熱帯魚スマトラの特徴と飼育方法!混泳相性や繁殖・産卵方法は?

スマトラは黒と白のストライプがはっきりと出ており、ヒレと鼻先が赤色になるとても綺麗な熱帯魚です。その美しさとは裏腹に、性格は荒く、他の魚を攻撃することがよくあります。

今回はそんなスマトラについて詳しい飼育方法や寿命、混泳できる熱帯魚など紹介していきます。

スマトラってどんな熱帯魚なの?

スマトラの飼育
スマトラは東南アジアのスマトラ島、ボルネオ島に生息している熱帯魚です。コンスタントに輸入されており、グッピーやネオンテトラに並ぶ代表的な魚です。元気な個体は4本の黒帯と赤いヒレと鼻先が綺麗に発色しており、とても美しいですよ。

気性が荒いことで有名な魚で、混泳相手の大きさに関わらず、ヒレをかじりにいく攻撃性を持っています。ヒレが長いグッピーの天敵とも言える熱帯魚でしょう。

混泳が難しい魚ではありますが、水草をたくさん植えた水槽で、スマトラを群泳させるととても見応えのあるレイアウトになりますよ。

スマトラの成長スピードと体の大きさは?

スマトラは最大で6cmの大きさになる熱帯魚です。

大食感なので他の小型熱帯魚よりも成長が早く、1年で成魚になり4cmほどの大きさになります。そこからの成長は遅く、1年で1cmづつ成長します。

泳ぐのが早く餌をどんどん食べていくので、餌をあげすぎないように注意してくださいね。

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スマトラの種類

スマトラはカラーバリエーションが豊富で基本種も合わると計3つの種類がいます。

グリーンスマトラ

全身が暗緑色に輝き、ヒレ先に赤みをのこしたスマトラです。スマトラのしましま模様はなく、地味な印象をうけるとともに、赤みが強調される色合いをしています。

アルビノスマトラ

スマトラの黒帯のところが白くなっている種類です。こちらも鼻先とヒレ先が赤くなっており、とても綺麗です。ショップでは白スマトラの名前で販売されていることが多いです。

スマトラ水槽のレイアウトのコツは?

スマトラの飼育
スマトラは小型熱帯魚なので単独飼育では物足りなく、群泳するのがおすすめです。その場合隠れ家になる水草や流木をおおめに入れてあげる必要があります。

飼育数が3匹以下だと喧嘩になりやすいので、できれば6匹以上で飼育してあげてください。

水草は育成が簡単なアヌビアスナナ、ミクロソリウム、アマゾンソードプラントなど植えてあげるといいですよ。

スマトラ水槽の立ち上げ方

スマトラの水槽立ち上げの注意点は、立ち上げたばかりの水槽へすぐにたくさんのスマトラをいれないことです。最初はフンなどの有害物質を無害なものに分解するバクテリアがいないため、すぐに水が悪くなります。

最初は少数で飼育してバクテリアの数を増やし、水質が安定する状態まで待ちましょう。

  1. 水槽の置き場所を決める
  2. フィルター、照明、底砂、ヒーターをセットする
  3. カルキを抜いた水をゆっくり入れる
  4. 流木、水草、石組みをしていく
  5. フィルターを稼働させて水の濁りを取る
  6. スマトラを1匹購入してきて入れる
  7. 1ヶ月飼育する
  8. スマトラの数を徐々に増やしていく

スマトラに適した水温、水質、水換えの頻度は?

スマトラの飼育
スマトラに適した水温は22度〜27度を好む熱帯魚ですので、冬場にはヒーターが必要になります。

水質の適応範囲はかなり広く、ph5.0〜7.5までいけるので、他の熱帯魚が弱っていく環境でも元気に泳いでいることがあります。弱酸性を好むので、少し古い水をつかってあげると元気になってくれますよ。弱酸性を保っていると、銀色の輝きが強くなり非常に綺麗な魚になってくれます。

水換えは週に1回、1/4ほど行ってあげましょう。

スマトラにおすすめの餌は?

スマトラの餌
スマトラは雑食性で餌付けもいいので、ほとんどの餌を食べてくれます。メダカや金魚の餌でもいいですが、栄養価の高い熱帯魚専用の餌をあると健康になって発色も良くなります。餌はテトラミンなどの安価な熱帯魚専用の人工飼料をあげましょう。

赤色の発色を強くしたい時は、ディスカスフードやクリルなどを与えましょう。

餌の量は1日に2回、1〜2分程度で食べきれる量を与えてくださいね。

スマトラの繁殖方法

スマトラの飼育
スマトラは販売されている個体のほとんどが養殖の個体で、国内の繁殖例も多い熱帯魚です。水槽でも十分に繁殖を狙うことができますよ。繁殖のコツは健康的な親がいることなので、餌をしっかり毎日与えて元気に育てましょう。5匹以上で群泳させていると自然とペアができて繁殖してくれますよ。

産卵床はウィローモスなどの水草の上に卵をうえつけます。放置していると親が卵を食べてしまうので、確認したらすぐに別の水槽に移動させましょう。

スマトラの稚魚の育て方

スマトラの稚魚の餌
スマトラの稚魚には稚魚専用の餌であるブラインシュリンプを与えましょう。一般的な人工飼料でも小さくすれば食べてくれますが、ブラインシュリンプは栄養価が高いので、稚魚が元気に大きく育ってくれます。

餌をしっかりとあげることができれば、稚魚の飼育は難しくありませんよ。

スマトラは混泳できるの?おすすめの相手

プレコ
スマトラは運動量が多くて、気性が荒い熱帯魚なのでスマトラ同士での群泳が一番おすすめです。他魚だと同じくらいの運動量でヒレが短いゼブラダニオや体が硬いプレコなどが混泳可能です。

個体の相性によってはうまくいくこともあり、ネオンテトラなどと混泳している例もありますが、いつバランスが崩れるかわからないのでやめておいてください。スマトラに追いかけ続けられる姿を見るのは悲しくなります。

特に混泳してはいけないのが、長いヒゲをもっているミナミヌマエビやヤマトヌマエビ、ヒレがながいグッピーやエンゼルフィッシュなどの熱帯魚になります。

スマトラの寿命とかかりやすい病気は?

スマトラの寿命は3年〜5年です。

白点病

体中が白い点々で覆われる病気で、寄生虫が原因です。導入初期にショップから連れてくることが多いので、最初の1週間は注意して観察しておきましょう。感染力が強いので、見つけたらすぐに別の水槽に隔離してメチレンブルーで薬浴してください。

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