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ランドールズピストルシュリンプの飼育方法|寿命やハゼとの共生は?

2023-02-07

ランドールズピストルシュリンプは赤色と白いとのカラフルな体色が魅力的です。共生エビとして人気があり、共生ハゼとともに生活をしている姿を楽しむことができます。今回はそんなランドールズピストルシュリンプと共生できるハゼや寿命、飼育設備など飼育方法を紹介していきます。

ランドールズピストルシュリンプの特徴

ランドールズピストルシュリンプ

ランドールズピストルシュリンプはエビ目テッポウエビ科に分類されるエビの仲間です。インド洋から太平洋中部の比較的暖かい海に生息しています。別名でコトブキテッポウエビと呼ばれています。

共生エビとして知られており、ヤシャハゼやヒレナガネジリンボウ、ホタテツノハゼなどの小型の共生ハゼと一緒に生活をしています。共生エビは共生ハゼのために穴を掘ることで巣を提供し、共生ハゼは天敵が近づくと共生エビに知らせる役割があります。共生エビと共生ハゼには相性があり、これ以外の共生ハゼであるギンガハゼなどとの共生はうまくいかない可能性が高いです。

はっきりとした赤色と白色の美しい体色をしており、テッポウエビの中でも人気が高いです。

雑食性で海藻や共生ハゼのうんちを食べています。

音を鳴らす

ランドールズピストルシュリンプなどのテッポウエビは大きなはさみを閉じて「パチンッ」という音を鳴らすことがあります。天敵が近づいたときに威嚇として鳴らします。水槽飼育でも音を出す可能性は高いので、ストレスにならないか確認しておきましょう。

寿命の長さ

ランドールズピストルシュリンプの寿命は2年~3年です。体は丈夫で水槽飼育でも長生きさせやすいです。

体の大きさ

ランドールズピストルシュリンプの体の大きさは4cmです。小型のエビで、海水魚の狙われやすいため、混泳相手には注意が必要です。

ランドールズピストルシュリンプの飼育方法

値段と販売場所

ランドールズピストルシュリンプの値段は1500円~2500円ほどで販売されています。

ホームセンターなどで見かけることはほとんど無いため、海水魚の販売に力を入れている専門店を探す必要があります。人気の高いエビなので、ネット通販でも見つけられます。

飼育設備

ランドールズピストルシュリンプは横幅で30cm水槽45cm水槽の小型水槽での飼育がおすすめです。共生ハゼとのペアでの飼育であり、大きな水槽は必要ありません。

底砂は穴を掘るので、海水魚専用の底砂を5cm~8cmほどの厚さで敷きます。粒が小さいと穴が掘りにくくなります。小石程度の大きさから細かめの粒など大小様々な底砂を混ぜてあげると穴を掘りやすくなります。

フィルターは小型水槽なので、海水魚用の外掛けフィルターを使います。ライトは観賞用だけではなくランドールズピストルシュリンプの発色を良くする効果もあります。なるべく光量が強いライトを選びましょう。

人工海水を作るための比重計と海水の素も必要です。比重計で1.023を目安に海水と水道水を混ぜていきましょう。人工海水の作り方で紹介しているのでご参考ください。

適している水温

ランドールズピストルシュリンプに適している水温は22度~28度です。20度を下回るようになったら水槽用ヒーターを用意してください。

水槽のレイアウト

ランドールズピストルシュリンプは臆病な性格をしているため、ライブロックなどの大きめの石を配置しておくと落ち着きます。また、穴もライブロックの近くに掘ることが多いです。穴を掘りやすいように砂地も用意しておきましょう。穴を掘るとレイアウト変更が難しくなるので注意してください。

おすすめの餌

ランドールズピストルシュリンプには海水魚専用の餌を与えます。雑食性でどんな餌もよく食べてくれます。共生ハゼと飼育しているときは、共生ハゼの食べ残しを食べるので、特別に餌を用意する必要はありません。餌の頻度は1日2回与えると良いですよ。

おすすめの混泳相手

ランドールズピストルシュリンプの混泳は共生ハゼである、ヤシャハゼやヒレナガネジリンボウ、ホタテツノハゼがおすすめです。他の海水魚とも混泳は可能ですが、小型エビは格好の餌になるため、小型の海水魚を選ぶようにしてください。特に脱皮中は混泳相手に狙われる可能性が高くなるため、どうしてもということがなければ、共生ハゼとの混泳にとどめておくのが安心です。

ランドールズピストルシュリンプについてまとめ

ランドールズピストルシュリンプは美しい体色をした小型エビです、体が丈夫で飼育しやすく、小型水槽でも無理なく始められます。はじめての共生エビと共生ハゼの飼育にの方から人気が高く、興味のある方はぜひ挑戦してみてください。

  • この記事を書いた人

高木 浩二

ペットの中でも熱帯魚が一番好きで、飼育履歴は10年以上あり、ペットショップでアルバイトをしていました。今は多くの書籍やショップ店員との交流で最新情報をアップデートしています。あいまいな情報をなくして、はっきりと最後まで責任を持って飼育ができるのかどうかイメージを湧いてもらえるようにしていきます。正しい情報の掲載に努めてまいりますので、よろしくお願いいたします。

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