どじょうの飼い方!底砂や寿命、混泳できる魚、水槽のレイアウトは?

どじょうは日本の河川に生息しているため、自分で採集してきた魚を水槽で飼育するという楽しみ方ができます。レイアウトを組むことで日本の川が近くに感じられるので、熱帯魚とはまた違った魅力があります。

今回はそんなどじょうについて生態や種類、混泳できる魚や寿命など飼育方法を詳しく紹介していきます。

どじょうの生態

ドジョウの飼育
どじょうはコイの仲間で、日本全国の河川に生息しています。

丈夫で飼育しやすく、えら呼吸だけでなく、酸素が少なくなってくると水面に上がってきて腸で空気呼吸を行います。

栄養価が豊富なので人間の食用として利用されたり、肉食魚の餌として人気があります。

地味な体色ではありますが、10本のヒゲが可愛らしく、日本の河川をイメージした水槽の掃除役として活躍してくれますよ。

どじょうの種類

ドジョウの飼育
どじょうは種類によって生息場所や地域が異なります。寒さに強かったり、強い流れを好んだり、流れの遅い水田や沼地を好んだり様々です。

ポピュラーな種類で13種ほどおり、こちらで詳しく紹介しているので、ご参考ください。

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どじょうの大きさ

ドジョウの飼育
どじょうの大きさは種類によりますが、最小で6cm、最大で20cmの大きさになります。13cm前後になる種類が多いです。

成長速度は遅く、種類別の大きさとして紹介されているサイズになるま35年は必要です。

どじょうの飼育に必要なもの

ドジョウの飼育
どじょうの飼育に必要なものは一般的な熱帯魚と変わりありません。

はじめて魚を飼育する人は一通り揃っている初心者向けの飼育セットがおすすめです。

水槽

水槽
体が柔らかいので、45cm水槽から飼育することができます。水槽サイズは45cm水槽で3匹、60cm水槽で7匹、90cm水槽で15匹が目安です。

フィルター

フィルター
餌をよく食べるので糞の量が多くなります。週一でつまったゴミをとれるように、掃除が簡単な上部式フィルターか外掛け式フィルターがおすすめです。

水槽の蓋

水槽の蓋
おどろいて水面を跳ねたり、脱走することが多いので、飛び出し対策に水槽の蓋は隙間なくしておきます。

田砂
砂の中に潜ることが多いので、小さくて丸い砂である田砂がおすすめです。

土を固めた砂であるソイルはどじょうに影響はありませんが、潜った時に泥が出て、鑑賞しにくくなるのでやめておきましょう。

最初はストレス予防に砂を敷いておいたほうがいいですが、環境に慣れてくれたら砂なしでも飼育することができます。

どじょうを屋外で飼育するには?

ビオトープ
どじょうは水質の適応力があり、酸素不足に強いので、メダカを飼育するようなビオトープで飼育することができます。

水面から飛び出すことが多いので、しっかりと蓋をして、泥や土をいれてあげると落ち着けますよ。

寒さに強く、水が完全に凍らなければ、越冬することもできます。

どじょう水槽の立ち上げ方法

ドジョウの飼育
立ち上げたばかりの水槽にはフンや餌の食べ残しなどの有害物質を無害な物質に分解するバクテリアがいません。

バクテリアがいないとすぐに水が悪くなるので、最初は2匹程度の少数飼育にして、1ヶ月ほどたってから飼育数を増やしていきましょう。

  1. 水槽の置き場所を決める
  2. 砂を敷きつめる
  3. カルキ抜きした水道水を入れる
  4. フィルターを稼働させて水の濁りを取る
  5. 水草や流木を入れてレイアウトを整える
  6. 水槽の蓋を照明を置いて、2日ほど水を循環させる。
  7. 水合わせをしてどじょうをいれる

どじょうの水合わせ方法

ドジョウの飼育
購入してきたばかりの魚をすぐに水槽に入れると、元の水と新しい水の変化に適応できずに死んでしまうことがあります。

新しい水に慣らすために、必ず水合わせを行なってあげましょう。

  1. どじょうがはいった袋を水槽に浮かべる。
  2. 15分おきに水槽の水をコップ1杯分袋にいれる。
  3. 2杯いれたら袋の水を半分捨てる
  4. 改めて15分おきに水槽の水をコップ1杯分袋にいれる。
  5. 手で触って水温が同じくらいであることを確認する。
  6. 袋の水を入れないように、どじょうを水槽に入れる

