ブラックモーリーの繁殖と飼い方!混泳相性や病気、油膜とコケ取りにもおすすめ!

ブラックモーリーはマットな黒色で全身が覆われており、目を引く熱帯魚です。飼育も簡単で、初心者でも繁殖を狙うことができます。ほかにもコケを食べてくれたり、混泳も簡単なので、いろんな楽しみ方ができますよ。

今回はそんなブラックモーリーについて繁殖や稚魚の育て方、病気、餌など飼育方法を紹介していきます。

ブラックモーリーの特徴

ブラックモーリーの飼い方

ブラックモーリーは卵胎生のメダカの仲間で、品種改良によって生み出された熱帯魚です。特徴的な黒色は水草の多い水槽で飼育していると存在感をだしてくれます。最大で8cmほどになります。

体色が黒い理由は、メラニン色素が過剰に発生して黒化しているからです。アルビノ個体は色素がなくなった状態で白化するので、それの逆と考えるといいでしょう。ですので、個体によって黒さにも差が出ており、マーブル模様であったり斑点模様の個体もいますよ。

ブラックモーリーは油膜やコケ対策に効果的!

ブラックモーリーは植物食性が強いため、ガラス面や流木に発生した藍藻(らんそう)やアオミドロといったコケ類を食べてくれます。基本的には人工飼料の餌を食べており、餌が少なくなったらコケを食べ始めます。あまりにお腹が空くと水草もかじりだすので注意が必要です。

さらに、他のコケ掃除役と違って水面にできた油膜も食べてくれます。ただ、油膜はバクテリアの死骸などから発生し、水換えの頻度が少ない時に発生します。なるべく水換えの頻度を増やすことで解決してほしい問題ですね。

スポンサーリンク

ブラックモーリーはどんな性格をしているの?

ブラックモーリーの性格は個体によって大きく変わってきます。他の魚を攻撃しない個体もいれば、追いかけ回す個体もいます。

特に繁殖期になるとオスは縄張り争いで気性が荒くなるでの注意が必要です。

他魚のヒレをボロボロにしてしまうこともあるので、混泳には注意しましょう。

ブラックモーリーの種類

ブラックライヤーモーリー

メキシコに分布しており、体長は8cmになります。ブラックモーリーと比べて尾びれが上下に伸びてライヤー状になることが特徴的です。見た目がより派手になるので人気がある種類です。

ブラックモーリーの値段や販売場所は?

ブラックモーリーはだいたい100円〜200円で販売されています。

繁殖が容易なので販売数が多く、ホームセンターから熱帯魚専門店、ネット通販などどこでも見つけることができますよ。

ブラックモーリーにおすすめの餌

テトラミン

ブラックモーリーは雑食性なので人工飼料から生き餌までなんでも食べてくれます。

餌の種類は金魚の餌やメダカの餌でも構いませんが、購入するのであれば栄養価が高くて安価なテトラミン。テトラプランクトンなどの熱帯魚専用の餌をおすすめします。

ブラックモーリーに適した水温、水質、水換えの頻度は?

ヒーター

ブラックモーリーに適した水温は21度〜28度です。水温が20度を下回ると元気がなくなるので、冬はヒーターをいれてあげましょう。

野生種は淡水から海水を含む沿岸に生息しており、水質の適応能力がかなり高い熱帯魚です。水質は弱アルカリ性を好んでいますが、最初の水合わせを慎重に行うことで弱酸性の水槽で飼育することもできます。

淡水魚でありますが、塩の量を1週間かけて増やしていくことで、海水で飼育することも出来てしまいます。海水の苔掃除役としても重宝されているんですよ。

導入初期の水合わせの手順

  1. 袋の水ごとバケツに入れる。
  2. 30分かけてバケツの水が倍になるように飼育水を入れる
  3. バケツの水を半分になるまで捨てる
  4. 30分かけてバケツの水が倍になるように飼育水を入れる
  5. バケツの水温と水槽の水温差がないことを確認
  6. ブラックモーリーを水槽に入れる

