外国のヤモリ

ウロコを脱ぎ捨てる?バクチヤモリの特徴と飼育方法!値段や餌やり、ハンドリングできるの?

2018年12月26日

バクチヤモリは短足でおっとりとしており、とてもかわいいヤモリです。人気が高いですが、販売量が少なく、入手するのはなかなか大変です。

今回はそんなバクチヤモリについて値段やおすすめの餌、繁殖、ハンドリングの可否、種類など飼育方法を詳しく紹介していきます。

バクチヤモリの生態と特徴

バクチヤモリの飼い方

バクチヤモリはウロコヤモリ属の仲間で、大きなウロコが特徴的です。

また、身の危険を感じたり体に強い刺激を与えると、体のウロコを脱ぎ捨てて逃げることができます。ウロコは2週間ほどすると自然に再生してくるので、心配する必要はありません。他のトカゲ類だと尾切りに近い行為です。

ウロコは剥がれやすく、少し触っただけでも落ちてしまうので、触るときは注意が必要です。

名前に由来はウロコのはがれ方が、博打に負けた時に身ぐるみを剥がされる状態に似ていることから名付けられました。

生息地

マダガスカルの森に生息しています。木の上で生活するヤモリで、地表を歩くことはほとんどありません。

大きさ

体長は平均して10cmほどの大きさになります。最大サイズだと12cmになります。

バクチヤモリの種類

バクチヤモリの飼い方

バクチヤモリの種類は体の大きさで3種類に分けられます。

体型や体色、生態系に違いはないので、大きくして迫力を楽しみたいか、小さい子でかわいく鑑賞したいかで決めましょう。

センザンコウバクチヤモリ

別名でオオバクチヤモリと呼ばれている種類です。見た目が絶滅危惧種に指定されているセンザンコウに似ていることから名付けられました。

通常種よりも大きく、最大で15cmほどの大きさになります。

チビバクチヤモリ

通常種よりも小さく、最大でも7cmほどの大きさにしかならない種類です。体が小さいのでハンドリングが難しくなります。

バクチヤモリの飼育は難しい?

バクチヤモリの飼い方

バクチヤモリは体を強く触るとウロコがはがれてしまうので、そこだけ注意すれば初心者にも飼育は難しくありません。

他のヤモリと同じように生きた昆虫を用意する必要があり、昆虫飼育に抵抗がないことも大切です。

バクチヤモリはハンドリングできる?

バクチヤモリの飼い方

バクチヤモリは大人しい性格をしており、動きもゆっくりしているので、ハンドリングを楽しむことができます。

ハンドリングの注意点として、手で体の上から握るとウロコを脱ぎ捨ててしまいます。小さい個体だと逃げ出した時に捕まえるのが大変なので、手ですくえる大きさまで成長するのを待ちましょう。

ハンドリングをしたいならオオバクチヤモリを飼育するといいですよ。

バクチヤモリの飼育設備

  • ゲージ
  • 照明
  • 床材
  • 木の枝
  • 餌入れ

ゲージ

ゲージ

木の上に登るタイプのヤモリなので、高さのあるゲージが必要です。高さは体長の2倍以上あればいいので、30cmのものを選ぶと十分です。

照明

照明

ヤモリの仲間は紫外線を当てないとビタミンD不足になるので照明は必須です。しかし、夜行性なのでそこまで強い光量は必要ありませんよ。50Wか70Wあれば十分です。

床材

ヤシガラマット

多湿の環境を好むので、湿度を保ちやすいヤシガラマットが必要になります。緊急時であればキッチンペーパーや新聞紙でも問題ありません。

木の枝

木の上で生活しているので、登れる木を置いてあげると落ち着きます。バクチヤモリが登っても倒れないように、しっかりとした太さの木を設置してあげましょう。

エサ入れ

餌入れ

無くても飼育することはできますが、昆虫がゲージの中を逃げ回ることができなくなるので、衛生的にもよくなります。

バクチヤモリの価格と販売場所

バクチヤモリの値段は10,000円〜20,000円で8cmほどの個体が販売されています。

販売場所はネット通販やホームセンターにはいないので、爬虫類専門店で探しましょう。販売量は少なく、探すのは大変です。

バクチヤモリに適している温度と湿度

バクチヤモリは海外の生き物なので、日本の環境で飼育をするとすぐに元気が無くなってしまいます。1日でも忘れてしまうと大きな負担になるので、徹底して行ってあげましょう。

温度管理

ヒーター

適している温度は25度〜30度です。低温に弱いので、冬はヒーターを用意してあげましょう。

ヒーターは電球タイプとシートタイプがあります。電球タイプはそのままぶら下げて設置します。シートタイプはゲージの下や側面において、暖かい場所を作ってあげましょう。

湿度管理

湿度計

適している湿度は60%前後になります。夜になったら霧吹きを行い、翌朝には完全に乾燥しているくらいの水量が目安です。乾燥に弱いので、毎日霧吹きしてあげましょう。

バクチヤモリにおすすめの餌と与え方

コオロギ

バクチヤモリは基本的には生き餌しか食べないので、爬虫類用の餌として販売されている小型のコオロギ(デュビア)やゴキブリ、ミルワームを与えましょう。反応が悪いときは、ピンセットに昆虫の体液をつけ匂いを出し、昆虫を口の近くまで持ってきてゆすってみてください。

生き餌ばかりだとカルシウム不足になるので、3日に1回はカルシウム剤をまぶして与える必要があります。

個体によりますが、人工飼料を食べてくれる子もいるので、専用餌のレオパゲルを食べてくれるか試していきましょう。

餌の頻度は2日に1回、腹八分を目安に与えてくださいね。

餌を食べない時

飼育環境の温度や湿度が適切ではない時やストレスを感じているときは餌食いが悪くなります。特に温度が低い場合が多いので、室温計でチェックしてください。

他にもゲージの掃除や体の観察を行って、病気がないかを確認していきましょう。

バクチヤモリの脱皮

バクチヤモリに限らず、ヤモリの仲間は体が大きくなると、窮屈な皮膚を脱ぎ捨てるために2ヶ月に1回ほど脱皮を行います。

この時に体調が悪かったり、湿度が低いと脱皮不全といって、抜け殻が体についたままになります。脱皮不全は放置していると、その場所から壊死が始まって腐ってしまうことがあるので、しっかりと対応しなければなりません。

飼育環境の見直しや動き方に違和感がないか、よく観察してください。何度も続くようでしたら病院にいって相談しましょう。

バクチヤモリの繁殖と産卵方法

バクチヤモリは販売量が少ないので、オスとメスを入手するのが大変ですが、繁殖自体は難しくありません。

縄張り争いもなく、オスとメスで複数飼育を行い、餌をしっかりと与えて成熟させていきましょう。

ペアができると1回の産卵で木の隙間に1〜2個の卵を産み付けます。25度の温度を保つことで2ヶ月ほどで孵化が始まります。

バクチヤモリの子供の育て方

バクチヤモリの子供が生まれたら親と別のゲージに移す必要があります。

親が赤ちゃんを食べるということはありませんが、赤ちゃんの餌を横取りしてしまうからです。

赤ちゃんの頭部の1/4の目安の大きさの昆虫を購入してきて与えましょう。

バクチヤモリの寿命

バクチヤモリの平均寿命は5年です。最長だと7年ほど生きることができます。

寿命が近くなると、動きが鈍くなって、壁にへばりつく元気がなくなってきます。レイアウトをシンプルにして、休める場所を多めにしてあげましょう。

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