メダカの稚魚の育て方!孵化から幼魚になるまで、生存率をあげるポイントを詳しく紹介!

メダカの稚魚は体が小さくて弱いため、飼育するには慣れが必要です。しかし、餌のあげ方や水槽の置く場所など飼育のコツがわかってくると、死なせることなく元気に成長していってくれます。

今回はメダカの稚魚の死ぬ原因や生存率をあげるポイントを中心に飼育のコツを詳しく紹介していきますね。

メダカの稚魚はどんな姿なの?

メダカの稚魚の飼育のコツ
メダカの稚魚は産卵して10日から2週間で生まれます。生まれたての稚魚は4〜5mmほどしかなくとても小さいです。稚魚が小さいため、食べられる餌が少なく、飼育が難しくなってしまっています。反対に言えば、ここさえクリアできれば育てていくことは難しくありませんよ。

よく観察してみると体は透明で骨が透けており、大人と比べると全く別の魚のようです。ヒレやウロコが未発達のため、泳ぐことはできず、砂底や水草でじっとしていることが多いです。

メダカの稚魚の餌はいつからあげるの?

メダカの稚魚は孵化してから3日程度はお腹にぶら下げているヨーサックと呼ばれる卵黄から栄養を摂取して成長します。

ヨーサックがなくなると餌を探して泳ぎ回ります。

稚魚は口がとても小さいので、親魚と同じ大きさの餌を食べることはできません。稚魚の口にあった餌を探してあげましょう。

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メダカの稚魚におすすめの餌は?

メダカの稚魚の飼育のコツ

植物性プランクトン

野生のメダカの稚魚は、水中に繁殖している植物性プランクトンや微生物を食べています。日光が当たる場所にコケが生えて、そこに微生物が繁殖していきます。近くに池や田んぼの水があればそれを稚魚の飼育水として使うことでうまくいく可能性が高いです。

自分で繁殖させるときは、カルキを抜いた水をバケツに入れて、そこにメダカの餌をいれて直射日光を浴びせます。1週間程度でコケが繁殖して植物性プランクトンがわいてきますよ。水が薄い緑色になるので、すぐにわかると思います。

人工飼料

屋内飼育だと、植物性プランクトンがなかなかわかないので、人工飼料を与える必要があります。メダカの餌を水でふやかして手ですりつぶしてから与えましょう。

ブラインシュリンプ

熱帯魚稚魚の餌として有名な餌です。栄養価がかなり高く、サイズも稚魚の口に入る大きさなので、稚魚の飼育にもっとも適しています。しかし生き餌で準備するのが大変という点と、価格が500円前後するので、メダカの稚魚の餌として使うことはあまりありません。どうしても生存率をあげたいというときに使ってくださいね。

メダカの稚魚の餌の量や頻度は?

メダカの稚魚は胃袋が小さいので、たくさん食べることはできませんが、たくさんの栄養を必要としています。

なので1度の餌の量は1分程度で食べきれる量にしておいて、餌をあげる回数を1日5回ほどにします。少量をたくさんあげることが稚魚育成で大切になります。

メダカの稚魚の飼育容器はなにがいいの?

メダカの稚魚の水槽
メダカの稚魚は水深3cmほどあれば飼育に問題がなく、紙コップやタッパ、バケツなどでも飼育することができます。しかし、水量が少ないと水温の変化が激しくなるので、夏場は特に注意が必要です。できれば、虫かごに使うプラスチックケースくらいの大きさを準備できると安心です。

一つの容器に何十匹もいれて飼育すると水質悪化もしやすくなるので、なるべく多くの容器を用意してあげるといいでしょう。

メダカの稚魚の水温、水質、水換えの頻度は?

メダカ千稚魚の水作り
メダカの稚魚の飼育に適した水温は繁殖時の水温と同じく、25度前後になります。稚魚は冬の寒さを越すことはできないので、ヒーターをいれてあげましょう。

水質の変化にはかなり弱いのでなるべく水換えは行わない方がいいです。しかし飼育数が多い時には水質悪化がおきてしまうので、油膜など張り出したら少量の水をコップですくだす程度に抑えておきましょう。

メダカの稚魚に水草は必要なの?