ブラックモーリーの繁殖方法

ブラックモーリーは卵胎生メダカなので、卵を産むのではなく、卵をお腹の中で孵してから稚魚を直接産みます。

オスとメスの判別方法

オスとメスの見分け方で一番簡単なので尻びれを見ることです。オスは尻びれに生殖器があり、先端が伸長して尖っているのが特徴的です。

他にもオスの体長は6cmでメスは10cmになるので、オスの方が小柄になります。

繁殖行動

水温が25度前後になって繁殖期になるとオスがメスを追いかけるようになります。オスの体当たりが積極的なあまり、メスのストレスを増やすこともあるので、水草などの隠れ家を用意してあげると安心です。

繁殖しない時

繁殖をしない時は親の健康状態が悪いことが考えられます。餌を1日2回しっかりと食べているか、水温は適正か、水が悪くなっていないか確認しましょう。

ブラックモーリーの稚魚の育て方

ブラックモーリーの稚魚は親魚とよく似た真っ黒な姿で生まれてきます。

親魚は餌不足になると稚魚を食べてしまうので、隠れ家になる水草を準備するか隔離してあげましょう。

生まれてくる数

初産は20匹程度ですが、慣れてくると一回の出産で50匹〜100匹の稚魚を産むようになります。

稚魚の餌

ブラインシュリンプ

稚魚の餌には栄養価が高く、サイズがちょうどいいブラインシュリンプがおすすめです。市販の卵を購入してきて海水で孵化させることで餌として与えることができますよ。

用意できない時は手持ちの人工飼料を手でバラバラにして与えましょう。

成長速度

生後1ヶ月で1cm、生後3ヶ月で3cmほどになり親魚と混泳できるようになります。

増えすぎた時

増えすぎた時はペットショップや友人に引き取ってもらえないか相談しましょう。自分の飼育できる数を把握しておいて、それ以上増えないように注意してくださいね。

ブラックモーリーの混泳相性

コリドラス

ブラックモーリーは同じ大きさの小型熱帯魚である、金魚、メダカ、グッピー、ネオンテトラ、コリドラスなどと混泳できます。しかし、せわしなく泳いでいるので他の魚の邪魔にもなり、生活スペースが異なるコリドラスがおすすめです。

混泳が難しいのは、気性が荒いスマトラやベタなどの熱帯魚になります。

エビも混泳できるの?

ヤマトヌマエビ

ブラックモーリーは長いものを突く習性があるので、ヤマトヌマエビやミナミヌマエビのひげは狙われることがあります。しかし、泳ぐのが得意ではなくの、ある程度の隠れ家があれば問題にはなりませんよ。

ブラックモーリーの寿命

ブラックモーリーの寿命は2年〜3年です。生後2年を超えた頃から寿命で死んでしまう個体が増えてきます。

寿命が近づくと、泳ぎ方に元気がなくなり、水底でじっとするようになります。他の魚がちょっかいをかけないように、隠れ家をつくっておきましょう。

ブラックモーリーのかかりやすい病気は?

メチレンブルー

ブラックモーリーは丈夫な魚なので、あまり病気にはかかりませんが、体が小さいので水温や水質の変化には弱いです。

昼夜の気温差が激しい季節や、水を交換するときは注意してくださいね。

白点病

全身が白い点々に覆われる病気で、寄生虫が原因です。導入初期にショップの水槽からもってくることが多く、最初の1週間は特に注意が必要です。感染力が強いため、発症した個体を見つけたらすぐに別の水槽に隔離してメチレンブルーで薬浴しましょう。

エロモナス病

エロモナス菌が原因の病気で、全身のウロコが逆立つ松かさ病を引き起こします。発症すると治療するのが困難ですが、初期の場合はすぐに別の水槽に隔離してメチレンブルーで薬浴してあげて下さい。定期的に水換えを行って予防することが大切です。

スポンサーリンク
スポンサーリンク