熱帯魚

エンゼルフィッシュの混泳の相性と注意点!一緒に飼える魚や混泳を成功させるコツは?

2018年12月15日

エンゼルフィッシュは最も有名な熱帯魚ですが、混泳には注意しないといけないポイントがたくさんあります。

今回はそんなエンゼルフィッシュの混泳について、おすすめの混泳相手や混泳できない相手、成功させるコツなど紹介していきます。

エンゼルフィッシュは混泳で飼育できる?性格は?

エンゼルフィッシュ 混泳

エンゼルフィッシュはおとなしい性格をしているため、多くの熱帯魚と混泳を楽しむことができます。

しかし、成長するにつれて攻撃性が増すこともあるので、実際に飼育してみないとわからないことが多いです。

エンゼルフィッシュの混泳飼育の注意点

エンゼルフィッシュ 混泳

エンゼルフィッシュは10cmにもなる中型の熱帯魚なので、小型熱帯魚だと、大きさ次第では食べられてしまいます。

しかし、臆病な一面もあるので、同じ大きさやそれ以上の大きさの魚と混泳させると強くストレスを感じてしまいます。混泳相手にはエンゼルフィッシュよりも少しだけ小さく、おとなしい性格の魚を選ぶとうまくいきます。

エンゼルフィッシュの混泳飼育を成功させるには?喧嘩を避けるポイント

エンゼルフィッシュ 混泳

エンゼルフィッシュに限らず、シクリッドの仲間は体が大きくなるにつれて縄張り意識をもつようになってきます。特に繁殖期である春から夏にかけて強くなります。

自分の縄張りに突如現れた魚は攻撃してしまう可能性が高いので、4cm前後の幼魚のときから一緒に混泳させて縄張りを意識させないことが大切です。うまくいけば、口に入るサイズの魚も餌と認識せずに、混泳させることができます。

他にもトラブルがおきても問題ないように、小型の熱帯魚の隠れ家になる水草を可能な限り入れておいてあげましょう。

エンゼルフィッシュと一緒に飼える混泳相手

エンゼルフィッシュと混泳可能な魚やおすすめの混泳相手を紹介します。

ネオンテトラとの混泳

ネオンテトラ

口に入らないサイズであれば、ネオンテトラなどの小型の熱帯魚でも混泳させることができます。体色は綺麗な赤色と青色をしており、おとなしい性格をしているので、エンゼルフィッシュとの混泳がよく似合います。

カージナルテトラであれば、ネオンテトラよりも一回り大きいので、トラブルの可能性はさらに下がりますよ。目安として体長4cm以上あると安心です。

ヤマトヌマエビとの混泳

ヤマトヌマエビ

エンゼルフィッシュはエビ類が大好物ですが、ヤマトヌマエビは体長が3cm〜5cmと大きく育つので、食べられる心配はありません。なるべく4cm以上の大きなヤマトヌマエビを購入してください。

水槽に発生したコケや食べ残しを綺麗にしてくれるので、混泳相手としておすすめです。

コリドラスとの混泳

コリドラス

コリドラスは他魚を攻撃することはほとんどなく、水底に生息しており、エンゼルフィッシュの食べ残しを処理してくれます。

生活層が異なるためトラブルがなく、体も丸々としていて食べられる心配もないので、エンゼルフィッシュの混泳相手としてもっともおすすめです。

グラミーとの混泳

グラミー

ドワーフグラミーやマーブルグラミーなどの小型グラミーはエンゼルフィッシュの口に入らない大きさで、温和な性格をしているので、混泳させることができます。

特に泳ぎがゆったりとしているので、エンゼルフィッシュが主役の水槽では邪魔をすることもありません。

プラティとの混泳

プラティ

プラティは品種改良によってカラーバリエーションがとても豊富な熱帯魚です。価格も安価で飼育しやすいので、初心者向けの代表種です。

性格は温和で、長いヒレもないので、エンゼルフィッシュと問題なく混泳させることができます。稚魚は餌になってしまうので、繁殖は諦めたほうがいいですよ。

オトシンクルスとの混泳

オトシンクルス

オトシンクルスはガラス面や流木、石に付着したコケを食べてくれる熱帯魚です。コケが生えやすい水草水槽に人気があります。

エンゼルフィッシュとはお互いにちょっかいをかけることはないので、問題なく混泳することができますよ。

エンゼルフィッシュが攻撃してしまう混泳魚

エンゼルフィッシュが攻撃をしてしまうので、混泳することができない魚を紹介します。

グッピーとの混泳

グッピー

グッピーは水面付近に生息して、せわしなく泳ぐので、エンゼルフィッシュが主役の水槽ではおすすめできません。

特に長い尾びれがエンゼルフィッシュの興味をそそり、つついてボロボロにしてしまう可能性があります。泳ぎが苦手で上手に逃げることもできないので、混泳はさけておきましょう。

