シルバーアロワナの飼い方!水槽の大きさや成長速度、混泳はできるの?

熱帯魚ショップに行った時、はじめて出会う古代魚はシルバーアロワナではないでしょうか。それくらいポピュラーに販売されており、簡単に手に届く価格で販売されています。しかし、成長速度は早く、あっと言う間に120cm以上の大きな水槽が必要になったりと、初心者を困らせる熱帯魚でもあります。

今回はシルバーアロワナに必要な水槽の大きさや成長速度、おすすめの餌など飼育方法を詳しく紹介していきます。

シルバーアロワナってどんな魚なの?

シルバーアロワナの飼育
シルバーアロワナは南アメリカのアマゾン川に生息しているアロワナの仲間で、最も大きく成長するアロワナです。

全身が銀色のウロコに覆われており、細長い体型をしています。個体差はありますが、赤みがあったり淡いピンク色があったりときれいな発色を見せてくれます。

現地では食用として利用されており、浅瀬にいけば網で簡単に稚魚をすくうことができるくらい大量に繁殖しています。

シルバーアロワナの種類

シルバーアロワナ
シルバーアロワナには体色が違う種類がいます。

アルビノシルバーアロワナは突然変異で体色が抜け落ちた品種です。体色は白く、目が真っ赤になっています。

プラチナシルバーアロワナは全身が白銀に輝く希少種です。市場にでまわることはほとんどなく、50万円〜で販売されています。

スポンサーリンク

シルバーアロワナの大きさは?

シルバーアロワナの飼育
シルバーアロワナの大きさは1m、重さは2kg〜3kg、体高は20cmを超えます。野生のシルバーアロワナは120cmを超えることがあり、アロワナのなかで最も大きくなる種類です。

他のアロワナが60cm前後のなか、シルバーアロワナは1m近くになるため、体高もあるので圧倒的な存在感をみせつけてくれます。

水槽飼育だと90cmくらいで止まることが多いです。

シルバーアロワナの成長速度

シルバーアロワナ
シルバーアロワナはたくさんの餌を食べるので、成長スピードがかなり早いです。目安は6ヶ月で体長40cm、1年で体長70cmを超えてきます。3年目で90cmになって成長が止まります。

成長速度は餌や水温、水換えの頻度によって変わってきます。大きく成長させたいときは、幼魚のときに餌をたくさんあげ、水温を28度前後と高くし、水換えの頻度を増やします。

シルバーアロワナの値段は?

シルバーアロワナは10cm前後の幼魚が1,000円〜3,000円程度で販売されています。成魚が販売されていることはほとんどありません。東南アジアで養殖された個体が年中を通してコンスタントに輸入されてきます。

ホームセンターで見かけることはあまりないため、熱帯魚専門店かネット通販で購入するといいでしょう。

ワイルドシルバーアロワナの値段は3,000円〜5,000円、アルビノシルバーアロワナの値段は30,000円〜60,000円前後になります。

シルバーアロワナの飼育に必要な水槽の大きさ

シルバーアロワナの飼育
シルバーアロワナの飼育には180cm水槽が必要になります。特に奥行きが重要で最低でも90cm必要です。このサイズだと水を入れた時の重さが950kgを超えるので、置く場所にも注意が必要です。

水槽が大きすぎるとストレスを感じるので、体の大きさに合わせて水槽のサイズを45cm水槽、60cm水槽、90cm水槽と大きくしていってください。

120cm水槽や150cm水槽で生涯飼育することはできません。水槽の大きさが足らずに、背骨が曲がったりして奇形になってしまいます。水槽を用意できる状態にしてから飼育を初めてくださいね。

シルバーアロワナに必要な飼育設備

シルバーアロワナの飼育
シルバーアロワナの飼育設備は体の大きさに比例した大きいものとなります。餌を食べる量が多いので、水が悪くなりやすく、水質を維持することも大切なポイントです。

レイアウトは掃除のしやすさを重視して、なにもいれないベアタンクで飼育することが多いです。

ろ過フィルター

糞の多さと掃除のしやすさから、物理濾過が優秀な上部フィルターかオーバーフローを選びます。最初は水質をこまめにチェックして、phが安定しているかを確認しましょう。変動が大きければサブフィルターを追加する必要があります。

保温器具

120cm水槽で500wと300wの2つ、180cm水槽で500wが3つ必要です。部屋の大きさによりますが、180cm水槽になるとエアコンをつける方が電気代が安くなりますよ。

照明

シルバーアロワナの照明は暗すぎても明るすぎても色が飛んでしまいます。水槽全体を照らすことができて、水槽掃除の邪魔にならない天井吊り下げタイプのメタルハライドランプがおすすめです。

シルバーアロワナ水槽の設置場所

シルバーアロワナの水槽は120cm水槽で300kg、180cm水槽で950kgを超えてきます。一般の家だと250kgを目安とされているので、補強工事をするかコンクリート床に置く必要があります。

使用する水量が多いので、水道も近くにあると便利です。人通りが多いと人馴れするのが早くなってくれますよ。
「」

シルバーアロワナ水槽の立ち上げ方法

シルバーアロワナ水槽の立ち上げで特別な手順はありませんが、水量が多いので、水質が安定するまで時間がかかります。

糞量が多いので、バクテリアが繁殖していない状態だとすぐに有害物質が溜まって、すめない環境になります。水の準備に3ヶ月はかかりますので、事前に準備しておきます。

  1. 水槽の置き場所を決める。床の耐荷重のチェック
  2. 水槽台と水槽、濾過フィルター、ヒーター、照明器具をセットする
  3. 水槽に水を入れる
  4. カルキ抜きを入れる
  5. 濾過フィルターを回して水漏れがないか確認
  6. パイロットフィッシュを入れて3ヶ月待つ
  7. 水質が安定したらシルバーアロワナをいれる

シルバーアロワナにおすすめの餌は?

