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ベタにおすすめの水槽|適切な大きさやセット品は?

2018-08-28

ベタは熱帯魚の中でも群を抜いて丈夫な種類なので、水が入る容器であればどんな水槽でも飼育することができてしまいます。しかし、それだけだと観賞魚としての魅力を引き出したり、長期間飼育することはできません。

今回はそんなベタの水槽についておしゃれな水槽やレイアウト、フィルター、仕切り方など紹介していきます。

ベタの飼育に必要な水槽の大きさ

ベタの水槽

ベタは酸素欠乏や水質の悪化に強いので、コップのような小さな容器でも飼育できます。しかし、コップは水量が少ないので、水質悪化や温度の変化が激しく、元気な状態を維持できません。

水量は大きければ大きいほど、水質や水温などの環境が維持され、ベタも元気に育ってくれます。元気に育てるととても綺麗な体色や立派に伸びたヒレを見せてくれるようになるので、きちんとした水槽で飼育するのをおすすめします。

観賞を楽しむのであれば飼育に必要な水槽の大きさは横幅30cmの水槽です。活発に泳ぐ魚ではないので、60cm水槽は逆に大きすぎて落ち着きません

種類別のベタにおすすめの水槽

ベタの水槽

ベタの水槽として候補にあがる飼育容器のおすすめポイントやデメリットを紹介していきます。最近ではおしゃれな水槽もどんどん増えてきており、多くの種類から選ぶことができますよ。

本格的に飼育するなら飼育セットがおすすめ

ベタを元気な状態で長期飼育するなら、ある程度の水槽の大きさと、ろ過フィルターがセットになった飼育セットがおすすめです。

初心者の方ほど設備がしっかりとしている水槽から飼育を始めた方が管理も楽ですよ。

シンプルに楽しみたいならガラス水槽

ガラス水槽は熱帯魚の飼育で一般的な水槽で、透明度が高く、傷がつきにくいのでベタの美しい姿をしっかりと観賞できます。

横幅で15cm以上あるなら、ろ過フィルターを無くしてしまい、水草を入れてレイアウトを楽しむことも出来ます。

おすすめの30cm水槽で紹介しているので、ご参考ください。

並べて鑑賞するならコレクションケース

コレクションケースは横に隙間なく並べるので、ベタを2匹~5匹の複数飼いで鑑賞したい時におすすめです。

側面の1つがカラーガラスになっておりパーテーションの役割を果たします。オス同士の威嚇を見たいときはパーテーションの位置をずらすだけで良いので、手軽に美しい姿を楽しめます。

おしゃれさ重視ならインテリア水槽

インテリア水槽とはテーブルの上においても絵になるおしゃれな水槽のことです。

飼育よりも鑑賞を目的としており、水量が少なくても飼いやすいベタならではの水槽です。観葉植物や水草をいれておくと、雰囲気がさらに良くなります。

キューブ型、超スリム型、ドラム型などどれもインテリアとして魅力を高めてくれますよ。

コップはやめておいた方が良い

コップや瓶は容器が小さいので、場所を選ばずに飼育することができます。

しかし、水量が少ないので、水温や水質の変化が激しいので、ベタへのダメージは大きくなりがちです。

特に水温の変化が激しい夏や冬は飼育が難しく、春限定の一時的な方法として使ってください。

ベタを飼育するときに必要な設備

ベタの水槽

ろ過フィルターをいれると体調を維持しやすい

ベタは酸素不足に強いので、フィルターをいれなくても飼育することができます。

それでも水草は入れておいたほうがいいです。水草は光合成で酸素をだしてくれますし、フンなどの有害物質を肥料として吸収してくれるからです。

フィルターをいれておくと水質が安定して体調がよくなるので、長期間にわたり元気に飼育したい時はいれておきましょう。ベタは泳ぐのが苦手なので、水流を弱めるようにしてください。

おすすめのフィルターは底面フィルターやスポンジフィルターです。どちらも水流の向きをガラス面にすることができるので、水流を弱めるのが簡単です。特に底面式フィルターは底砂がろ過の役割をしてくれるので、小型水槽では最強のろ過能力を持っています。

