中・大型魚

ブラックゴーストの飼育方法!水槽のレイアウトや寿命はどのくらい?

2018-03-16

ブラックゴーストと不思議な見た目と泳ぎ方で、思わず見入ってしまう熱帯魚です。餌を食べる時には見た目から想像もつかない速度で泳ぎだしたりと、不思議の多い魚です。

今回はそんなブラックゴーストについて寿命や餌、混泳できる魚、最大の大きさなど特徴と飼育のコツを詳しく紹介していきます。

ブラックゴーストの特徴

ブラックゴーストの飼い方

ブラックゴーストはアマゾン川に生息している夜行性の淡水魚で、ナイフフィッシュの仲間です。夜行性でまわりが暗くなると尻びれをゆらゆらを揺らしながら水中に出てきます。

背びれはなく、腹びれから尻びれまで繋がった、独特な形をしています。泳いでいる姿や真っ黒な体色がまるで幽霊のようなことからブラックゴーストと名付けられました。ただ、同種のセルフィンブラックゴーストという種類は背びれがあります。

飼育は比較的容易ですが、物陰に隠れていることが多いので、普段観察することは難しいかもしれません。

体の大きさ

ブラックゴーストの大きさは最大で体長20cmになる中型の熱帯魚です。

寿命の長さ

ブラックゴーストの寿命は平均して5年〜10年です。水質の変化に弱く、水槽飼育で長生きさせるのは難しいです。

横たわって寝ることがある

ブラックゴーストは安心していると、隠れ家の中で横になって寝ていることがあります。不自然な光景なので、寿命や病気で死んでいるかのように思いますが、問題ありません。

他にもクラウンローチのように寝る魚はいますので、それほど珍しい習性ではありません。

ブラックゴーストの飼育方法

ブラックゴーストは餌の好き嫌いがあり、水質の変化に敏感なので、飼育は少し難しいです。

また、夜行性で昼間に泳ぐ姿をほとんど見せてくれないので、ならすのには時間がかかります。

値段と販売場所

ブラックゴーストの値段は1,000円〜3,000円程度で販売されています。

販売場所はホームセンターで姿を見ることはあまりなく、熱帯魚専門店やネット通販で購入しましょう。

飼育に必要な水槽のサイズは?

60cm水槽

水槽は最低でも60cm水槽を用意してあげましょう。見た目に似合わず、餌を入れると活発に水槽内を泳ぎ回ります。

90cm水槽を用意できれば、広々と余裕を持って泳ぐ姿が観察できますよ。

おすすめの餌や頻度は?

キャット

ブラックゴーストは肉食魚なので、肉食魚専用人工飼料であるキャットや冷凍赤虫、メダカを食べます。

餌は夜間に動き出してから与えるようにしましょう。照明を消して部屋の明かりに変えると泳ぎだします。目が退化している魚なので、微弱の電波で餌のありかを探して捕食します。

飼育下では生き餌ばかり食べさせていると栄養に偏りがでてくるので、キャットなどの肉食魚用の人工飼料は食べれるように慣らしておきましょう。

餌の頻度は1日1回1〜2分程度で食べきれる量を与えてくださいね。

体長15cmまでの成長期には水温を26度と高めにして、餌を1日2回しっかりとあげます。ここで立派な体をつくっていきしょう。体長が15cmを超えると水温を24度にして餌を1日1回にします。少し餌の量が少ないかなというくらいが長寿の秘訣です。

ブラックゴーストは飽き性なので、同じ餌ばかり与えていると食べなくなってしまう時があります。餌を食べない時には別の餌を与えて様子をみてください。普段から餌のバリエーションを増やしておいて、食べられなくなったときにも対応できるようにしておきます。

