メダカ

メダカの病気を症状別に解説!原因や治療方法、予防するには?

2018年3月27日

メダカがかかりやすい病気を症状別に特徴と原因、治療方法を詳しく紹介していきます。

長期間水換えをしていなかったり、昼夜の気温差が大きい季節ではメダカが病気になりやすくなります。メダカは病気に弱い魚なので、早く見つけられるように日頃から観察をかかさず、すぐに治療をはじめることが大切ですよ。

メダカが病気にかかっている時のサインは?

メダカの病気

最初に、メダカが病気にかかっている可能性が高い行動を紹介します。このような行動をはじめたら、何か異変がないか注意深く観察してください。病気の治療は早期発見が大事です。

水底でじっとしている。

メダカは水面付近を泳ぐ魚で、水底で活動することはあまりありません。元気が無く病気になっている可能性があります。体に傷がないか、何かついていなかなどチェックしましょう。

ヒレをたたんでいる。

メダカは活発な魚でヒレをたたんでじっとしていることが少ないです。体が斜めになっていないか、酸欠になっていないかなどチェックしてあげましょう。

体色が悪い

元気のいいメダカはきれいに発色しており、透明な体をしています。透明感がなく白っぽくなっている時は細菌が寄生している可能性があります。

やせている

メダカは大食感のため、餌を毎日与えている状態で痩せ細ることはめったにありません。ちゃんと泳ぐことが出来ないか、病気で食欲がなくなっている可能性があります。

メダカの症状から考えられる病気は?

症状と病名

  • 泳ぎ方がおかしい → 水カビ病、尾ぐされ病
  • 目が赤くなってきた → 赤斑病
  • ヒレが赤く充血する →赤斑病
  • お腹が膨張する、大きくなる→ 過抱卵病
  • 白い斑点が出る → 白点病
  • 口に白い綿やもやもやがついてボロボロに → 口ぐされ病
  • 口を閉じない → 口ぐされ病
  • 頭に白いこぶができる → 白点病ができもののように腫れている

メダカの病気の種類と症状、原因、治療方法

メダカの病気:白点病

症状 メダカが白点病にかかると体に1mm程度の白い点々がついた状態になります。最初は5個程度ですが、放置していると全身に広がっていきます。感染力が非常に強く、1匹かかるとすぐに他の魚にも移ってしまいます。
原因 輸入や養殖された個体についており、ショップから買ってきた魚についていることがあります。そして季節の変わり目など水温の変化が大きく、魚の体力が弱まった時に、寄生虫に感染してしまいます。店員さんに販売されてから何日たっているか確認したり、購入して1週間は注意して観察してください。
治療方法 感染力が強いので、すぐに別の水槽に隔離してメチレンブルーなど専用の薬で薬浴してあげましょう。水温を少しあげて、塩を一つまみ入れてあげると治りが早くなりますよ。

メダカの病気:尾ぐされ病

症状 メダカが尾ぐされ病にかかると尾びれの先端部分が溶けていきます。重症になるとヒレが完全になくなり泳げなくなってしまいます。
原因 カラムナリス菌に感染することが原因です。残り餌などが放置されて栄養がたまっている水槽で繁殖しやすい菌で、過密飼育や水質悪化などのストレスがたまっているときに感染しやすくなります。
治療方法 症状を確認したら水槽内に菌が繁殖しているので、すぐに全ての水を交換して、清掃を行なってください。発症した個体は早期に別の水槽に隔離してパラザンDやグリーンFゴールドなどで1週間薬浴しましょう。毎日半分は水の交換を行なってくださいね。塩浴も効果的ですよ。

メダカの病気:水かび病

症状 メダカが水かび病にかかると、体のスレ傷やヒレの傷んだところに白いワタのようなものが出てきます。細胞を壊しながら傷口を広げて体全体に感染範囲を広げていきます。体の傷以外にも無精卵や魚の死体、残り餌にもつきます。生体にうつることはありません。
原因 水性菌というカビが傷から侵入することで発症します。体に傷があって、水質が悪化しているときにかかりやすくなります。
治療方法 メチレンブルーでの薬浴や塩などが効果があります。体を傷つけないようにそっと扱ってあげましょう。

