稚エビを育てる!ミナミヌマエビの繁殖と産卵方法!屋内と屋外の飼育環境は?

ミナミヌマエビは水槽の掃除役として人気であり、繁殖も楽しむことができるエビです。他の種類のエビでは繁殖に少しコツがいりますが、ミナミヌマエビはとても簡単なので、初心者にもおすすめです。

今回はそんなミナミヌマエビの繁殖のコツを詳しく紹介していきます。

ミナミヌマエビの繁殖の難易度は?

ミナミヌマエビの繁殖
ミナミヌマエビの繁殖は初心者でも十分に狙える生き物です。繁殖が安定するまでに少し時間がかかりますが、一度繁殖をはじめると、どんどん増えてくれますよ。

水槽に入れたばかりの時は、繁殖をしてくれませんが、1ヶ月ほど飼育すると自然と繁殖を始めます。

ミナミヌマエビの繁殖時期や水温は?

ミナミヌマエビの繁殖
野生のミナミヌマエビは水温が20度〜25度になる春から夏にかけて繁殖を行います。

室内飼育でヒーターを入れていると年中繁殖を行いますよ。

スポンサーリンク

ミナミヌマエビの繁殖方法は?

ミナミヌマエビの繁殖
ミナミヌマエビのメスは卵をお腹に抱えて、孵化するまでお腹で世話をしています。新鮮な水を送るために、後ろ足を動かしていますよ。

抱卵の状態は見分けがつきやすく、お腹に黒い卵がたくさんついているのを見ることができます。

抱卵から孵化までの期間は?

ミナミヌマエビの繁殖
ミナミヌマエビが抱卵をはじめたら2週間から4週間で卵が孵化します。

抱卵をはじめると他の魚やエビに餌として狙われるようになるので、隠れ家になる水草を用意するか母エビを隔離してあげましょう。

繁殖に必要な飼育環境は?

ミナミヌマエビの繁殖
ミナミヌマエビの繁殖には一般の熱帯魚と同じ設備で問題ありません。混泳水槽でも隠れ家が多く用意してあげれば十分に繁殖可能です。稚エビには餌になる微生物が必要なので、水草をいれておいてあげましょう。

水槽

稚エビ育成用に専用の水槽を用意してあげるといいでしょう。大きさは30cm程度の小型のものでいいでしょう。

フィルター

フィルター
水槽の水質安定に必要です。バクテリアが繁殖している必要があるので、水槽を立ち上げてから1ヶ月以上使用したことがあるフィルターが望ましいです。フィルターにエビが吸い込まれないように吸い込み口には専用のスポンジをつけてあげましょう。

水草

ウィローモス
稚エビの隠れ家になる水草です。餌になる微生物も増えやすいので、いれてあげることで生存率が上がりますよ。ウィローモスやマリモといった苔類がおすすめです。

底砂

底砂
エビは水底で生活する生き物なので、砂をしいていない水槽だと滑って歩きにくいです。粒が小さくて丸い砂がおすすめです。

照明(ライト)

照明を強めにすることで苔の繁殖を促すことができます。なくても問題ありませんよ。

ヒーター

冬の間はヒーターをいれてあげましょう。最低でも20度になるようにしてあげてくださいね。

ミナミヌマエビのオスとメスの見分け方は?

ミナミヌマエビのメスは背中に卵巣があり、卵は黒くて丸いので、よく観察すると見つけることができます。

ほかにも腹部の下側が丸みを帯びているのが特徴です。水温が適していれば抱卵していることが多いので、それで見分けをつけるのが一番簡単ですよ。

1つの水槽に5匹ほどいれておけば自然とペアができて繁殖していきます。

ミナミヌマエビの親の餌は?

ミナミヌマエビの繁殖
ミナミヌマエビの繁殖を成功させるには親エビが健康であることが必須です。微生物だけでも繁殖を狙うことができますが、大量に繁殖をさせたいときにはエビ専用の餌を準備する必要があります。

餌は一般的に販売されているメダカの餌でも心配ありません。繁殖率や生存率が悪いときには高価になりますがエビ専用の餌をあげてみてくださいね。

屋内繁殖のコツは?

屋内飼育では掃除のしやすさから、水草や流木が少なくなりがちですが、稚エビが食べられることが多くなるので、隠れ家になるものはたくさん入れてあげましょう。また小まめに掃除を行うと、餌になる微生物が減ってしまうので、コケが増えても放っておいてあげてくださいね。

冬場もヒーターを使うことで年中繁殖を楽しむことができますよ。

屋外繁殖のコツは?

ミナミヌマエビの繁殖
屋外での繁殖を狙うには水温の調整が最も大切です。水温が20度〜25度になる春と夏に屋外飼育をしましょう。その時期には天敵になるヤゴやボウフラの卵も増えるので、蓋をすることも忘れないでくださいね。

水温の調整さえできれば、餌となる苔や微生物がどんどん増えてくれるので繁殖させやすい環境になりますよ。

ミナミヌマエビの産卵前の行動・兆候は?

ミナミヌマエビの繁殖
ミナミヌマエビは繁殖時期に入ると、オスがメスを追いかけ回すようになります。

またペアができると数日ではありますが、繁殖のためにメスの上にオスが乗っかっている様子が確認できますよ。

ミナミヌマエビの卵の孵化率をあげるコツは?

ミナミヌマエビの繁殖
孵化率をあげるためには、メスの脱卵を防ぐことが重要になります。脱卵の原因は水質変化、天敵の存在、メスの脱皮などがあります。

抱卵を始めたら、水質が変化しないように1回の水換えの量は1/6程度に抑えておきましょう。また可能であれば親エビは隔離しておき、ストレスを感じないように隠れ家を多めにいれておいてあげてくださいね。

親エビと稚エビは隔離するの?

ミナミヌマエビは生きている生物を食べることはないので、親エビと稚エビを隔離する必要がありません。

親エビが稚エビを食べている場合は、すでに稚エビが死んでしまっているときであり、稚エビが死んでいる原因を探る必要があります。

ミナミヌマエビの稚エビが死んでしまう原因は?

稚エビは体が小さく、水質の変化にとても敏感です。生後1ヶ月ほどたつまでは水換えは控えた方がいいですよ。

また水流が強かったり、天敵となる魚がいるとストレスを感じて弱ってしまいます。なるべく隔離するか隠れ家となる水草をしっかりと植えてあげてくださいね。

ミナミヌマエビの稚エビの餌は?

ミナミヌマエビの繁殖
稚エビは水槽内に繁殖する微生物だけで十分に成長することができるので、餌をあたえる必要はありません。不安な時は微生物が繁殖しやすいウィローモスやマリモなどの苔類をたくさんおいてあげましょう。

ミナミヌマエビを大量に飼育している場合には、餌不足になるので親エビと同じ餌をあげてくださいね。

ミナミヌマエビが抱卵・繁殖しない時は?

ミナミヌマエビの繁殖
ミナミヌマエビが繁殖しない主な原因は3つあります。反対に言えばこれらの問題が解決できていれば簡単に繁殖させることができますよ。

  • オスとメスが揃っていない
  • 親エビが成熟していない
  • 水温が低すぎる、高すぎる

ミナミヌマエビの卵の色は?

ミナミヌマエビの卵の色は最初は黒く、孵化が近づくにつれて白色から透明になっていきます。

死んでしまった卵には白カビが生えてきます。生えていない卵は順調に成長しているともらって大丈夫ですよ。

スポンサーリンク
スポンサーリンク