メダカの繁殖方法と注意点!産卵と孵化率を上げる3つのポイントを紹介します

メダカは水温が上がってくる時期になると繁殖活動がさかんになり、自然と繁殖してくれる魚です。ただ、なかなか産卵してくれないこともあり、具体的にどうやったらいいの?と悩むこともあります。

今回はそんなメダカについて繁殖や産卵のコツなど重要なポイントを詳しく紹介していきます。

メダカはいつから産卵するの?繁殖時期や水温は?

メダカ繁殖と産卵のコツ
メダカの産卵時期は水温と日照時間で決まっているので、その2つを詳しく知っていれば、冬でも室内飼育で年中繁殖させることができますよ。

繁殖時期ときっかけ

野生のメダカは水温が18度〜30度になる4月から10月までが繁殖期で、特に春〜夏にかけて繁殖行動が活発になります。

水温の上昇とともに、日照時間も大切です。1日14時間以上必要と言われているので、日当たりのいい場所におくか照明の点灯時間を伸ばしてあげましょう。

生まれて、いつから卵を産めるの?

メダカは生後2〜3ヶ月で親魚になるので、そこから産卵できるようになります。成熟させることが大切なので毎日餌をあげます。

メダカの繁殖に必要な飼育数は?

メダカ繁殖と産卵のコツ
メダカにもオスとメスの相性があるために、最低でも5匹以上で飼育して自然とペアができるのを待ちましょう。

オスは繁殖に積極的なので、メスを多めに入れている方が繁殖する可能性がぐっと高くなりますよ。

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メダカの繁殖におすすめの餌は?

メダカの繁殖用の餌
メダカに元気な卵を産んでもらうためには、親がしっかりと成熟していることが大切になります。産卵期間中はエネルギーを多く消費するため、栄養価の高い餌が必要になります。最もおすすめの餌はヒカリの「メダカのエサ 産卵繁殖用」です。これは産卵に必要な栄養分を多く含んでおり、親がしっかりと健康的に育ってくれますよ。

そして餌をたくさん与えて元気にしてあげてください。市販のメダカの餌でも十分ですが、食いつきがいい餌を撰んであげて、親魚の成長を促してくださいね。

メダカはどんな繁殖行動をとるの?

メダカのオスは繁殖可能な状態になるとメスに求愛行動をとるようになります。オスがメスの周りで円を描くように泳ぎまわり、交尾をうながします。この時にオスの体色が最も綺麗になります。

求愛行動の時間帯は日の出から早朝に行われるため、観察したい時は早起きしましょう。

メダカのペアができたらどんな行動をするの?

求愛行動が終わりペアになったオスは背びれと尻びれでメスの体を抱きかかえます。オスのヒレが長いのは、後尾の時にメスを抱きかかえられるようにするためです。

ぴったりと体を寄せた後に、オスは体を左右にふるわせて産卵を促します。

メダカはどうやって産卵するの?

メダカの繁殖と産卵のコツ
オスに抱えられたメスはそのまま産卵をはじめ、オスは産卵された卵に精子をかけます。交尾の時に別のオスが割り込んで精子をかけることもありますよ。

交尾を終えたメスは受精した卵を体につけたまま泳ぎ、しばらくしてアナカリス、カボンバ、マツモなどの水草にくっつけます。人工的な産卵床としてシュロ皮というものが販売されているので、こちらを利用するのもいいでしょう。

卵を生み付ける場所がないと、親の体にくっついたままになり、別のメダカに食べられてしまうので注意してくださいね。

メダカの産卵回数と頻度は?一回にどれくらい卵を産むの?

メダカは一度の産卵で5〜30個の卵を産みます。初産だと数が少なく、回数を重ねるごとに数は増えていきます。

状態がいい個体だと2〜3日に1回のペースで産卵を行いますよ。

メダカの卵はどんな見た目なの?

メダカの卵
メダカの卵は無色透明の球形で、中が見えるようになっています。細胞分裂する様子が観察できるので理科の実験でもよく使われています。

卵についている毛は水草などにくっつくためにあります。

メダカの卵を見つけたらどうしたらいいの?

メダカ繁殖と産卵のコツ
メダカは口に入るものならなんでも食べようとするため、卵を見つけたら親魚とは別の水槽に隔離しましょう。

新しく生まれた稚魚もなんでも食べようとするので、稚魚と卵を一緒の水槽にいれるのも危険です。メダカはなんども卵を産むため、たくさんの水槽を用意しておく必要があります。水槽の数が足りない時は、水槽内にたくさんの水草を植えて隠れ家を用意してあげましょう。ある程度は食べられてしまいますが、何匹かは大人に成長していってくれますよ。

メダカの卵の取り方の注意点は?

