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ブラジルレインボーボアの飼育方法|値段や最大サイズは?

2020-04-12

ブラジルレインボーボアは非常に美しい体色をした大型のヘビです。観賞用のヘビを飼育するのであれば、ぜひおすすめしたい1匹です。

今回はそんなブラジルレインボーボアの特徴や値段、寿命、性格、必要な飼育環境、おすすめの餌など飼育方法について紹介していきます。

ブラジルレインボーボアの特徴

ブラジルレインボーボア

ブラジルレインボーボアはボア科カガヤキボア属に分類される大型のヘビで、正式名称はニジボアです。南米のブラジルにある草原地帯や森林地帯に生息しています。ブラニジという愛称で親しまれています。

体色は赤色をベースに、黒色で縁取られた円形の模様が入っています。成長するにつれて光沢が入り、光に当たった部分が虹色に見えることからニジボアと名付けられました。モルフ(カラーバリエーション)が豊富でアルビノ、アネリ、ハイポ、レッドなどコレクション性が高いです。

夜行性のヘビで、餌は小動物やトカゲなどの爬虫類、鳥類を捕食します。毒性はないものの、強く締め付ける力を持っています。餌を見つけると素早く噛みつき、太い胴体で締め付け、弱らせてから丸呑みします。

荒い性格だが大人しくなっていく

ブラジルレインボーボア

ブラジルレインボーボはベビーの頃は荒い性格をしており、手を噛むことがあります。しかし、成長するにつれて大人しい性格に変わっていき、ハンドリングを楽しめる個体もでてきます。

手を近づけたときに餌と思われたり、怖がらせてしまったときは噛んでくることがあるので注意してください。

体の大きさ

ブラジルレインボーボアの大きさは平均して160cm、最大で200cmまで成長する大型のヘビです。

寿命の長さ

ブラジルレインボーボアの寿命は平均して15年~20年です。飼育下では長生きさせやすく、寿命は20年を超えることがあります。

ブラジルレインボーボアの飼育環境

ブラジルレインボーボア

必要なケージの大きさ

ブラジルレインボーボアになどの地表棲のヘビに必要なケージの大きさは、とぐろをまいたときの3倍~5倍の床面積が必要です。目安となるケージの大きさは90cm(横幅)×45cm(奥行き)×40cm(高さ)で、終生飼育することができます。

木の上に登るのも好きなので、高さのあるケージを選んでおくと、立体的に活動を見せてくれますよ。

おすすめの爬虫類用ケージで紹介しているので、ご参考ください。

床材

ブラジルレインボーボアの床材はベビーの頃は保湿性が高いヤシガラマットを使い、成体になるとフンの交換が楽なペット用のトイレシートを使うことが多いです。

汚れている環境が苦手なので、フンはこまめに取り除き、1ヶ月に1回は全ての床材を交換してください。

商品情報と価格をチェック

水容器

ブラジルレインボーボアは水浴びが好きなので、全身が浸かる大きさの水容器が必要です。水容器には大型のタッパを使うことが多いです。

飲み水としても使うので、水は毎日交換して新鮮な状態を維持しましょう。

ブラジルレインボーボアの飼育方法

ブラジルレインボーボア

ブラジルレインボーボアは餌付けがよく、丈夫で飼育しやすいヘビです。ベビーの頃は体調を崩しやすいので、温度と湿度管理に気をつかってください。

値段と販売場所

ブラジルレインボーボアの値段はベビーが5万円~8万円で販売されています。

人気があるヘビなので爬虫類専門店で比較的簡単に見つけることができます。爬虫類の販売は対面が義務づけられており、通販では入手できないのでご注意ください。

時期が合えば全国で開催されているペット即売会のイベントに参加してみましょう。非常に多くのペットが販売されており、美しい体色の個体や珍しいモルフを見つけることが出来ますよ。

飼育に適している温度

ブラジルレインボーボアに適している温度は24度~28度と高い温度を好んでいます。

低温に弱いので、冬はケージ全体を暖める暖突(だんとつ)と床下から暖めるパネルヒーターを併用して、保温します。パネルヒーターを使うときは、暑くなったときに逃げられるように、床全体を暖めるのではなく、床面積の1/3ほど暖めるようにしてください。

おすすめの爬虫類のヒーターで紹介しているので、ご参考ください。

飼育に適している湿度

ブラジルレインボーボアに適している湿度は50%~60%です。

ベビーの頃は乾燥に弱いので、床材に水苔や湿らせたヤシガラマットを使うことで保湿しやすい環境を整えましょう。成体になると水容器を入れておき、湿度が下がったら霧吹きをしてください。

おすすめの餌

冷凍マウス

ブラジルレインボーボアの餌は冷凍マウスや冷凍ラットを与えます。冷凍ラットは栄養満点で、これだけで最後まで飼育することができます。

餌は冷凍ラットをビニール袋にいれて、35度のお湯で解凍してから与えます。その後、冷凍ラットの水気を拭き取り、ピンセットで口先までもっていきます。

餌の頻度は成長期のベビーの頃は3日に1回は与え、大人になると肥満防止のために1ヶ月に2回まで減らします。餌の量の理想は、体重の管理をこまめに行うことで、体重の増減によって餌の量も調整することです。。

詳しくはヘビにおすすめの餌で紹介しているので、ご参考ください。

ブラジルレインボーボアについてまとめ

ブラジルレインボーボア

ブラジルレインボーボアは赤色と黒色のコントラストがはっきりとしており、光沢のある虹色がとても美しいです。

体が丈夫で餌付けも良いので、飼育しやすいです。慣れてくるとハンドリングもできるので、ふれ合いも鑑賞も楽しめます。興味を持たれたからはぜひ飼育に挑戦してみてくださいね。

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  • この記事を書いた人

高木 浩二

ペットの中でも熱帯魚が一番好きで、飼育履歴は10年以上あり、ペットショップでアルバイトをしていました。今は多くの書籍やショップ店員との交流で最新情報をアップデートしています。あいまいな情報をなくして、はっきりと最後まで責任を持って飼育ができるのかどうかイメージを湧いてもらえるようにしていきます。正しい情報の掲載に努めてまいりますので、よろしくお願いいたします。

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