メダカの病気:ポップアイ

症状 メダカがポップアイにかかると、目が飛び出てきて、出目金のようになります。片目だけ飛び出ることが多く、両目とも飛び出ることはめったにありません。
原因 水質が悪化していたり、水槽内で飼育数が多い時にストレスを感じて発症します。
治療方法 完治することはなく、そのまま死んでしまいます。ろ過フィルターの性能をあげて水質を安定させることで予防することが出来ます。

メダカの病気:松かさ病

症状 メダカが松かさ病にかかると、全身のウロコが逆立ちます。横から見るとわかりずらいですが、上から見るとむくんでいるように見えます。
原因 ウロコの付け根に水が溜まる病気で、エロモナス菌が原因です。
治療方法 パラザンDやグリーンFゴールドなどで薬浴してあげましょう。塩をいれるのも効果的です。薬浴を開始して5日程度で完治します。

メダカの病気:赤斑病(あかまだらびょう)

症状 メダカが赤斑病にかかると、体や目に赤い斑点ができます。普通の内出血に見えるので、発見が遅れがちです。
原因 水質が悪くなった時にかかる病気で、エロモナス菌が原因です。
治療方法 パラザンDやグリーンFゴールドなどで薬浴してあげましょう。塩をいれるのも効果的です。薬浴を開始して5日程度で完治します。

メダカの病気:口ぐされ病

症状 メダカが口ぐされ病にかかると、口にワタのような白いものがくっつき、口のまわりを腐らせていきます。悪化すると口が開かなくなり、餌を食べられなくなります。
原因 カナムリスという細菌感染によって発症する病気で、水質環境が悪い時にかかりやすくなります。
治療方法 水温を25度以上にしてグリーンFゴールドで薬浴してあげてください。塩浴も効果的です。1週間くらいで元気になってくれますよ。他のメダカにもうつるので早めの対処が必要です。

メダカの病気:白雲病(しらくもびょう)

症状 メダカが白雲病にかかると、雲のような白い膜でメダカの体表が覆われます。発症してから1週間で全身を覆い、悪い時は死に至ります。
原因 コスティアやキロドネラなどの細菌がメダカの体表に寄生することで発症します。白い雲のようなものはメダカの粘液で寄生虫はこれを餌に繁殖していきます。水質が悪化していたり、水温の変化が大きく、メダカが弱っている時にかかりやすくなります。
治療方法 別の水槽に移動させてグリーンFゴールドで薬浴しましょう。塩を入れるのも効果的です。治療から1週間程度で完治しますよ。

メダカの病気:過抱卵病(かほうらんびょう)

症状 過抱卵病はメダカのメスに見られる病気で、腹部が異常に膨れます
原因 相性がいいオスがいない時に発症します。産卵されなかった卵が腹部に残り続けることが原因です。繁殖期である4月〜10月に多い病気です。
治療方法 早期発見できれば、オスを入れることで直せます。数日放置すると完治は難しくなります。危険が伴いますが、指でぐっとつまむことで卵を押し出すことができます。

メダカの病気:立ち泳ぎ病

症状 メダカが立ち泳ぎ病にかかると、頭を上にして泳ぐことしか出来なくなります。初期症状では常に泳ぎ方がおかしいわけではなく、治ったり変になったりを繰り返します
原因 Micobacterium(マイコバクテリウム)という細菌が原因の病気です。
治療方法 水500ccに対してキッチンハイターを0.5cc加えた水を準備してください。1分ほどメダカをこの水にいれてすぐに元の水槽にもどしてあげてください。翌日も注意して観察しましょう

メダカの病気:転覆病(てんぷくびょう)

症状 メダカの転覆病は腹部が異常に膨らんで、お腹を上にしてひっくり返る病気です。
原因 体の器官に不具合が生じて、浮き袋へのガスの供給量が増えることで発症します。
治療方法 症状が軽ければ、餌をなくすことで1〜2日程度で治ることがあります。ほとんどの場合死んでしまいます。