生まれてすぐの卵は殻が硬く、指でそっと触るぐらいで壊れることはありません。しかし、触ると少なからず刺激を与えることになるので、卵が産み付けられた水草や石ごと別の水槽に移動させるのが安心です。

ガラス面などに産卵してしまって、触る必要がある時は綿棒などで優しくとってあげましょう。孵化が近づくと殻が柔らかくなります。絶対に触らないようにしましょう。

メダカの卵の孵化率をあげるには?3つのポイントを紹介!

ポイント1.食卵を防ぐ

親魚が卵を食べてしまうので、隔離する必要があります。卵を移動させやすいように、産卵場所になる水草は簡単に抜けるようにしておきましょう。

ポイント2.バラバラにほぐす

卵は卵同士でくっついており、隙間の水の流れが悪くなったり、無精卵でカビが生えたときに移りやすいので、バラバラにほぐしておきます。卵は硬いですが、手でやさしくほぐしましょう。

ポイント3.薬浴する

卵は菌が繁殖しやすいので、メチレンブルーを規定量の1/5ほどいれたり、塩をひとつまみいれておきましょう。カルキ抜きをしていない水道水も殺菌効果があるので効果的です。

メダカの卵は何日で孵化するの?最適な水温は?

メダカ繁殖と産卵のコツ
メダカの卵は25度の水温で10日ほどで孵化します。水温によって前後しますが、だいたい10日〜2週間程度が目安になります。

水温が低いと孵化が遅くなり、高いと早くなります。どちらもメダカの赤ちゃんとにとってよくないので25度になるように調整してあげてください。日照時間は繁殖の時と同じく、14時間が最も適しています。

卵が孵化しない原因は?白いカビが生えてきたらどうする?

孵化をしないメダカの卵は無精卵であり、放っておくとカビが生えてきます。有精卵でも日光が当たっていなかったり、水質悪化が原因でカビが生えてくる時があります。他の卵にカビが移ってしまうので、見つけたらすぐに取り除きましょう。

産卵回数の少ない親だと無精卵が多く見つかることがあります。また、健康状態が万全でないときもでやすいので、餌をしっかりと食べているか確認しましてくださいね。

孵化させるのにエアレーションは必要?

メダカの卵の水
新鮮な水や酸素を供給するために、水槽内の水を動かしてあげる必要があります。また、水の流れがないとカビや苔が生えやすくなってしまいます。小型のエビやエアレーションを入れることで、水の動きを作ってあげましょう。

定期的に手や割り箸で水をかき混ぜあげるだけでも問題ありませんよ。

メダカの室内繁殖のコツは?

メダカの室内繁殖でもっとも大切なことは健康的な親が育てられていることと、照明の日照時間です。

健康な親

屋外飼育だと太陽の光が強く、水槽内にコケが生えているので常に餌となる微生物がいる状態ですが、室内飼育では飼い主が餌をあげた時しか食べられません。繁殖には親の健康状態が重要になるので、餌の量はとても大切です。しかし、与えすぎると肥満になってしまうので、1日3回、2〜3分で食べきれる量をかかさずにあげてくださいね。

日照時間

メダカは日照時間が14時間になると繁殖が活発になると言われているため、室内飼育では毎日決めた時間に点灯と消灯をしなければなりません。また夜の間は人がいる明るい場所をさけて水槽をおいてあげるといいですよ。

メダカの室外繁殖のコツは?

メダカの屋外でもっとも大切なことは、水温の維持と天敵対策です。それぞれの方法を詳しく紹介していきますね。

水草

ホテイアオイ
屋外繁殖ではホテイアオイという浮き草を浮かべてあげましょう。フィルターを設置できませんが、この水草が水の浄化と酸素供給の役割を果たしてくれます。また、夏場は水温が上がりやすいですが、この水草で日陰ができるのでメダカにとってちょうどいい環境を保ってくれますよ。稚魚が隠れられるように、水面半分はうめられると理想的です。

水槽

屋外飼育の水槽では水温の変化を激しくしないことがもっとも大切です。水量が多いプラ舟か断熱効果のある発泡スチロールを選びましょう。日陰で飼育できるならスイレン鉢でも十分に飼育できますよ。ガラス水槽は気温の変化で水温も変わりやすいので、なるべくさけてくださいね。

ヤゴ

屋外で飼育をしていると多くの生き物が卵を産むために、水槽に近づいてきます。メダカにとって危険なのはトンボの子供であるヤゴです。1匹でも侵入するとまたたくまに全てのメダカが食べられてしまいます。トンボはそうそういるものではないので、場所によっては不要ですが、ヤゴ対策をするなら水槽を網でかぶせることをおすすめします。

メダカがなかなか産卵しない時はどうすればいいの?

メダカが卵を産む環境が整っていないことが考えられます。成熟したメスがいるか、水温は18度以上あるか、水は古くなっていないか、産卵する場所があるかなどチェックしてみましょう。

産卵してすぐに親魚に食べられてしまうこともあります。親には十分に餌を与えるようにし、毎日水槽を確認して卵がないか確認してみてくださいね。

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