外国のヤモリ

鳴くヤモリ、トッケイヤモリの特徴と飼育方法!性格や必要なケージ、ハンドリング、病気は?

2018年12月24日

トッケイヤモリは価格が安く、派手な体色とかわいい見た目で人気が高いヤモリです。ヤモリのなかでもかなり大きく育つので、飼育前には注意が必要です。

今回はそんなトッケイヤモリについて、餌やりやハンドリング、寿命、病気必要なケージなど飼育方法を詳しく紹介していきます。

トッケイヤモリの特徴

トッケイヤモリの飼い方

トッケイヤモリは中国やフィリピンなど東南アジア全域に生息するヤモリの仲間です。

体色はブルーグレーがかった緑色をベースに赤オレンジ色の斑点模様をしています。非常に毒々しい姿とくりくりの目が特徴的です。体色のカラフルさに反して口の中は真っ黒ですよ。

トッケイヤモリのモルフ(種類)

トッケイヤモリは体色のカラーバリエーションが豊富なヤモリで、それぞれのカラーパターンをモルフと呼びます。

トッケイヤモリ パターンレス

体の斑点模様がない種類で、ブルー、グレー、グリーン、ブラックなど様々なカラーパターンがあります。

トッケイヤモリの性格。ハンドリングできる?

トッケイヤモリの飼い方

トッケイヤモリの性格は神経質で気性が荒く、口をあけて威嚇する行動をよく行います。威嚇をしても意味がないと思うと、噛み付こうとしてくるので、安易に手を近づけるのはやめておきましょう。ハンドリングも危険です。

噛む力が強いので、ケージの中に手を入れるときは軍手をしておきましょう。

人に慣れるようにするには、CB個体(養殖個体)を購入して、広いスペースで肥満気味の育てると効果的です。

トッケイヤモリの鳴き声

トッケイヤモリはお腹を大きく膨らまして、トッケイ!と泣きます。森の中で鳥が鳴いているような大きさな声で響き渡ります。トッケイヤモリという名前も鳴き声から名付けられました。

オスが求愛のために鳴いていると言われていますが、メスも鳴くことがあります。鳴き始めると連発することがあり、とてもうるさいです。飼育下ではあまり鳴かないので、心配するほどではありません。

トッケイヤモリの大きさ

トッケイヤモリの飼い方

トッケイヤモリは平均して30cm前後の大きさになるヤモリです。最大になると35cmほどの大きさで、体重は70gほどになります。

ヤモリの仲間の大きさはだいたい15cm前後、中型種でも25cm前後なので、大型のヤモリであることがわかります。

トッケイヤモリの飼育環境

必要なもの

  • ケージ
  • 床材
  • 照明
  • 木の枝
  • ヒーター

ケージ

ケージ

木の上に登るタイプのヤモリを飼育するときは、全長の2倍の大きさの高さが必要です。最低でも46cm(横幅)×46cm(奥行き)×62cm(高さ)のケージを用意してあげてくださいね。

床材

ヤシガラマット

高い湿度を好むので、保湿性が高いヤシガラマットを用意してください。フンをみつけたら、こまめに交換してくださいね。

照明

照明

トッケイヤモリは夜行性のヤモリなので、紫外線を浴びるためのバスキング(日光浴)はそこまで必要ありませんが、爬虫類専用の照明を入れて、昼間はライトをつけておきましょう。