飼育に適した水温と水質

ブラックゴーストに適した水温は22度〜26度になります。冬は水槽用のヒーターが必要です。

水質は弱酸性を好んでいるので、流木をいれて調整することが出来ますが、そこまで気にする必要はありません。

水質の悪化と急激な水質変化に弱いため水換えには注意してください。週に1回1/4ほど水換えを行なってあげてくださいね。

水槽のレイアウト

ブラックゴーストの水槽のレイアウトは隠れ家に用意しつつも、シンプルなレイアウトで泳ぐのを邪魔しないようにします。

夜行性で明るい昼間は隠れ家がないと落ち着けません。さらに、臆病な性格をしているので、隠れ家があると水槽の飼育に慣れるのが早くなります。

しかし、夜になると活発に泳ぎ回るので、流木や石を積み上げると邪魔になってしまいます。数個の隠れ家をいれておくだけにしておきましょう。

水草を植えても抜かれる心配がないので、水槽に彩りが欲しいときは検討してください。弱い光量でも育つアヌビアスナナやミクロソリウムがおすすめです。

水流が苦手なので、エアレーションは弱めにしておきましょう。

混泳は難しい

ポリプテルスセネガルス

ブラックゴーストは気性が荒い性格のため、混泳に向いていない魚です。

微弱の電気を発しながら遊泳しており、同じく電波を出すエレファントノーズやブラックゴーストと激しく争ってしまいます。殺し合いになることも少なくありません。

また夜間に活発に動くため、他の魚の睡眠を妨害してしまいます。ただ、ポリプテルスプレコなどの底棲系の熱帯魚と混泳してうまくいっている例も多くあり、個体同士の相性によるところが強いです。アルビノのポリプテルスセネガルスと混泳させて、白と黒のコントラストを楽しむ方が多いです。

肉食魚なので、口に入るサイズのエビや小型熱帯魚はさけてくださいね。

かかりやすい病気は?

ブラックゴーストは水質の変化に弱い熱帯魚なので、病気にかかりやすいです。

特に白点病にかかることがあります。購入した最初の1週間は特に注意して観察してあげてください。

薬に弱い魚なので、病気を確認してもすぐに薬浴せずに、週に2回1/3程度水換えを行なって様子をみてみましょう。治る様子がなければ、メチレンブルーを規定量の1/3程度に薄めて薬浴してあげてくださいね。

ブラックゴーストの繁殖方法

ブラックゴーストは繁殖が難しい熱帯魚です。気性が荒く、同種でも喧嘩してしまうため、ペアを作るのが難しいためです。

繁殖を狙うには120cmなどの大きめの水槽を用意して、5匹ほどで混泳させます。その時は喧嘩になっても逃げられるように流木や石を多めに配置して隠れ家つくってあげましょう。

産卵したらどうするの?

ブラックゴーストは石や流木の隙間に産卵を行います。

親魚が卵を食べてしまわないように、みつけたらすぐに別の水槽に移動させましょう。

また親魚を混泳させたままだと、喧嘩を始めるので、単独飼育にもどしてあげてくださいね。

稚魚が生まれたらどうするの?

ブラックゴーストの稚魚は産卵から3~5日程度で孵化し、3日程度で餌を探して泳ぎ回ります。

稚魚の餌には栄養価が抜群で食いつきがいいブラインシュリンプを与えましょう。乾燥卵を孵化させないといけないので、手間ですが、稚魚の生存率をあげるには必須の餌です。

ブラックゴーストについてまとめ

今回はブラックゴーストの生態と飼育方法についてまとめてみましたが、いかがでしたでしょうか。

ブラックゴーストはかなり奇妙な体型をしている魚で、尾びれをヒラヒラとしながら、想像以上に素早く泳ぎ回る姿に魅入ってしまいます。

夜行性で、普段はしっかりと観察できる機会はありませんが、慣れてくると昼間でも泳ぎ回ってくれますので、大切に飼育してあげてくださいね。

関連記事
初心者におすすめの人気の熱帯魚を紹介!値段が安くて入手しやすく、小型水槽でも飼いやすい種類は?

-中・大型魚

© 2020 Woriver Powered by AFFINGER5