メダカの稚魚の飼育のコツ
生まれたばかりの稚魚は初めて見るものばかりで、とてもストレスを感じやすい状態です。隠れ家になる水草や石組みなどは必須と言えるでしょう。水草をたくさん植えていれば、親魚と一緒に飼育することもできますよ。

おすすめの水草は飼育が簡単なアナカリスやカボンバなどになります。川にはえていたり、ホームセンターで簡単に購入できますよ。

メダカの稚魚にエアレーションは必要?

メダカの稚魚のフィルター
メダカの稚魚はうまく泳ぐことができず水流を嫌うので、エアレーションは無いほうが飼育しやすいです。かわりに酸素不足や水の洗浄するためにも水草を多くいれてあげるといいですよ。

飼育数が多くてエアレーションを設置する必要がある場合には、稚魚を吸い込んでしまわないように、吸い込み口にスポンジをつけてあげてくださいね。

メダカの稚魚の成長速度は?

メダカの稚魚の飼育のコツ
暖かい時期に生まれた稚魚は、よく餌を食べ、1ヶ月ほどで8mmほどまで成長します。この時からヒレが発達してメダカらしく泳ぐようになります。ここから半月ほどで10mmまで成長し、姿はもちろん泳ぎ方も大人のメダカと変わらなくなります。

親魚と大きさになれば同じ水槽で飼育しても問題ありません。生まれて3ヶ月で成魚になり、繁殖が可能になりますよ。

冬の寒さを乗り越えるには?ヒーターは必要?

稚魚に適した水温は25度ですが、18度〜30度の範囲なら十分に飼育が可能です。

野生の稚魚は春〜夏にかけて生まれ、冬までには大人になって越冬を行います。稚魚のままで越冬することは難しいので、ヒーターを準備してあげてくださいね。

メダカの稚魚を屋外で飼育するときの注意点は?

メダカの稚魚の飼育のコツ
屋外で飼育する時は雨水に注意しましょう。容器が水であふれると、稚魚も一緒に流されてしまいます。雨の日は水がかからない場所に置くか蓋をしておきましょう。

夏場だと蚊の幼虫であるボウフラにも注意が必要です。ボウフラは体が大きく稚魚を捕食してしまいます。ボウフラを確認したら別の水槽に移動させるか、ボウフラをこまめに除去していきましょう。

屋外での飼育はデメリットばかりではありません。太陽の光がビタミンDを作り出し、稚魚が丈夫に育ってくれます。餌となる植物性プランクトンもどんどん増えていくので稚魚にとって非常にいい環境なのです。屋外飼育の方が産卵や稚魚育成がうまくいくことが多く、メダカの養殖も基本的に屋外で行われているんですよ。

メダカの稚魚が死ぬ原因は?

メダカの稚魚の飼育のコツ
メダカの稚魚で一番多い死ぬ原因は栄養不足です。稚魚は成長のためにも多くの栄養を必要としており、不足すればすぐに餓死してしまいます。

次に多いのが水質の悪化です。残り餌や糞が水質を悪化させ、メダカの稚魚が住めない水へ変化させてしまいます。水質悪化を予防するためにはエアレーションをまわすか水草を多めに入れることが効果的です。

最後に水の交換による水質の急激な変化です。水質悪化を気にするあまり、水換えを多く行うとストレスで死ぬことがあります。

これらに対応するのに最も良い方法は屋外の飼育です。太陽の下で植物性プランクトンを繁殖させて、しっかりと餌を与えていくことができます。人工飼料ではないので水が汚れる心配も少ないです。もし稚魚が死んでしまうことが多かったら、一度屋外飼育に切り替えることをおすすめします。

稚魚の成長速度が遅いと感じたら

メダカの稚魚の飼育のコツ
稚魚の成長が遅くなる原因は、餌が十分に食べられていない、水温が低い、日光に当たっている時間が短いなどがあげられます。

他には飼育容器が小さすぎる場合もあります。多い理由は餌と日光なので一度確認してみてくださいね。

メダカの稚魚が消えてしまう?

生まれたばかりの稚魚は体が弱く小さいため、死んでしまうと周りのゴミに埋もれて見えなくなります。またなんでも食べようとしてしまうので、稚魚同士の共食いも頻繁におきてしまいます。

共食いを避けるためにも、サイズが違う稚魚は同居させないか、隠れ家となる水草を多く植えましょう。

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