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ハムスターの夏の暑さ対策|エアコンの温度や何度まで大丈夫?

2019-09-09

ハムスターは夏の暑さに弱く、高温対策を考えておかなければ、熱中症や脱水症状など重大な病気を引き起こしてしまいます。

今回はそんなハムスターの温度を下げるためのエアコンの有無、おすすめのひんやりグッズ、家にある物で冷やす方法など、夏の暑さ対策について紹介していきます。

ハムスターに夏の暑さ対策は必要?

ジャンガリアンハムスター

ハムスターの適温は18度~25度であり、27度を超える夏には温度を下げるための対策が必要になります。

ハムスターは汗をかくことができず、自分で体調管理をすることはほとんどできません。

27度以上の温度になると、最初は夏バテして元気がなくなったり、餌を食べる量が減ってきます。そこから30度を超えてくると危険です。ハアハアと言いながら、床材が少ない場所で横たわるようになります。この状態で放置していると熱中症や脱水症状になり、病院に連れて行かなければいけません。

ケージの中に温湿度計をいれておき、毎日数値をチェックするようにしてください。

ハムスターの夏の暑さ対策方法

ジャンガリアンハムスター

ハムスターの夏の暑さ対策で効果的なのは次の4つです。

紹介する対策方法

  • エアコンを動かす
  • ひんやりグッズをつかう
  • 家にあるものをつかう
  • 飼育環境を見直す

最初にも説明したとおり、ハムスターは高温に弱く、温度管理を失敗して高温状態が続くと、そのまま死んでしまうことも珍しくありません。エアコンを使ってしっかりと下げるようにしてあげてください。

エアコンを動かす

暑さ対策で最も効果的なのがエアコンを使うことです。

冷房の温度は18度~27度の範囲であれば問題ありませんが、30度→18度など急激に冷やすと体に良くないので、徐々に温度を下げるようにしてください。日本の夏はとても暑いので、昼間はエアコンが必須です。長い間留守番するときもエアコンで対処しましょう。

ケージが直接風に当たると冷えすぎたり、ストレスを感じてしまうので、風が当たらない場所に置いておきましょう。

ひんやりグッズを使う

夏の夜間などの効果的なのが、ハムスター用に販売されている大理石やアルミプレートなどのひんやりグッズです。

下がる温度は少しだけなので、昼間の暑さをしのぐほどではありませんが、ひんやりとして気持ちいいのか、くつろいでいることが多いです。

家にあるもの

家にあるものだと凍らせたペットボトルや保冷剤をタオルで巻いて、ケージの側面や底面に置いておくことで、2時間程度であればケージを冷ますことができます。

30度以下の温度であれば、エアコンなしでこの方法を使うだけでも十分です。

扇風機で部屋の風通しをよくするのも効果的です。直接風が当たるのを嫌がるので、扇風機の風を当てるのはやめておきましょう。

飼育環境を見直す

巣箱にはいるハムスター

水槽タイプのケージは風通しが良くないので、熱がこもりやすくなります。金網なら風通しが良いので、夏だけ変更するのも効果的です。

他にも床材は乾燥タイプの物を選んだり、巣箱はひんやりする金製のものにしてもいいですよ。

ハムスターによっては落ち着かなくなってしまうので、夏前から準備しておきましょう。

ハムスターの夏の暑さに対策についてまとめ

ハムスター

今回はハムスターの夏の暑さ対策について紹介していきましたが、いかがでしたでしょうか。

ハムスターは高温に弱く、27度以上になると夏バテが始まり、30度を超えると熱中症や脱水症状で死の危険が迫ってきます。

日本の夏は35度を超える日も少なくありません。電気代がもったいない!と思わずに、きちんとエアコンを使って、温度管理をしてあげてくださいね。

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  • この記事を書いた人

高木 浩二

ペットの中でも熱帯魚が一番好きで、飼育履歴は10年以上あり、ペットショップでアルバイトをしていました。今は多くの書籍やショップ店員との交流で最新情報をアップデートしています。あいまいな情報をなくして、はっきりと最後まで責任を持って飼育ができるのかどうかイメージを湧いてもらえるようにしていきます。正しい情報の掲載に努めてまいりますので、よろしくお願いいたします。

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