メダカの薬と治療できる病気一覧

メダカの病気には1つの薬で複数の病気を治せることがあります。お手持ちの薬で解決できるかもしれないので、ぜひ参考にして見てくださいね。

薬と治療できる病気

  • メチレンブルー  : 白点病、尾ぐされ症状、水カビ病
  • グリーンF  : 白点病、尾ぐされ症状、水カビ病、細菌系感染症
  • ニューグリーンF  : 白点病、水生菌症、尾ぐされ病、スレ傷、細菌系感染症
  • グリーンFゴールド  : 皮膚炎、尾ぐされ病
  • リフイッシュ  : ウオジラミ、イカリムシの駆除
  • 観パラD  : 穴あき病
  • エルバージュエース  : 皮膚炎、穴あき病、尾ぐされ病

白点病や尾ぐされ病がかかりやすい病気ですので、もしものときのためにメチレンブルーはもっておいたほうがいいですよ。メチレンブルーとは?で詳しく紹介しているので、ご参考ください。

メダカの病気を見つけたときの対処方法

順番

  1. 水槽の丸洗い
  2. 薬浴の方法
  3. 塩浴の方法

水槽の丸洗い

メダカの病気は水質悪化と細菌の増殖からもたらされているものが多いため、水槽の水にも多くの細菌が繁殖しています。

病気を確認したら飼育水を全て捨てて水槽を丸洗いしましょう。

メダカを薬浴するときの注意点

メダカには薬を使っても問題ありませんが、記載されている規定量は絶対に守るようにしてください。薬が強すぎるとメダカも死んでしまいます。また、水草、エビ、タニシなどは薬に弱いので、混泳しているときは治療用の水槽が必要になります。

病気のメダカを見つけたら感染を防ぐためにもすぐに別の水槽に隔離して薬浴してあげましょう。あらかじめメダカの飼育を始める前に予備の容器を用意しておいてくださいね。

メダカの塩浴方法。なぜ薬として使えるの?

メダカの体内には塩分が含まれており、体の塩分濃度と合った塩水に入れてあげることで、新陳代謝が良くなり、元気になります。反対に細菌は体内に塩分をもっておらず、塩水につけるとすぐに死んでしまいます。

水1リットルにたいして5gの塩を入れることでメダカを元気にしつつも、細菌を殺すことができます。メダカも急激な水の変化に弱いので、いきなり5gの塩をいれるのではなく、2gづつ3回に分けて塩水に慣らしていってくださいね。塩浴の期間は3日〜1週間程度でだいたいの病気を治療することができますよ。

メダカの病気を予防する方法

メダカの病気

メダカは病気の予防をすることが大切です。小さくて病気に弱いメダカは、一度病気にかかるとそのまま死んでしまうことが少なくありません。病気にならないように、予防する方法について紹介します。

水換え

水換えは病気の予防にもっとも効果的です。水を綺麗にしていれば病気の原因になる最近は繁殖しにくくなります。餌を与えすぎず、フンや食べ残しはすぐに捨てて、週に1回は1/3ほど水を交換するようにしてくださいね。

体を傷つけない

メダカのスレ傷はそこから感染症にかかったりと、致命傷に繋がります。移動する時には無理に追いかけずに、網でそっと捕まえてあげてくだしあね。

新しいメダカは要チェック

新しくメダカを入れた時は注意が必要です。新しい環境で水質があわずに元気を落とすことがあるからです。病気をもってくる可能性もあるので、いったんは別の容器で飼育して様子をみましょう。

水温を安定させる

水温の変化はメダカにストレスをもたらして、病気の原因になります。ヒーターを使って水温を安定させることで病気になりにくくなります。高水温に弱い細菌が多いので、25度前後を維持できると安心です。昼夜の気温差が激し春や秋は特に注意しておきましょう。

水温の調整や対策についてはメダカの水温で紹介しているので、ご参考ください。

飼育数を少なくする

狭い水槽に多くのメダカを飼育すると、体がこすれたりしてストレスを感じやすくなります。ストレスを感じたメダカは体が弱くなり、病気にかかりやすくなります。なるべく余裕をもって飼育してあげましょう。

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