ミナミヌマエビとの混泳

ミナミヌマエビ

ミナミヌマエビは水槽に発生したコケを食べてくれるので、水草水槽の掃除役として人気があります。しかし、最大でも3cmほどの小型のエビなので、成体でもエンゼルフィッシュの餌になってしまいます。

水草をたくさんいれていても、徐々に数は減っていきます。繁殖させることもかなり難しいので、混泳はやめておきましょう。

エンゼルフィッシュ同士の群泳

エンゼルフィッシュ 混泳
エンゼルフィッシュ同士での群泳は難しく、喧嘩してしまったり、1匹の個体が集中的に攻撃されることがあります。

これを防ぐためには幼魚のときから一緒に飼育したり、飼育数を5匹以上にするなど工夫が必要です。

うまくいっていても、いつパワーバランスが崩れるかわからないので、注意して見守ってくださいね。

エンゼルフィッシュに危害を加える混泳魚

エンゼルフィッシュに危害を加えてしまうので、混泳することができない魚を紹介します。

プレコとの混泳

プレコ

プレコには口に吸盤と細かい歯が流木やガラス面のコケを削り取って食べてくれるので、コケの掃除役に最適です。

基本的に生きているエンゼルフィッシュを襲うことはありませんが、夜行性で寝静まった時に、エンゼルフィッシュの平たい体型は吸い付きやすく、ウロコがボロボロにされる危険性があります。混泳はやめておきましょう。

ゼブラダニオとの混泳

ゼブラダニオ

ゼブラダニオは紺色のシマシマ模様がとても綺麗な熱帯魚です。運動量が多く、泳ぐのが得意なので、水槽内をせわしなく泳ぎ回ります。

餌を横取りしてしまうので、ゼブラダニオは丸々と太って、エンゼルフィッシュは餌不足になる可能性があります。エンゼルフィッシュが主役の水槽でも視界に入って邪魔なので、混泳にはおすすめできません。

スマトラとの混泳

スマトラ

スマトラは他魚への攻撃性が高く、ヒレなど長いものにもどんどんつつくくので、混泳ができない魚として有名です。運動量も多いので、他魚が弱るまで、攻撃し続けます。

エンゼルフィッシュよりも体は小さいですが、ヒレがボロボロにされてしまうので、混泳は絶対にしないでくださいね。

金魚との混泳

金魚

金魚は温和で飼いやすい魚ですが、15cm〜20cmまでと意外に大きく成長します。幼魚のときには問題ありませんが、大きく成長すると力強い泳ぎで水流が発生して、エンゼルフィッシュにストレスを与えてしまいます。

ヒレが長い琉金などだとエンゼルフィッシュにヒレをつつかれてしまうので、混泳はやめておいたほうがいいですよ。

エンゼルフィッシュを混泳で飼育するときの水槽環境

水温の管理

水温計

エンゼルフィッシュの混泳水槽では、エンゼルフィッシュの適温である27度前後の水温に設定しておきましょう。

基本的な熱帯魚の適温は24度〜28度なので、問題なく飼育することができますよ。

餌やりの方法

テトラプランクトン

混泳水槽の餌やりでは餌の取り合いがあるので、太りすぎている個体や痩せている個体がいないかこまめに確認する必要があります。

とりあいを避けるためには、それぞれの魚が食べやすい餌をあげるといいですよ。

エンゼルフィッシュはゆっくりと沈む、小粒の餌を好みます。水面付近に生息するプラティならテトラミンなどの沈みにくい餌を、コリドラスなどの水底に生息する魚には沈むスピードが早く、一口では食べきれないタブレット状の餌を与えましょう。

おすすめの水草

アナカリス

水草は育成が難しい種類が多く、日光量や二酸化炭素、肥料などでお金がかかります。

今回は初心者向けとして考えるのであれば、飼育に手間がかからないアナカリスやマツモ、ウィローモス、アヌビアスナナ、ミクロソリウムなどの水草がおすすめです。

流木や石を組み合わせながら、小型の魚が逃げ込めるスペースを上手に作ってあげましょう。

エンゼルフィッシュと一緒に飼える混泳相性がいい条件まとめ

最後にエンゼルフィッシュと混泳相性がいい魚の条件を紹介しておきます。

今回紹介した魚以外でも、混泳することができる魚はたくさんいますので、ここでその混泳条件を満たしているか確認してみてくださいね。

混泳可能な条件

  • 生活層が異なる。水底か水面
  • 温和な性格をしている
  • エンゼルフィッシュより少しだけ小さい
  • エンゼルフィッシュのヒレをつつかない
  • 泳ぐスピードが同じくらい
  • エンゼルフィッシュの興味をそそる長いヒゲやヒレがない
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