アジアアロワナにはどんな種類がいるの?それぞれの特徴や値段を紹介します。

アジアアロワナは派手な色合いと、大きな魚体で熱狂的な愛好家が多い熱帯魚です。非常に美しい体色でゆったりと水槽を泳ぐ姿は時間を忘れて見入ってしまいます。

今回はそんなアジアアロワナの種類とそれぞれの特徴を紹介していきます。

アジアアロワナの特徴

アジアアロワナの飼い方

アジアアロワナは大型魚でありながら、輝かしい体色が素晴らしく、高級魚として有名になった熱帯魚です。

体高は大きく、他の大型魚も圧倒する迫力を持っています。大きな口で小魚をバクッと丸呑みする姿はまさに肉食魚です。

ゆったりと水槽を泳ぐたたずまいが眺めている人を落ち着かせてくれます。

日本のドラマなどでもお金持ちの方が愛でているシーンをよく見かけるのでは無いでしょうか。自宅の壁を改造してアロワナ専用水槽を埋め込むほど熱狂的なファンがついています。

絶滅危惧種、アジアアロワナの生態!野生種の生息地は?

アジアアロワナの飼い方

野生のアジアアロワナはマレーシア、インドネシアのボルネオ島などの東南アジアに生息しています。水流がほとんどない場所を好んでおり、水底や草陰でじっと餌を待っています。

人気の高さから乱獲がすすめられて、絶滅危惧種に登録されたため、野生種の販売は禁止されています。例外的に養殖個体のみ許可されており、東南アジアと国内の養殖業者で繁殖し、日本へ輸入されてきます。

養殖されたアジアアロワナは入荷時に体内に個体判別用のチップが埋め込まれて、登録証が発行されます。飼育にはこの証明書が必須です。

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アジアアロワナの種類の前に、部位の名称を知ろう!

アジアアロワナはウロコなど特定の部位の色づき方によって呼び名が変わります。なので、種類を知る前に、アジアアロワナ特有の名称を知っておく必要があります。

ウロコの発色を表現する時に、「5列目まで発色している」と表記します。体の下から上に向かって列数増えていきます。腹部を1列目、最上部の背部を6列目と表現します。側線という穴が空いているウロコが3列目になります。

鱗框(りんかく)

ウロコの一番外側にある発色のラインのことです。ここが細い時は細框(さいかく)、太い個体を粗框(そかく)といいます。

鱗底(りんてい)

鱗框以外のウロコ部分をさしており、体色のベースとなる色です。鱗框と鱗底の組み合わせでアロワナの印象が決まります。鱗底が金色の個体と金底、青色の個体を藍底と呼びます。鱗底が金色の紅龍は赤金タイプと呼ばれています。

ヒゲ

下顎の先端にある2本の細長いものをヒゲといいます。このヒゲを龍の角と例えたことから龍魚と呼ばれるほど、ヒゲの美しさに価値が大きく変わってくる大切な部分です。

後方三鰭(こうほうさんひれ)

背びれ、尻びれ、尾びれの総称です。後方三鰭の大きいほど価値が高くになり、長く成長した個体は「皇帝タイプ」と呼ばれています。

背鰭基底鱗(せびれきていりん)

背びれの付け根部分の小さなウロコをさします。選別のポイントとして使われており、幼魚のときからこの部位が輝いている個体は将来有望であると判断されます。

アジアアロワナの本来の耳は3列目の側線になります。ここで言う耳とは、目の斜め後ろ上部分の細長い立体的な3本の線を指しています。幼魚の時にここの発色がいいと価値が高くなります。

スプーンヘッド

頭部から後方の背中にかけて盛り上がりが大きい個体をスプーンヘッドといいます。

巻く

鱗框が発色して、ウロコの外周部分がリング状にはっきりと発色した様子を巻くと呼びます。5列目まで巻いたなどと言われます。

アジアアロワナの種類とそれぞれの特徴

アジアアロワナは学術的には1種類しか存在していませんが、体色の違いや地域の品種改良によって、大きく分けて4種類の名前がつけられています。

養殖場では多くの種類のアジアアロワナが交配されており、交雑した種類が輸入されることもよくあります。どの品種か見極めるためにはショップの店員さんと関係性を気づくことが大切ですよ。

ゴールデンアジアアロワナ(過背金龍)

過背金龍

アジアアロワナの過背金龍は全身が金色に発色するのが特徴で、5列目のウロコを超えて金色に発色することから過背と呼ばれています。

鱗底が金色のタイプは「金底過背金龍」と呼ばれています。同様に「藍底過背金龍」もいますが、成長につれて藍色は発色しにくくなるため、成魚でも藍色がある個体は非常に貴重です。

もともとはマレー半島に生息していましたが、現在は数が減っておりほとんど姿を確認することはできません。

値段が安い幼魚だと5万円前後、成魚だと20万円〜40万円で販売されています。

ゴールデンアジアアロワナ(紅尾金龍)

ゴールデンアジアアロワナ(紅尾金龍)

アジアアロワナの紅尾金龍は後方三鰭の下半分が赤くなっており、金の巻きが4列目〜6列目まであります。6列目まである個体は非常に貴重で「高背金龍(たかせきんりゅう)」と呼ばれます。

野生種はインドネシアのスマトラ島に生息しています。

過背金龍よりも金色が少なく、安価で入手できることから、マニアの中では人気はありませんが、初心者にはおすすめです。体は大きく成長し、黒と金色のコントラストが美しいので、十分に楽しむことができますよ。

値段は幼魚で3万円前後です。コンスタントに幼魚が入ってくるので、成魚はあまり販売されていません。

スーパーレッドアジアアロワナ(紅龍)

スーパーレッドアジアアロワナ(紅龍)

スーパーレッドアジアアロワナは全身が真っ赤になる種類で、最も人気があるアジアアロワナです。しかし、輸入量は少ないので購入するのは難しいです。

紅龍からさらに分岐して「黄金紅龍」、「橘紅龍」、「血紅龍」、「辣椒紅龍」にわかれています。橘と黄金は赤色の発色部分が薄いですが。大きく成長するのが特徴です。

血紅龍と辣椒紅龍の違いは体色によって判断されます。血紅龍は鱗框の境界があいまいであったり、外側から内側にむけて赤色が薄くなっていく発色の仕方をしており、血が滲むようになっていることから血紅龍と呼ばれています。辣椒紅龍は鱗框と鱗底の境界がはっきりしており、均一に濃い赤色が唐辛子に見えることから辣椒と呼ばれるようになりました。

値段はアジアアロワナの中でもダントツに高く、幼魚で40万円前後、成魚だと70万円以上で販売されています。

グリーンアジアアロワナ(青龍)

グリーンアジアアロワナはマレーシアが原産地で、繁殖が容易で大量生産されている種類になります。

ライムグリーンに輝くベースカラーと銀色、薄い緑、薄い紫などカラーバリエーションが豊富です。他のアジアアロワナと違い水質の変化でも体色があまり変わらないため、気軽に美しい姿を楽しむことができるのも魅力的です。

値段は幼魚で2万円前後、成魚だと15万円前後で販売されています。

イエローアジアアロワナ(黄龍)

イエローアジアアロワナは体形や体色は青龍と似ており、ウロコの外側に淡い赤のラインが入り、後方三鰭が外側から内側にむけて濃い黄色のグラデーションになっており、派手な印象をもちます。

カリマンタン島が原産地です。

値段は幼魚で2万円前後、成魚だと15万円前後で販売されています。

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