広告 ウーパールーパー

ウーパールーパーの種類と飼育方法|必要な水槽の大きさは?

2019-06-24

ウーパールーパーはとてもかわいい顔しており、飼い主さんにもなついてくれる生き物です。しかし、その生態の不思議には目を見張るものがあります。

今回はそんなウーパールーパーの生態や寿命、必要な水槽、人気の種類、混泳相手など飼育方法について詳しく紹介していきます。

ウーパールーパーとは?生態と特徴

ウーパールーパーの飼育

ウーパールーパーとはトラフサンショウウオ科に分類される両生類の仲間です。原種はメキシコのソチミルコ湖などの一部の地域に生息しています。

両生類は、カエルを例に出すと、子供の頃はエサ呼吸でオタマジャクシとして水中に生活し、大人になるとカエルになって陸地で生活します。ウーパールーパーも同じく、メキシコサラマンダーの子供で、水中でエラ呼吸をして、大人になると肺呼吸になります。

しかし、ウーパールーパーは子供のまま繁殖することができ、特殊な環境を用意しないと大人になることはありません。この生態をネオテニー(幼形成熟)といいます。また、ネオテニーの状態にはアホロートルという愛称があります。

大人になると頭の後ろにあるひらひらした外鰓(がいさい)はなくなり、陸に上がります。色は変わらずに白いままで、イモリのような姿をしています。

絶滅危惧種に登録されているので、日本で販売されている個体はすべて養殖個体になります。

大人の姿や飼育方法についてはウーパールーパー成体で紹介しているので、ご参考ください。

体の大きさ

ウーパールーパー

ウーパールーパーの大きさは平均して20cm、最大だと25cmまで成長します。大きくならない事が多く、20cmを超えないことも良くあります。

成長速度は生後半年で10cm、1年で15cmになり繁殖が出来るようになりますよ。

寿命の長さ

ウーパールーパーの寿命は6年~7年です。長生きをさせるのが難しく、これ以下になることが多いです。

ウーパールーパーの寿命で詳しく紹介しているので、ご参考ください。

ウーパールーパーの性格

ウーパールーパーの飼育

ウーパールーパーは臆病な性格をしているので、最初は水槽の奥に隠れてなかなか出てきてくれません。飼育を初めて1ヶ月はあまり観察しないようにしましょう。

餌を何度もあげていると、顔を近づけただけで餌をくれると思って、ウキウキしながら近づいてきてくれますよ。

ウーパールーパーの種類

ウーパールーパーは繁殖が簡単なので、国内外で品種改良が盛んに行われています。

まず、基本種になると白い体に黒い目玉をした種類をリューシスティックと言い、最も人気があります。

アルビノ

ウーパールーパーアルビノ

アルビノは色素がない種類です。体は黄色っぽくなり、目は赤色です。色素不足で紫外線に弱く、日光に当たらないように注意してください。

ゴールデン

ウーパールーパーゴールデン

ゴールデンはアルビノの黄色の部分が濃くなり、金色に見える種類です。珍しい個体だとラメのように輝くことがあり、高値で取引されています。その派手さから人気があります。

マーブル

ウーパールーパーマーブル

マーブルは薄い褐色をベースに黒い斑点模様が入っています。

ブラック

ウーパールーパーブラック

ブラックはマーブルに似ていますが、まだら模様が少なくはっきりとした黒色をしています。

ブリンドル

ブリンドルは体を縦に割って、右半分が白色、右半分がマーブルなど左右の色が異なる種類です。とても珍しい色で見かけることはほとんどありません。

ウパルパ

ウパルパは体が半分以下の短いウーパールーパーで、ショートボディとも言います。ぬいぐるみのような丸々とした風貌をしており、とてもかわいいです。名前の由来は体が短いことから、伸ばす棒が消されて、ウパルパと名付けられました。