反対におすすめしないのは、エアが多く発生する投げ込み式フィルターや、水流が強い外掛けフィルターです。

冬は水槽用のヒーターが必要

ベタの生息地であるタイは年中を通して30度前後もある熱帯の地域です。そのため低水温に弱く、冬はヒーターを用意してください。

ヒーターは温度調整機能と安全カバーがついたものがおすすめです。安全カバーはベタの長いヒレが火傷するのを防いでくれます。温度調整機能は病気の時に水温をあげたり、他の熱帯魚の水温にも使い回せるので便利ですよ。

おすすめの水槽用のヒーターで紹介しているので、ご参考ください。

喧嘩防止の仕切り(セパレーター)

ベタのフレアリング(ヒレを大きく広げる威嚇行為)を見たい時は、2匹以上飼育する必要があります。

しかし、闘争心が強いため、同じ水槽で飼育しているとお互いにボロボロになるまで喧嘩し続けてしまいます。そんなときに水槽を仕切るセパレーターが必要になります。

仕切り方は観察目的によって変わります。オス同士の威嚇をみたい時は透明の板で仕切り、休ませてあげたい時は黒い板にして見えなくします。手間なく楽しみたい時は市販の仕切りつき水槽を購入するといいですよ。

自作だと透明な穴が空いたアクリル板をカットして、吸盤と結束バンドで固定してしまいます。黒い仕切りだと100均でも販売されている鉢底ネットを切って、吸盤と結束バンドで固定するのが簡単です。

脱走防止の水槽の蓋

ベタは水面付近を泳ぎ回っており、驚くと水面を飛び跳ねることがあります。脱走しないように蓋をしておくと安心です。

ベタの水槽の立ち上げ方

ベタの水槽

ベタ水槽の立ち上げでは特に注意するべき点はありません。飼育水の準備には水道水のカルキ抜きは忘れないでください。

水槽の置き場所は気温の変化が激しい場所を避け、日陰においてあげます。テレビやドア付近などの騒音もストレスの原因になるので、離しておきましょう。

水槽立ち上げの手順

  1. 水槽の置き場所を決める
  2. 水槽をセットする
  3. 底砂、フィルター、照明、ヒーターを入れる
  4. カルキを抜いた水道水を入れる
  5. フィルターを稼働させて水の濁りを取る
  6. 水草や流木、石組みをする
  7. 水温を26度に設定してベタを水槽に入れる

水槽の立ち上げ方で詳しく紹介しているので、ご参考ください。

ベタの水槽におすすめのレイアウト

ミクロソリウム

ベタの水槽のレイアウトでは流木や石組みを中心にしたものよりも、水草がよく似合います。しかし、水草の育成は難しいので、あまり凝ると管理が大変になります。

なので、最初はアヌビアスナナやミクロソリウム、ウィローモス、アナカリスなどの初心者向けの水草がおすすめです。前の方に背丈が低いウィローモスを入れて、後ろに背丈が高いアヌビアスナナやミクロスリウムを1〜2本ほど植えましょう。

ベタの水槽についてまとめ

ベタの水槽

今回はベタの水槽について紹介していきましたが、いかがでしたでしょうか。

体が丈夫なので、コップでも飼育できる熱帯魚として知られていますが、そんな環境で飼育していては、水質悪化でヒレが溶けてしまい、美しい姿を楽しむことは出来ません。

きちんとした水槽で、大切に育ててあげることで、ヒレのツヤも増してどんどん美しくなってくれますので、しっかりと飼育設備は整えてあげてくださいね。

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  • この記事を書いた人

高木 浩二

ペットの中でも熱帯魚が一番好きで、飼育履歴は10年以上あり、ペットショップでアルバイトをしていました。今は多くの書籍やショップ店員との交流で最新情報をアップデートしています。あいまいな情報をなくして、はっきりと最後まで責任を持って飼育ができるのかどうかイメージを湧いてもらえるようにしていきます。正しい情報の掲載に努めてまいりますので、よろしくお願いいたします。

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