育にすると奥に隠れてなかなか姿を見せてくれません。

水草や石、土管は隠れ家にもなるのでぜひいれてあげてくださいね。

おすすめの餌や与える量は?

クラウンローチは水底に落ちた餌を食べてくれるので、水槽の掃除屋として重宝します。

餌はイトミミズやアカムシなど生き餌を好みますが、タブレットや沈下性の人工飼料もしっかりと食べてくれます。水槽に繁殖するスネール(貝)も大好物で、退治役としても人気がありますよ。

体調不良で痩せてしまった個体には、食いつきが抜群のブラインシュリンプをあげてください。

餌の頻度は週に1回、1〜2分で食べきれる量をあたえてくださいね。餌不足になると葉が柔らかい水草を食べてしまうので、注意してください。

巨大化させるには?

クラウンローチは巨大化に成功すると40cmまで成長します。この大きさになるとアロワナなどの大型魚水槽で掃除役として活躍できるようになります。

飼育水槽のサイズが大きいほど巨大化するので最低でも120cm水槽を用意して広々と泳がせます。水温は適温より少し高い28度に設定して、食いつきがいい赤虫などの生餌をあげていきます。

しっかりと育てていると5年で20cmまでに成長してくれますよ。ここからゆっくりと成長して7年で30cmになります。

かかりやすい病気

クラウンローチは水質が悪化すると、色が薄くなったり、痩せたりして元気がなくなります。特にどじょうの仲間は一度痩せてしまうと元にもどすのが大変なので、こまめに体調はチェックしてあげてくださいね。日々の換水でほとんどの病気を予防することができますよ。

基本的には病気にかからない熱帯魚ですが、導入初期は白点病にかかることがあります。症状を見つけたら、水温を28度前後と高くしてグリーンFで薬浴してあげましょう。

クラウンローチの繁殖方法

クラウンローチの飼育

クラウンローチは繁殖が難しい熱帯魚です。卵を産みやすい成熟個体は30cm前後であり、親を用意するのが大変です。また雌雄の判別が難しく、ペアもできにくいので、複数飼育しておいて気長に待ちましょう。

90cm以上の水槽を用意して、クラウンローチがしっかりと成熟できる環境を整えましょう。成熟した親を準備できたら難易度がかなり下がります。

1度の産卵で100〜300個ほど卵を産んでくれますよ。

クラウンローチと混泳できる魚!コリドラスやエビは大丈夫?

コリドラス

クラウンローチは温和な性格なので多くの熱帯魚と混泳ができますが、体が大きくなると、捕食される危険性が出てくるので、小型魚との混泳はできなくなってしまいます。小さいうちは金魚やネオンテトラ、グッピーと混泳ができます。

同じ底砂で生活するコリドラスやヤマトヌマエビとは小競り合いもなく混泳することができますが、クラウンローチは餌を食べるのが上手なので、餌不足にならないように注意してください。

体が大きくなってくると、エンゼルフィッシュ、ディスカス、ポリプテルスと混泳することができますよ。成長スピードに合わせて混泳相手を変えてあげてくださいね。

クラウンローチについてまとめ

クラウンローチの飼育

今回はクラウンローチの特徴や飼育方法についてまとめていきましたが、いかがでしたでしょうか。

クラウンローチは大型魚水槽の水底の掃除役として導入されることが多い熱帯魚です。しかし、水底に横たわって寝るといった珍しい習性をもっており、単独で飼育しても鑑賞していて楽しい熱帯魚です。

体が丈夫で飼育は難しくないので、興味を持たられた方は、ぜひ飼育に挑戦してみてくださいね。

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