ハタタテダイの特徴と飼育方法を紹介!おすすめの餌や混泳の注意点、どんな性格をしているの?

ハタタテダイは長く伸張した尾びれが特徴的なチョウチョウウオの仲間です。観賞魚の中でもこれほど特徴的な海水魚はおらず、人気を集めてきます。

今回はそんなハタタテダイの生態や特徴、人気の種類、おすすめの餌、混泳など飼育方法について紹介していきます。

ハタタテダイの生態と特徴

ハタタテダイの飼育

※画像はムレハタダテダイです。

ハタダテダイはスズキ目チョウチョウウオ科に分類される海水魚です。

ハタダテダイとムレハタダテダイは別の種類ですが、ショップでは同じ「ハタタテダイ」という名前で区別されておらず、ムレハタタテダイの方が販売数が多いため、統一して紹介します。

インド洋から太平洋の暖かい海域に生息しており、サンゴ礁の近くを群れで生活しています。

漢字では旗立鯛、英語ではペナントコーラルフィッシュ(三角形の旗がある海水魚)と書くように、背びれは旗の様に上に長く伸張しています。この特徴的な姿から同じ海水魚のツノダシや淡水魚のエンゼルフィッシュと間違われることがあります。

食性は動物性のプランクトンを餌にしており、他の魚の体表に付着した寄生虫を食べるクリーナーフィッシュとしても知られています。

体の大きさ

ハタダテダイは最大で15cmの大きさになる中型の海水魚です。

寿命

ハタダテダイの寿命は平均して5年です。

ハタタテダイの種類

ハタタテダイの飼育

観賞魚として知られているハタタテダイは全部で4種類います。

群れで生活をしているムレハタタテダイ、黒色のしましま模様が茶色になっており、オーストラリア付近に生息しているミナミハタタテダイ、背びれの旗が太く角のように見えるツノハタタテダイ、鼻の上に前ぽいに突き出る突起があるオニハタタテダイなどです。

最もメジャーな種類はムレハタタテダイで、体色が美しくて飼育が簡単なので、おすすめですよ。

スポンサーリンク

ハタタテダイの飼育方法について

ハタタテダイの飼育

飼育に必要な水槽と器具

ハタタテダイの飼育は一般的なガラス水槽のサイズである、60cm(横幅)×30cm(奥行き)×36cm(高さ)で飼育することができるため、飼育容器の入手は簡単です。

しかし、この水槽では3匹ほどしか飼育することができず、群れを好んでいる魚のため、90cm水槽を用意して7匹以上群泳させることで、魅力を最大限に発揮してくれます。

ろ過フィルターは水槽の大きさに合わせて、90cm以下の水槽なら上部式フィルター、それ以上の水槽だとオーバーフロー式を使ってください。

蛍光灯は光量が強く、夏の高水温対策のために熱をあまり出さないものを選びましょう。

底砂は必須ではありませんが、敷いていると落ち着いてくれるので、海水魚用の底砂を1cmほどの厚みでいれておくといいですよ。

・水槽
・ろ過フィルター
・ライト
・底砂
・水槽の蓋

値段と販売場所

ハタタテダイは10cm以下の幼魚が1,000円~2,000円の値段で販売されています。

人気の海水魚なので海水魚に力を入れているペットショップや海水魚専門店にいけば簡単に見つけることが出来ます。近くにお店がないときはネット通販で購入すると良いですよ。

適している水温

ハタタテダイに適している水温は23度~27度です。

水温の変化に弱いので、昼夜の気温差が激しい場所や春、秋などの季節は注意しておいてください。

冬には水中用のヒーターで26度前後を維持し、夏には冷却ファンで水温を下げるようにしてください。

おすすめの餌と給餌方法

ハタタテダイは人工餌への餌食いがいいため、海水魚専用餌で粒が小さくて食べやすい「メガバイト」がおすすめです。

人工餌を食べてくれないときは、冷凍餌であるホワイトシュリンプや、活き餌のブラインシュリンプを与えましょう。ブラインシュリンプは稚魚餌として知られており、乾燥卵から孵化させる必要があります。ブラインシュリンプについてはブラインシュリンプとは?孵化率をあげる沸かし方と熱帯魚への与え方を紹介します!で詳しく紹介しているので、ご参考ください。

胃と口が小さいため、一度にたくさんの餌を与えるよりも、食べる回数を増やすことが大切になります。

餌の頻度は1日2回、2分程度で食べきれる量を与えてくださいね。

混泳について

キイロハギとクマノミ

ハタタテダイは同種では縄張り争いのために喧嘩することがあるため、同種で混泳するときは5匹上で飼育するようにしてください。

他種に対しては大人しいので、混泳向きの海水魚です。ヒレがつつかれやすいので、混泳相手も大人しい性格の魚を選ぶ必要があります。クマノミやチョウチョウウオ、小型のハゼ、ハギなどがおすすめです。

サンゴは頻繁につついてしまうので、入れないでおきましょう。どうしても入れたいときはしっかりと餌を与えて、満腹状態を維持することが大切です。

かかりやすい病気

ハタタテダイなどの海水魚はよく白点病にかかります。白点病は全身が白い点々に覆われる病気で、強い感染力があるため、すぐに治療しなければなりません。

治療には発症した個体を別の水槽に隔離して、グリーンFゴールドで1週間薬浴する必要があります。

グリーンFゴールドは外傷に直接塗ることで治療することも出来るので、もしもの時のために最初から用意しておくことをおすすめします。

ハタタテダイについてまとめ

ハタタテダイの飼育

今回は背びれが特徴的なハタタテダイの生態や飼育方法について紹介していきましたが、いかがでしたでしょうか。

人工餌への餌付けが良く、環境適応力もああるので、初心者向けの海水魚です。大人しい性格ですでに海水魚を飼っている水槽にも混泳させやすいです。

大人になると背びれは胴体部分と同じくらいの長さになり、非常に存在感が出てきます。傷つかないように注意して、しっかりと成長させていきましょう。

スポンサーリンク
スポンサーリンク