ウーパールーパーの飼育環境

ウーパールーパーの飼育

ウーパールーパーは熱帯魚を飼育する設備と同じ物で飼育することができます。金魚や熱帯魚の初心者セットがありますので、それを使うのもおすすめです。

初期費用では1万円ほどみておくといいですよ。

水槽の大きさ

ウーパールーパーを飼育する水槽は透明度が高くて、傷つきにくい熱帯魚用のガラス水槽が鑑賞しやすくておすすめです。

水槽の大きさは横幅で45cm水槽だと1匹、60cm水槽で2匹ほど飼育することができますよ。

おすすめの45cm水槽おすすめの60cm水槽で紹介しているので、ご参考ください。

ろ過フィルターの選び方

ウーパールーパーの飼育水は汚れやすいので、必ずエアレーションを発生させるろ過フィルターをいれておきましょう。

45cm以下の水槽には外掛け式フィルターやコーナーフィルター、60cm水槽には上部式フィルターがおすすめです。

強い水流が苦手なので、水の吐き出し口をガラス面にするなど弱くするための工夫が必要です。フィルターのスポンジは毎週水洗いして、ゴミを取り除くようにしてください。

おすすめの上部フィルターおすすめの外掛けフィルターで紹介しているので、ご参考ください。

ライトの選び方

蛍光灯は鑑賞に必要ですが、ウーパールーパーは強い光が苦手なので、光量が弱い物を選んでください。

砂利の選び方

ウーパールーパーは底に砂利を敷くことで落ち着いてくれますが、デメリットも多いです。

デメリットは餌を食べるときに周りの水を吸い込むのですが、そのときに誤って砂利も飲み込んでしまうことです。お腹に砂利がたまり、最悪の時は死に至ります。

防ぐためには砂利を飲み込めないほどの大きさにするか、飲み込んでも簡単に吐き出せるくらい小さな粒の田砂などにすることがおすすめです。

必要な砂の量は45cm水槽60cm水槽で紹介していますよ。

商品情報と価格をチェック

ウーパールーパーの飼育方法について

ウーパールーパーの飼育

ウーパールーパーは子供の頃は水質変化に弱いので飼育は難しいですが、大人になると丈夫で飼育しやすいです。

水換えと餌やり、温度管理など基本的なことをしっかりと身につけていきましょう。

値段と販売場所

ウーパールーパーの値段は500円~1500円です。

春から夏にかけて暖かい時期に販売量が増えてくるので、ペット販売に力を入れているホームセンターに行ってみましょう。

体が小さいうちは水質の変化に弱いので、初心者の方は10cm以上の個体を購入することをおすすめします。

ウーパールーパーの値段はどのくらい?で詳しく紹介しているので、ご参考ください。

水槽の立ち上げ方

ウーパールーパーの飼育

ウーパールーパーを飼育する水槽の立ち上げは購入する前に準備しておきましょう。

水道水には生物に有害な塩素が入っていたり、水の濁りをとるために時間がかかるからです。

また、立ち上げたばかりの水槽はフンや餌の食べ残しなどの有害物質を分解してくれるバクテリアがおらず、水換えをしないとすぐに住めない環境になってしまいます。十分なバクテリアが住み着くまでこまめに水換えを行い、安定したら水換えの頻度を減らしましょう。

  1. 水槽の置き場所を決める
  2. 水槽を置く
  3. 砂利や流木、石、フィルターをセットする
  4. 塩素を抜いた水道水を入れる
  5. フィルターを作動させて水の濁りをとる
  6. ウーパールーパーを入れる
  7. 1週間に2回のペースで水換えする
  8. 1ヶ月経過したら、1週間に1回のペースで水換えする

アクアリウム水槽の立ち上げ方で詳しく紹介しているので、ご参考ください。

水槽のレイアウトはどうする?

ウーパールーパーの飼育

ウーパールーパーの水槽は掃除がしやすいように、シンプルなレイアウトが好まれます。

強い光の蛍光灯は使えないので、水草は強い光量が必要ではないアヌビアスナナやミクロソリウム、マツモ、アナカリスがおすすめです。

また光を避ける場所として、土管や流木、石組みなどをして全身が入る大きさの隠れ家を作ってあげましょう。

水底を歩き回るので、移動できる面積を狭くしないようにしてください。

飼育に適している水温は?

