スカーレットジェムの飼育は難しい?簡単な繁殖方法と稚魚の育て方、おすすめの餌は?

スカーレットジェムは小さな熱帯魚でありながら、光り輝く美しい体色を見せてくれます。初心者でも繁殖ができたりと楽しみ方が多い熱帯魚です。

今回はそんなスカーレットジェムについておすすめの餌や繁殖方法、色揚げのコツなど飼育方法を詳しく紹介していきます。

スカーレットジェムの特徴

スカーレットジェムの飼い方

スカーレットジェムはタイやマレーシアなどの東南アジアに生息する、体長3cmほどの小型熱帯魚です。

体だけでなく、全てのヒレがオレンジ色に輝くその美しさから、泳ぐ宝石と呼ばれています。体色が似ている種類にバディスバディスやカメレオンフィッシュと呼ばれる熱帯魚はいます。

スカーレットジェムの飼育難易度は?

スカーレッドジェムは体が小さいので、餌不足や水質環境の変化に弱く、熱帯魚の中では飼育は難しいほうになります。

特に個体によっては餌の好き嫌いが激しく、痩せないように手をかけてあげる必要があります。

しかし、飼いこむと美しい体色を見せてくれるので、飼育する価値は十分にあると思いますよ。

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スカーレットジェムは貝退治をしてくれる!

スネール

スカーレットジェムは小さな貝類を食べてくれるので、ラムズホーンやスネール、プラナリアなどの増殖を防止することができます。食べられるのは子供の貝だけなので、大きい貝は手で取り除く必要がありますよ。

スカーレットジェムの楽しみ方とレイアウトのコツ

水草水槽のレイアウト

スカーレットジェムはストレスのない環境で飼育すると発色が良くなります。隠れ家になる水草をたくさん植えて、水流も弱めにしてあげましょう。

ソイルと言う黒い底砂や流木を入れることでスカーレットジェムが好きな水質を維持しやすくなりますよ。

水草を多めにいれることで自然繁殖を狙うこともできます。

スカーレットジェムに必要な飼育設備

スカーレットジェムは一般的な小型熱帯魚水槽の設備で飼育することができます。

水槽の大きさ

水槽

30cm以上の水槽であれば飼育することができます。30cm水槽で1ペア、45cm水槽で2ペア、60cm水槽で5ペアを目安にしましょう。

フィルター

外掛けフィルター

外掛けフィルター、外部フィルター、上部フィルター、底面フィルターなどなんでも問題ありません。最もおすすめなのは生物濾過が優秀な外部フィルターです。

照明器具

魚のみの飼育だと1灯式、水草水槽では2灯式を選びます。

水槽の蓋

水槽の蓋

水の蒸発やホコリが入るのを避けるために蓋が必要です。隙間なくかぶせるようにしましょう。

スカーレットジェムの値段や購入場所

スカーレットジェムの飼い方

スカーレットジェムの値段は200円〜300円で販売されています。

購入場所は熱帯魚専門店やネット通販で探します。オスの方が綺麗なので、単体販売でメスが売っていることは少ないです。繁殖を狙う時はペアで販売されているものを探しましょう。

スカーレットジェムに適した水温、水質、水換えの頻度

ヒーター

スカーレットジェムの適温は24度〜26度です。低温が苦手なので、冬場は無加温では飼育することはできません。

水質はph5.5〜6.5の弱酸性を維持しましょう。水質に敏感な魚なので、水換えの頻度は週に1回、1/4になります。

スカーレットジェムの水合わせの方法

スカーレットジェムは急激な水質の変化に弱いので、購入してきたらまずは水槽の水にならす必要があります。

その作業を水合わせといい、魚飼育の基本となることですので、しっかりと覚えておきましょう。

  1. 買ってきた魚を水ごとバケツにいれる
  2. バケツの水が30分かけて倍になるように水槽の水をいれる
  3. バケツの水を半分捨てる
  4. 再びバケツの水が30分かけて倍になるように水槽の水をいれる
  5. 魚をあみですくって水槽に移す

スカーレットジェムにおすすめの餌

冷凍赤虫

スカーレットジェムは餌の好き嫌いがある熱帯魚で、人工飼料を食べないことが多く、最初は餌やりが大変です。

食いつきがいい冷凍赤虫や冷凍ブライン、ミジンコ、ブラインシュリンプなどの餌で慣らしていきましょう。

飼育環境に慣れてくると乾燥赤虫に挑戦していきます。最後にテトラディスカスなどの粒状の人工飼料に切り替えていきましょう。

赤色の色揚げをする時はアスタキサンチンという栄養が含まれているクリルや乾燥エビなどエビ系の餌をあげるといいですよ。

スカーレットジェムの繁殖方法

ウィローモス

スカーレットジェムは繁殖が簡単な熱帯魚です。しっかりと餌を食べて成熟したペアがいれば自然と繁殖してくれますよ。

隠れ家になる水草を沢山いれて落ち着ける環境を準備していると、オスとメスが寄り添って泳ぐようになります。ペアになったら産卵用の水槽に移動させましょう。

産卵用水槽にもたくさんの水草が必要になります。ウィローモスやミクロソリウム、マツモなど飼育が簡単な水草でかまいませんので、いれてあげてくださいね。

産卵を確認したら親魚を元の水槽に戻しておきましょう。

スカーレットジェムの稚魚の育て方

ブラインシュリンプ

スカーレットジェムの稚魚は産卵から2日程度で孵化します。餌は小さくて栄養価が高いブラインシュリンプをあげます。生き餌なので食いつきもよく、稚魚が元気に育ってくれます。

一度に食べられる量が少ないので毎日5回餌をあげられるといいですよ。

泳ぎが苦手なので水流は弱めにして、隠れ家になる水草をたくさん植えてあげてくださいね。

スカーレットジェムと混泳できる魚

ミナミヌマエビ

スカレットジェムは温和な性格をしているので、多くの小型熱帯魚と混泳することができます。

おすすめの混泳相手はミナミヌマエビ、コリドラス、ネオンテトラなどになります。

泳ぎが苦手なので、混泳相手が多いと餌を充分に食べられず、痩せてしまうことがあるので注意しましょう。

スカーレットジェムの寿命やかかりやすい病気

スカーレットジェムの寿命は1年〜2年です。

白点病

導入初期は全身が白い点々に覆われる白点病にかかりやすいです。最初の1週間はこまめに観察しておきます。発症を確認したらすぐに別の水槽に隔離してメチレンブルーで薬浴しましょう。

尾ぐされ病

ヒレ先が溶けてくる病気で水質の悪化によってエロモナス菌に寄生された時に発症します。発症を確認したらすぐに水を全換水します。定期的に換水することで予防しておきましょう。

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