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ヘビ?ミミズ?アシナシイモリの特徴と飼育方法を紹介!親は卵を守り、皮膚を食べられる

アシナシイモリはミミズと間違いやすいイモリで、なかなか両生類には見えません。繁殖もユニークで親が卵を守って、子育てのために皮膚を子供たちに食べさせます。

見た目の奇妙さから、好き嫌いの激しい生き物ですが、かわいい!と思う方も少なくなく、ペットとしても人気があります。

今回はそんなアシナシイモリの特徴やミミズとの違い、最大の大きさ、おすすめの餌など飼育方法について紹介していきます。

アシナシイモリの生態と特徴

アシナシイモリの飼育

アシナシイモリは両生網無足目に分類されるイモリの仲間です。

両生類でありながら、オオサンショウウオと同じように皮膚呼吸をする珍しい生き物です。

湿度が高い土の中をミミズのように伸縮することで掘り進んでいきます。目は皮膚に埋まって退化しており、口先についた触覚で周りの状況を感知しています。

名前の通り足がないイモリで、両生類の中でもカエルなどの無尾類やサンショウウオなどの有尾類などとは一線を画している見た目をしています。

完全な肉食性で、餌はミミズやコオロギなどの小型の生き物を捕食しています。見た目からは想像もつかないほど大きく口を開け、口についた歯で獲物を挟んで逃がしません。

日本だと、愛知県の「東山動物園」や岐阜県にある淡水魚水族館「アクア・トトぎふ」でその姿を見ることが出来ますよ。

体の大きさ

アシナシイモリの体長は30cm、最大サイズだと50cmの大きさになります。

寿命

アシナシイモリの寿命は平均して10年~15年です。

アシナシイモリとミミズや蛇との違い

ミミズ

アシナシイモリは両生類であり、ヘビは爬虫類、ミミズは貧毛類(ひんもうるい)なので、それぞれ生物上に異なる立ち位置にいます。

見た目の違いだと、ヘビの体にはウロコがあったり、卵には殻がありますが、アシナシイモリにはありません。

ミミズとの違いは、ミミズの大きさは10cm程度ですが、アシナシイモリは30cm近くまで成長し、餌を丸呑みするくらいの大きな口を持っています。

アシナシイモリの繁殖

アシナシイモリは気温が暖かくなる4月頃から繁殖を始めます。

交尾を終えたメスは土のくぼみに30個~40個の卵を産み付けて、孵化するまで卵を守ります。

卵から孵った子供たちは、すでに口の中の歯が発達しており、親の皮膚を削りながら食べることで栄養をとっていきます。

アシナシイモリの種類

アシナシイモリは東南アジアから南米まで幅広く分布しており、それぞれが独自の成長を遂げてします。

ここでは代表的なアシナシイモリの種類について紹介していきます。

ハダカアシナシイモリ

ハダカアシナシイモリは代表的な種類で、ミミズのような体色でリング状のしわが入っています。

コータオアシナシイモリ

コータオアシナシイモリは東南アジアのタイのタオ島(現地の言葉でコータオ)に生息している種類です。

最大でも30cmしかならない小型のアシナシイモリで、背中は紫色で、腹部は黄色になっており、体色のコントラストがあります。

ミズアシナシイモリ

ミズアシナシイモリは水中に生息している種類で、お腹の中で卵を孵化させる卵胎生の両生類です。

別名でラバーイールと呼ばれており、ラバー(ゴム)のようなイール(ウナギ)という意味があります。

アシナシイモリの飼育方法について

アシナシイモリの飼育

アシナシイモリは丈夫で飼育しやすいイモリです。

しかし、ずっと土の中に潜っているので鑑賞していて楽しい生き物ではありません。多湿な環境を好んでいるため、湿度の維持には注意してくださいね。

飼育に必要な水槽と器具

水槽

アシナシイモリはほとんどの時間を土の中で過ごしており、たまに周りが暗くなると餌を探しに地表に出てくる程度です。

飼育容器は横幅で60cm以上の水槽を用意して、2/3ほど土を入れておきます。

上に落ち葉を敷いておき、乾燥したら霧吹きをして適度に湿度を保ってあげましょう。多湿な環境を好んでいるので、乾燥には注意してください。

・水槽
・土
・水槽の蓋

値段と販売場所

アシナシイモリの値段は高く、5,000円~10,000円で販売されています。

入荷量が多い生き物ではなく、販売されているのを見つけるのは困難です。ネットで探して問い合わせるか、近くの爬虫類ショップに何度も通って入荷されるのを待ちましょう。

適している温度

ヒーター

アシナシイモリに適している温度は22度~27度です。

低温に弱いので、冬にはパネル式ヒーターを水槽の側面に貼り付け、土の中をしっかりと暖めるようにしてください。

おすすめの餌と給餌方法

コオロギ

アシナシイモリの餌はコオロギやデュビア(ゴキブリ)などの生きた昆虫を与えます。

昆虫は爬虫類ショップで販売されているので、口に入る大きさのサイズを選ぶと良いですよ。

夜行性で普段は土の中に潜っているため、消灯前にコオロギなどを水槽に放っておき、朝になってから食べているかどうか確認しましょう。

アシナシイモリについてまとめ

今回はアシナシイモリの生態や飼育方法について紹介していきましたが、いかがでしたでしょうか。

まるでミミズのような見た目をしていますが、立派な両生類の仲間です。

飼育下では潜れるようにたくさんの土を用意して、霧吹きをすることで多湿な環境をキープしてあげてくださいね。

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