ウーパールーパーに適している水温は5度~26度で、最も適しているのは18度と低温を好みます。

冬には温度調整機能がついたヒーターか、金魚用の18度に固定するヒーターがおすすめです。おすすめの水槽用のヒーターで紹介しているので、ご参考ください。

水温が30度を超える夏には水槽用の冷却ファンや冷房を入れることで、低水温を維持してあげましょう。

水槽の掃除と水換え方法

プロホース

水槽の掃除は水換えを同時に行います。

最初にガラス面に付着した汚れやコケをスポンジでこすり落とします。次にフィルターのスポンジを取り出して、水道水で水洗いをします。この段階でゴミや汚れが舞っているので、ホースを使って底にたまったゴミと一緒に水を吸い出します。

水は1/2ほど吸い出し、カルキを抜いた水を1時間ほどかけてゆっくりと戻していきましょう。

餌は人工餌がメイン

ウーパールーパーに与えられるエサは人工飼料、活き餌、冷凍餌の3種類になります。

人工飼料は栄養バランスが良く、食いつきも良いので、子供から大人まで、これ一つで飼育することができます。

しかし、個体によっては子供の頃に人工餌を食べてくれない事もあるので、食いつきが抜群の冷凍赤虫を用意できると安心です。たくさん食べてくれるので、すくすくと成長していってくれますよ。

餌の頻度は子供の頃は毎日2回を食べられるだけ与え、大人になると肥満防止のために2日に1回まで減らします。

ウーパールーパーにおすすめの餌で詳しく紹介しているので、ご参考ください。

混泳は向いていない

ラムズホーン

ウーパールーパーは混泳には向いていないです。

目の前で動いている生き物には反射的にかぶりつく習性があり、メダカなどの小魚は餌になりますし、ウーパールーパーのヒレが虫に見えることから、金魚エンゼルフィッシュなどの魚からつつかれてしまいます。

同じ両生類のイモリやウーパールーパー同士でも囓り合ってしまいます。ウーパールーパー同士で混泳するときはトラブルが起きる可能性があると思っておきましょう。

唯一安全なのはラムズホーンやタニシなどの貝類です。

かかりやすい病気と治療方法

ウーパールーパーなどの両生類は体を守るウロコや毛がない分、環境の変化に弱く病気にかかりやすいです。特に子供の頃は注意が必要です。

拒食症

拒食症は餌を食べなくなる状態で、水温が上昇して体調が悪いときに起こります。徐々に水温を下げて様子を見ましょう。

他にも与えているエサに飽きている可能性があります。食いつきが良い冷凍赤虫や活き餌であるメダカを与えてみてください。

水カビ病

水カビ病は水換えをしておらず、水質が悪化したときに、体表に白いカビのようなものが付着する病気です。飼育水に病原菌が繁殖しているため、すぐに全ての水を交換して、グリーンFリキッドを規定量の1/2ほどいれて1週間薬浴してください。

ウーパールーパーについてまとめ

ウーパールーパーの飼育

今回は大人気の両生類、ウーパールーパーについて紹介していきましたが、いかがでしたでしょうか。

水換えや水温の管理など基本的なことを守っておけば、飼育は簡単で、初心者にもおすすめです。

餌をあげることで飼い主さんになついてくれて、餌のクレクレダンスを見せてくれたり、ぼけっとした顔を見ているだけでも癒やしになります。おどけた動きもかわいいです。

興味を持たれたら、ぜひ飼育に挑戦してみてくださいね。

  • この記事を書いた人

高木 浩二

ペットの中でも熱帯魚が一番好きで、飼育履歴は10年以上あり、ペットショップでアルバイトをしていました。今は多くの書籍やショップ店員との交流で最新情報をアップデートしています。あいまいな情報をなくして、はっきりと最後まで責任を持って飼育ができるのかどうかイメージを湧いてもらえるようにしていきます。正しい情報の掲載に努めてまいりますので、よろしくお願いいたします。

-ウーパールーパー