ヤマトヌマエビは食欲が旺盛で、常にツマツマして餌を探しています。ずっと観察していると餌不足?と思うこともあるかもしれません。
今回はそんなヤマトヌマエビの餌について、おすすめの種類や頻度、量など詳しく紹介していきます。
ヤマトヌマエビの餌の頻度や量は?
ヤマトヌマエビは水槽に生えているコケを食べるので、餌をあげる必要はありません。しかし、水を交換したばかりや、ヤマトヌマエビの数が多い時はコケ不足になるので餌をあげましょう。餌不足を感じたら、2日に1回は熱帯魚専用の餌を1粒や1フレークの餌をあげましょう。
餌をあげすぎるとコケを食べてくれなくなりますので、環境にあわせて量を調整してください。
ヤマトヌマエビは餌なしでも飼育できる?
小型のヤマトヌマエビで飼育数が少なければ、水草や流木がたくさんいれることで、餌なしでも飼育できます。その場合は新芽が餌になるウィローモスをいれてあげてください。
他にも脱皮した抜け殻や魚の死骸を食べて、水槽を綺麗にしてくれます。熱帯魚と混泳していれば、餌の食べ残しで十分に生活することができます。
4cmを超える大きさになると食べる量がかなり増えるので、専用の餌が必要になります。
ヤマトヌマエビにおすすめの餌
ヤマトヌマエビは雑食性の生き物なので、コケなどの植物性の餌から動物性の餌までなんでも食べます。
熱帯魚やメダカの餌の食べ残しを綺麗に食べきるので、掃除役として活躍してくれます。
主食はプレコ専用の植物性人工餌
おすすめの餌はプレコ専用の植物性のタブレット餌です。小さく砕いてから与えましょう。
熱帯魚専用の人工飼料や冷凍赤虫など餌もよく食べてくれますが、肉食性の餌は体に合っていないので短命になってしまいます。
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野菜で代用する
ヤマトヌマエビはほうれん草などの野菜も食べます。専用の餌がない時は代用として使いましょう。
しかし、ヤマトヌマエビは農薬に弱く、無農薬で栽培されたほうれん草が必要です。しっかりと水道水で水洗いしてから、茹でて柔らかくしてあげましょう。
他の鑑賞エビであるミナミヌマエビやレッドビーシュリンプもほうれん草が大好きです。
ヤマトヌマエビが餌を食べないとき
ヤマトヌマエビは休むことなくツマツマして餌を食べ続けているエビなので、この行動をやめたときは、体調が悪いか脱皮直前であることが考えられます。
長い間水を交換していないなら、1/3ほど水を交換して様子を見ましょう。酸素不足の可能性もあるので、エアレーションを増やして見てください。
脱皮の時は神経質にならずに暖かく見守ってください。1週間ほど餌を食べなくても元気に生活してくれます。
ヤマトヌマエビの餌についてまとめ
今回はヤマトヌマエビにおすすめの餌について紹介していきましたが、いかがでしたでしょうか。
餌にかなり貪欲で、熱帯魚にフレークの人工餌を与えたら、水中をすごい勢いで泳ぎ回って、丸々一枚を持ち逃げされた経験もありました。
なるべくヤマトヌマエビには熱帯魚の人工餌を与えず、メインに植物性の餌を食べられるようにしておいてくださいね。
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