シルバーアロワナは大食感で多くの餌を食べてくれます。食欲を刺激するためにも、なるべく多くの餌を準備してあげれるといいでしょう。

餌の頻度は1日2回、2〜3分程度で食べきれる量をあたえます。食べ残しは水を悪くしてしまうのですぐに取り除いてくださいね。

ひかりクレスト カーニバル

ひかりクレスト カーニバル
肉食魚用の人工飼料でメインの餌として使うことができます。生き餌と比べて用意するのが楽なので、必ず餌付けしておきます。餌が少し大きいので体長15cmくらいになるまで使うことができません。こればかりをあげていると飽きてくるので、別の餌を組み合わせてあげるといいでしょう。

小金(金魚)

金魚
小金は1匹20円前後と安価で入手もしやすく、シルバーアロワナのメインの生き餌になってくれます。金魚は60匹ほどのまとめ買いが基本になるために、60cmほどの金魚専用水槽をつくっておく必要があります。

コオロギ

コオロギ
古代魚に力を入れている熱帯魚専門店であれば生きたコオロギを入手することが可能です。野生のシルバーアロワナの主食であり、食いつきが抜群の生き餌です。もし販売されているのを見つけたら積極的にあたえていきましょう。

メダカ

メダカ
シルバーアロワナが金魚を食べられる大きさになっていない時に使います。幼魚の時にかなり必要になります。

冷凍赤虫

冷凍赤虫
メダカを食べられない大きさの時に使います。

ムカデ、トンボ、カエル、ゴキブリ、セミ

自分で野生の生き物を捕まえす。いつもと違う餌をあげるとシルバーアロワナは喜んで食いついてくれますよ。野生種は寄生虫や薬の危険性があるため、採集してから1週間ほどは飼育を行なって様子をみてください。

シルバーアロワナが餌を食べない時は?

シルバーアロワナ
餌を食べない時は、体調がよくない時か餌に飽きている可能性が高いです。

シルバーアロワナに適した水温、水質になっているかチェックして、水換えを行なってあげましょう。

餌をあげている種類が少ない時は、別の餌も与えてみてくださいね。

シルバーアロワナに適した水温は?

シルバーアロワナの飼育
シルバーアロワナの適温は24度〜28度になります。低温に弱いので、冬場はヒーターをいれてあげましょう。

おすすめの水温は、幼魚のときは28度前後の高温にして、60cmを超えてくると25度前後にします。高水温は食欲促進と病気の予防効果がありますが、成魚では短命になってしまうからです。

シルバーアロワナに適した水質と水換えの頻度は?

シルバーアロワナに適した水質はph5.0〜8.0の弱酸性になります。適応範囲が広いので飼育しやすいアロワナです。

幼魚のときは水質の変化に強いので、一気に水換えをしても問題ありませんが、成魚は水質変化を嫌うので、ゆっくりと水換えをする必要があります。

水換えの頻度と量は週に1回、1/4交換します。

シルバーアロワナは混泳できるの?

ポリプテルス
シルバーアロワナは縄張り意識が強い魚で、特に同じアロワナには強い攻撃性を持ちます。シルバーアロワナ同士やアジアアロワナとの混泳はうまくいかないことが多いです。気性が荒いオスカーなどのシクリッドも避けておきましょう。

2〜3匹の少数で飼育していると、どちらかが死ぬまで喧嘩することがあります。単独飼育にするか、過密飼育することで縄張りを作れないようにしてください。

混泳相手には生活スペースが異なるポリプテルスやプレコ、パロットファイヤー、クラウンローチがおすすめです。

シルバーアロワナのワイルドとブリード個体の違いは?

野生種であるワイルド個体は体系が大きく、体色が美しく出ることがあります。同時に気性が荒いことが多いです。

養殖されたブリード個体は体がすらっとして細長く、スマートな印象を受けますよ。

シルバーアロワナの寿命やかかりやすい病気は?

シルバーアロワナの寿命は10年〜15年ほどになります。

アロワナ全般にいえることですが、薬に弱い魚なので予防が基本となります。病気にかかったときは水換えを行なって自然治癒を促していきます。回復力が高いので、これで治ることが多いです。薬は最終手段といえるでしょう。

白点病

全身が白い点々に覆われる病気で、導入初期の幼魚にかかりやすい病気です。発症を確認したら別の水槽に隔離して水温を28度にして1週間様子をみます。治らなければひとつまみの塩をいれてください。

目垂れ

アロワナがかかりやすい病気で目が常に下を向いている状態になります。原因は諸説ありますが、アロワナの目線が高く、下を向く頻度が増えるとかかりやすいと言われています。混泳で改善することがありますが、完治は難しい病気です。

松かさ病

ウロコが逆立つ病気で、エロモナス菌に感染することが発症します。水質がかなり悪化している状態なので、症状を確認したらすぐに全ての水を交換して様子をみましょう。定期的な水換えで予防してあげます。

スポンサーリンク
スポンサーリンク