木の枝

普段から木の上で生活しており、何かに登っているときに落ち着くので、木の枝は必ず入れてあげてください。重さで倒れないようにしっかりとしたものを選びましょう。

ヒーター

ヒーター

冬の寒い時期にはヒーターが必要です。火傷しないように、ケージの外に設置して、部分的にガラス面を温めてあげてくださいね。

トッケイヤモリの価格と販売場所

トッケイヤモリの飼い方

トッケイヤモリには養殖されたCB個体と野生種のWC個体があります。CB個体は人に慣れやすいため、初心者はこちらの個体を選ぶといいですよ。

CB個体は稀少性があり人気が高く20,000円前後、WC個体は2,000円〜5,000円の値段で販売されています。

販売場所はネット通販にはおらず、ホームセンターでもほとんど見かけないので、爬虫類専門店で探してみてくださいね。

トッケイヤモリに適している温度

トッケイヤモリの適温は25度前後なので、年中を通して温度を調整してあげて下さい。

ケージ内の温度が保てないときは、ケージの側面を発泡スチロールで囲むなどして保温してあげましょう。

トッケイヤモリの湿度管理

湿度計

トッケイヤモリは60%前後の湿度を好みます。

毎日1回はケージ内に霧吹きをして湿度を保ちます。過度に湿らせると菌が繁殖しやすくなるので、注意してください。目安は夜に霧吹きして、朝に乾いているくらいがちょうどいいです。

飲み水もかねて、水入れを置いておくのも効果的ですよ。

トッケイヤモリの餌やり

コオロギ

トッケイヤモリは基本的には生きた昆虫を食べるので、入手しやすいデュビア(コオロギ)やゴキブリ、ミルワームが主食になります。

木の上で生活していると、地上にいる獲物には気づきにくいので、木登りが得意なマダガスカルゴキブリを入手できると楽ができます。

カルシウムが不足してくると、背骨など骨が曲がるくる病にかかってしまうので、昆虫はカルシウム剤をまぶしてから与えてください。

ピンセットでの給餌に慣れると、冷凍のピンクマウスも与えられるので、飼育が簡単になりますが、神経質なので、気長に慣らしていってください。最終的には人工飼料のレオパゲルやグラブパイを食べられるようにしていきたいです。

餌の頻度は2日に1回、腹八分になるまで与えてくださいね。

餌を食べない時

神経質な性格をしているので、飼育を始めたばかりのときはあまり餌を食べてくれません。1週間は様子を見るようにしてください。

冬場だと温度が低かったり、ケージがせまくてストレスを感じている可能性があります。

普段は見せない地上にいたり、大人しいときは病気の可能性があるので、病院につれていってあげてくださいね。

トッケイヤモリの飼育の注意点

トッケイヤモリの飼い方

黒くなる

購入したばかりで新しい環境に慣れていない時や、弱っているときは体色が黒くなります。

慣れていないときはケージを暗めにして慣らしていきましょう。急に黒くなったときは、温度や湿度、体に異変がないか確認してくださいね。

脱走

普段はゆっくりと動いていますが、とたんに素速く動き回るので、ケージを開けたときに脱走しないように注意してください。

脱走したときに捕まえ方を失敗すると尾切りしてしまうことがあります。網や小さい虫かごは常に準備しておきましょう。

トッケイヤモリの寿命

トッケイヤモリの飼い方

トッケイヤモリは体の大きさに似合わず、寿命は5年と短い生き物です。最長でも6年ほどしか生きることができません。

想像以上に大きくなることもあり、飼いきれない人が多い生き物でもあります。最後まで大切に育ててあげてくださいね。

トッケイヤモリの病気

トッケイヤモリの飼い方

トッケイヤモリがかかりやすい病気を紹介していきます。病気は栄養不足からなることが多く、単一の餌だけではなく、バランスよくあげるようにしてあげてくださいね。

脱水症状

水不足が原因で脱水症状にかかります。水入れから水を飲まない子が多いため、植物をたくさん植えて、毎日の霧吹きで葉の上に水滴が残るようにしておきましょう。

くる病

死因で最も多いのがくる病で、徐々に動きが鈍くなって、動かないようになります。カルシウムとビタミンDが不足しているときにかかる病気で、昆虫をあげるときはカルシウム剤をまぶしたり、紫外線ライトを当てることで予防できます。

脱皮不全

栄養不足や体力不足、湿度が低いときに脱皮不全しすくなります。最悪の時は脱皮しきれなかった部分から壊死し始めて死んでしまいます。脱皮不全が起きたら、30度のぬるま湯につけて優しく擦り落としてくださいね。

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