金魚の稚魚の育て方!死ぬ原因や餌やりの方法、成長速度はどのくらい?

金魚の稚魚はメダカほど一般的ではなく、その姿を見た人は少ないのではないでしょうか。

今回はそんな金魚の稚魚について、死ぬ原因やおすすめの餌、成長速度など飼育方法を詳しく紹介していきます。

金魚の稚魚の飼育は難しい?

金魚の稚魚
金魚は1度の産卵で500個近い卵を産むため、一度に育てなければいけない稚魚の数もかなり多くなります。

そのため選別と呼ばれる、他の魚の稚魚飼育ではあまり見られない方法が必要になってきます。

慣れないうちは稚魚の飼育は難しいですが、孵化して最初の2週間を乗り越えると、そのあとは簡単なので、しっかりと育ててあげましょう。

らんちゅうやピンポンパールといった人気の金魚にも挑戦してくださいね。

金魚の稚魚が死ぬ原因は?

金魚の稚魚
稚魚の死因で多いものを紹介していきます。

稚魚は体力が少なく、ささいな管理不足で死んでしまうことがよくあるため、しっかりと知識をつけておきましょう。

水質、水温の急激な変化

急激な環境の変化がおきると動かなくなり、すぐに死んでしまいます。水換えは同じ水温になるように注意し、水槽は直射日光が当たらない場所や冷暖房の近くに置かないようにしてください。

栄養不足

餌不足で死ぬことがとても多いです。常時餌を食べられるように植物性プランクトンを沸かしておきましょう。

水質の悪化

掃除を怠っていると、フンや餌の食べ残しなどの有害物質が溜まって悪い環境になってしまいます。新鮮な水を好むので、定期的に水換えを行いましょう。

共食い

成長が遅く、大きくならない個体は別の稚魚に食べられてしまいます。隠れ家になる水草をいれるか、体の大きさにあわせて飼育容器を移動させてください。

酸素不足

過密飼育していると酸素不足になります。エアレーションを入れるか、飼育容器を増やすか、水草をいれてみてください。

水流が強い

稚魚は泳ぐのが苦手て、水流が強いと体力を奪われてしまいます。水面に水草をいれて弱めるか、エアレーションをなくしてしまいましょう。

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金魚の稚魚の成長速度は?

金魚の稚魚
生まれたばかりの稚魚はまるでメダカのような見た目で、大きさは約5mmほどになります。

生後1週間で8mm、2週間で10mm、一ヶ月で2cmまで成長し、金魚らしい体型になりますよ。

金魚の稚魚の色は?

金魚の稚魚
稚魚は地味な淡い黒色をして生まれてきます。孵化して2ヶ月ほどたつと腹部が黄色くなり、黒い部分が減ってきます。

そこから徐々に赤色や白色の部分が増えてきますよ。この体色の変化を褪色(たいしょく)と呼びます。

2ヶ月たつと親魚と変わらない色になります。

飼育に欠かせない選別作業

金魚の稚魚
一度に500匹ほど生まれてくるので、すべての稚魚を育てることはできません。そこで状態のいい金魚を残して、悪い金魚を取り除く作業が欠かせません。

孵化してから2週間ほど経過したら選別を始めましょう。取り除く個体の特徴を紹介します。

  • まわりよりも成長が遅い個体
  • ヒレや全体のバランスが曲がっいたり、欠けている個体
  • 体色が悪い個体

稚魚の飼育環境

水槽

水槽
水槽はペットボトルやバケツ、ガラス水槽などなんでも大丈夫です。密集しすぎないようにだけ注意してください。

フィルター

エアレーションはなるべく弱いものを購入し、水面には水流を弱められるように水草を浮かべておいてください。

飼育数が少なければ、水草を入れてフィルターなしで飼育するほうがいいですよ。必要かどうかは稚魚の様子を見て酸欠になっているかどうかで判断してください。

水草

アナカリス
水草には稚魚の体を休めたり、水を綺麗にする力があるので、ぜひともいれておきたいです。飼育が簡単なアナカリスや浮き草がおすすめです。

底砂

大磯砂
稚魚は飼育数が多いため、糞も多く、掃除が手間になるので、底砂は入れない方が管理が楽ですよ。

金魚の稚魚に適している水温

水温計
金魚の稚魚は親魚と違って寒さに弱いので、春と夏以外は室内で飼育しなければなりません。

水温は少し高めの28度にしておくと、成長スピードが早く、病気にもかかりにくくなりますよ。

稚魚水槽の水換え

金魚の稚魚
普段のメンテナンスではスポイトで底に溜まったゴミを取り除き、不足した水量分の足し水を行います。

水換えの頻度は1ヶ月に1回、1/3ほど行います。水流を発生させないようにコップで水をすくって、カルキ抜きした水を追加していきましょう。

新しくいれる水の水温差は2度以下になるようにしてください。

稚魚の餌の与え方。いつからあげればいいの?

稚魚にはお腹の卵のうから栄養をとりながら成長していきます。4日前後でなくなるので、そこから餌をあげてください。

最初は何が餌かもわからないので、目の前に落としてしっかりと気づかせましょう。

稚魚の餌の量と回数は?

稚魚は胃袋が小さいのでたくさんの餌を食べられませんが、回数が少ないと餌不足ですぐに餓死してしまいます。

餌の量は1分前後で食べきれる量にして、1日4〜5回はあげるようにしてください。

稚魚におすすめの餌

餌の種類は与える回数を増やせることと、餌と気づかせることが大切です。

天然の生き餌はいつでも食べらて、食欲を刺激してくれるので、稚魚餌にもっともおすすめです。餌を食べないことも多いので、生存率を上げるために餌選びはとても大切になりますよ。

体が大きくなってきたら人工餌に切り替えましょう。

グリーンウィーター

日光が強い屋外で飼育していると、水が緑色になりますが、これをグリーンウォーター(青水)といいます。アオコという植物性プランクトンが大繁殖しており、稚魚の餌に最もよいです。

屋外飼育はアオコがよく発生するので、餌なしの放置状態でも稚魚が育つので飼育が簡単です。

水草をたくさんいれてくことで、湧きやすくなりますよ。

ミジンコ

ミジンコ
養殖場ではミジンコを餌に使われるほどいい餌です。ため池や田んぼに生息しているので、目が細かいあみですくいます。

採集したら醤油カスをいれておくと、3週間ほどで繁殖させることができますよ。

ブラインシュリンプ

ブラインシュリンプ
ミジンコが手に入らないときは熱帯魚の稚魚餌として有名な栄養価の高いブラインシュリンプを使います。

乾燥した卵がホームセンターなどで販売されているので、孵化させましょう。

人工餌

メダカの餌
孵化して2週間ほどしたら人工餌料に慣らしていきます。最初は粉末状のメダカの稚魚の餌をあげつつ、成長したらメダカの餌や熱帯魚の小粒の餌をあげていきましょう。

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