どじょう水槽のレイアウト方法

どじょうのレイアウト
どじょうの水槽は日本の河川をイメージして、川砂と石、流木を多めに配置したレイアウトがよく似合います。

真ん中は遊泳のスペースを広々と確保して、流木など背丈が高いものは後方に設置していきましょう。

どじょうの水槽の掃除方法

プロホース
どじょうは糞の量が多いので、水が汚れやすくなります。掃除の時には底砂にたまった糞を取り除くようにしましょう。

最初にガラス面や流木についた苔をスポンジでこすり落とします。

そしてプロホースという底砂を吸わないホースで、砂をかき回しながら、砂に埋まったフンや水中の濁りを水ごと吸い出していきます。

どじょうにおすすめの水草

ウィローモス
どじょうは底砂を掘り起こすので、水草は浮かべておくタイプか、石や流木に活着するタイプがおすすめです。

浮かばせておくのであればカボンバやアナカリスなどの初心者向けの水草、活着だとウィローモスやアヌビアスナナがおすすめです。

どじょうにおすすめの餌

ドジョウの飼育
どじょうは好き嫌いが少ないので、熱帯魚専用の人工飼料であれば、どんなものでもよく食べてくれます。

餌の量が少ないと痩せてしまうので、毎日2回、2分程度で食べくれる量を与えましょう。

どじょうに適している水温と水質

ドジョウの飼育
どじょうは日本の気温変化に強く、10度〜28度が適温になります。水が凍らなければ越冬することができますが、死ぬリスクもあるのでできればヒーターをいれてあげてください。

高水温に弱く30度を超える夏には冷却ファンをつけてあげましょう。

適している水質はph6.5〜7.5の弱酸性から中性です。丈夫で水質の悪化に強いですが、2週間に1回は1/3ほど水を交換してあげましょう。

どじょうと混泳できる魚は?

ドジョウの飼育
どじょうは温和な性格をしているので、ほとんどの熱帯魚や川魚と混泳することができます。

しかし、体が大きく、素早く泳ぎ回るので、他の魚にストレスを与えてしまいます。驚かせないようにするか、どじょうよりも体が大きい魚と混泳させてあげるといいですよ。

金魚

金魚
生活スペースが異なるので、問題なく混泳することができます。金魚につつかれて、驚いて水面を飛び出すことがあるので、しっかりと蓋をしておきましょう。

メダカ

メダカ
メダカも生活スペースが異なるので、混泳することができます。しかし、メダカよりも体が大きく、時折水中を泳ぎ回るので、メダカにとってストレスになってしまいます。どじょうの数は2〜3匹におさえておきましょう。

エビ

ヤマトヌマエビ
体の大きなヤマトヌマエビであれば混泳できますが。ミナミヌマエビは食べられることがあるので混泳できません。どちらも生活スペースが同じなので、驚かされることが多く、混泳には向いていません。

どじょうは繁殖できる?

ドジョウの飼育
ドジョウは水温が15度を超える春から夏にかけて繁殖期にはいります。

自然繁殖ができるのはホトケドジョウとフクドジョウです。他の種類で産卵は難しく、腹部が膨れても繁殖してくれません。

ドジョウはメス1匹にオス数匹が追尾行動をとるので、小型の水槽にオス2匹とメス1匹をいれて、田砂と産卵床としてウィローモスをいれておきます。

親魚が成熟して入れば1ヶ月ほどで産卵してくれますよ。

親魚は卵を食べてしまうので、1mmほどの卵を確認したらすぐに隔離します。早朝に産卵するので、朝の10時くらいに確認してみましょう。

卵は産卵から48時間後に孵化しはじめます。

どじょうの稚魚の育て方

ブラインシュリンプ
孵化してから2日後に餌を食べるようになるので、栄養価が高い稚魚餌のブラインシュリンプを与えます。

フィルターは稚魚を吸い込まないようにスポンジフィルターか底面フィルターを使います。

水質の変化に弱いので、水の交換は2週間に1回、1/4ほどにしておきます。

どじょうの寿命

ドジョウの飼育
野生のどじょうの寿命は2年〜5年ですが、飼育下では長くなり、5年から10年は生きます。

体の大きさの割にはかなり長寿で、最高で15年も生きた例があるほどです。

どじょうがかかりやすい病気

ドジョウの飼育
どじょうは丈夫な種類なので、あまり病気にはかかりません。しかし、長期にわたり水換えを怠っていると病気にかかることがあります。

薬に弱く、一度病気になると治療するのが大変なので、きちんと予防しておきましょう。

餌食いが悪い

水温が低下すると餌食いが悪くなるのが普通ですが、水温が高い時にこの行動をとったときは注意が必要です。外見上、問題がないときは水質悪化が考えられるので、毎日 1/5の換水を行なって様子をみていきます。

体を石にこすりつける

流木や石、底砂に体を擦り付けているときは体表に寄生虫がついていることがあります。水質悪化や水温の変化でストレスを抱えて弱っている時に感染しやすくなります。

初期症状であれば水換えで様子をみます。病気の進行が進むときは、治療を開始します。

白点病

体中が小さな白い点々に覆われる病気です。輸入直後で弱っている時にかかりやすく、感染力が強いのですぐに対処が必要です。発症している個体を見つけたら、別の水槽に隔離して規定量の1/3に薄めたメチレンブルーで1週間薬浴します。

他の個体に感染していないかよく観察し、すぐに全ての水を交換してください。

水カビ病

白いワタのようなものが体に付着する病気です。スレ傷などの傷口から寄生虫がつくことで発症します。

症状を見つけたらすぐに全ての水を交換し、発症した個体を隔離してグリーンFで薬浴します。

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